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2015年07月23日

【古墳の正体】荒れ地を開墾して田畑を作ることによって生じた土砂の盛り土【豪族使役説、墳墓説に非ず!】

【古墳の正体】荒れ地を開墾して田畑を作ることによって生じた土砂の盛り土【豪族使役説、墳墓説に非ず!】
私が生まれ育った家(今は弟一家が住んでいる土地)のある場所は、かつては周りを田んぼに囲まれたなだらかな田園地帯でした。

家の隣には富士山の伏流水が流れ集まってできた清流が流れ、家の裏の岩場からは、雪解け水が顔を出して、小さな泉を作っていました。


家から50mほど下に、田んぼと並行して流れる川の上を横切る小さな川が流れていました。
川の上を、簡単な古いコンクリートの堰が浮いているような感じです。

※下、というのは南、上は北の方角を表します。
 この土地で育つ人は、毎日の生活の中で方位を常に意識していて、道案内する時にも、「ここを東に曲がって」とか「南に下って」など方角で示すので、他所から来た人はビックリするようです。



小学校時代、社会科の勉強でフィールドワークにでかけ、その小さな川が、昔の人が作った遠くの川から田んぼに水を引く「用水」だと知った時には、驚きました!

そう言われてみれば、魚やウナギが住んでいた清流は、周囲の田んぼより低いところにあり、そのままでは田に水は引き込めません。

一年中水が枯れることもない豊かな土地で、まるで自然にできたかのように見える美しい田んぼも、長い時間をかけて、この土地に住む人々が開墾、整地してきたんだなあと、自然との調和と人々の苦労に思いを馳せたものです。



そして、眼下に拡がる田んぼの間に、こんもりとした小山、古墳のような小さな丘が、いくつかありました。
そこだけ、大樹が生い茂り、小さな祠が祀ってある所もあります。

平らな土地に、どうして小さな山ができているのか不思議だなあ。

縄文土器も出土する日本最古の集落があった遺跡も近くにあるから、大昔から住んでいた人々が作った古墳なんじゃないのかな、誰かえらい人の御墓なのかなあと、幼な心におぼろげに考えていました。


そうです。

私たちの子供のころは、【大規模な古墳 = 天皇の墳墓】、【小さな古墳 = 豪族や権力者の墓】
だと、教科書や本に書いてありました。

エジプトのピラミッドのように、虐げられた民が、権力者にこき使われて、イヤイヤ作っているような絵図と一緒に、古墳は権力の象徴、豪族たちが権威を誇示するために民衆を使役して強制的に作らせた墳墓だという「左巻き」の学説が、歴史や考古学の主流となっていました。


しかし。

すっかり成長し、東北のこの地に嫁いできてから、(本当に古墳は権力者のお墓なのかなあ)と疑問に思う場所に出会いました。

ときどきお詣りに行くとなりの市にある神社は、見渡す限りの田園地帯の小高い丘にあります。

日本三大絶景に劣らないと云われた、「象潟」の隆起したちいさな陸のような、こんもりとした小山のような場所に、大樹と古い神社が祀られています。

ずっと平らな土地に、どうして丘があるのだろう?
隆起した土地だとは、とても思えないし。


そんなとき、お友達からこんなワクワクする耳寄りな話題を教えてもらいました。

私の故郷の県で、道路建設予定地の神社跡から、驚くべき素晴らしい遺跡が発掘されていたこと。

当然私が知っているのかと思っていたようですが、実は、

・・・全く知りませんでした! ゜ +.(ノ。’▽’)ノ*.オオォォ☆゚・:*☆。

発見されたのは、2008年、私が転居してからのことです。

もしも、まだ静岡にいた頃にこの大発見を知っていたら、すぐに飛んで往って、発掘現場を見に行っていたと思います。


「高尾山遺跡」が壊される…静岡県沼津市、道路建設めぐり揺れる
2015年7月8日
ライブドアニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/10321708/

日本の古代史が変わるかも?「高尾山古墳」
※この記事は2012年8月に公開しました。
しずふぁん
「まるちゃん」さん執筆
http://shizufan.jp/netamap/tobu/55279/


高尾山古墳 (沼津市) 全景(Saigen Jiroさん撮影、Wikimedia Commonsより)


そして、数日後の「小名木善行 ねずさんのひとりごと」
で、またしても嬉しい学びが・・・☆

古墳のお話
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2697.html

<前略>

>豪族たちが自分の墓を作るために民衆を使役して盛土したのではなくて、その豪族さんを中心に、みんなで努力して新田を開墾し、結果として残土処理のための小高い丘(盛土)ができたから、そこにあとから中心者となってくれた豪族さんをお祀りしたのです。
そこにあるのは、「あの人のおかげで、こうして広い土地ができ、田んぼができ、お米がたくさんとれるようになって、みんなが腹いっぱい飯が食えるようになった」という感謝です。

>そのどこがどうしたら「豪族が自分の墓を造るために民衆を使役した」となるのか。
まるで「あべこべ」です。

>ですから、私などが子供の頃は、お年寄りたちは、「偉い学者さんというのは勉強ばかりしているから、頭が変になるんだねえ」と、可笑しそうに話していました。
学者さんたちの「豪族使役説、古墳墳墓説」などは、ただの奇説、珍説の類(たぐい)でしかなかったのです。

>ところがいつの間にか、そんな「たわごと」にすぎないご高説が、いまではすっかり定説どころか常識化してしまいました。
日本人が土木作業をしなくなったからと言ってしまえばそれまでですが、あまりにも低レベルな話に、むしろ驚いてしまいます。

<中略>

>最後にもうひとつ古墳に関するお話を書いておきます。
今、東日本最古・最大級の古墳である「高尾山古墳」が潰されようとしています。
この古墳は、西暦230年頃に築造されたもので、卑弥呼が埋葬されたといわれる箸墓古墳(奈良県桜井市)よりも古いものです。
全長62.178m、周囲には、幅8~9mの周溝が巡らされ、周溝の底から墳頂までは4.679mもあります。
これは古墳出現期としては全国でも屈指の規模の古墳です。

>この古墳が発見されたのは2008年のことで、沼津市中心部と東名沼津IC・国道246号方面を結ぶ都市計画道路「沼津南一色線」の建設のために、その計画線上にあった2つの神社が移転となり、さらに工事を進めようとしたところ、神社の跡地の下から巨大な前方後方墳が出現したのです。

>ところが沼津市は、この古墳を壊して道路を建設する方針でいます。
そして2016年までに発掘調査を済ませ、2017年から道路工事に着手するのだそうです。

>私は、道路工事には賛成です。
ですが、古墳の取り壊しには反対です。
古墳は、その地が開墾された大きな証です。
沼津に「高尾山古墳」があるということは、西暦230年には、このあたり一帯が広く開墾されたということ、そしてその大規模な開拓工事が行われるだけの技術力が、この地にあったことを示している大切な遺構だからです。
これは地域の誇りです。

>ちなみにこの古墳も、「埋葬は西暦250年頃」と推定されています。
つまり、古墳ができた時期と、埋葬の時期に隔たりがあるのです。
理由は、上をお読みいただいた方には、もう明らかだと思います。


<後略>


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ねずさん、こと、小名木善行(おなぎぜんこう) 先生をご存知の方も、たくさんいらっしゃることと思います。

私も、毎日のようにブログを拝読させていただき、読むたびに心の汗を流しています。

農作業の合間などに、毎朝、『修身』『道徳』『国語』『社会』の授業を受けている気持ちになります。

拙ブログでも、ご紹介させていただくこともありました。

何年も前から、「ねずさんのひとりごと」「日本が好きなだけなんだよ」から、多くの大切なことを学んでいますが、それについてはまた、いずれの機会に。



高尾山遺跡を取り壊さないで! by 高尾山遺跡を保存する会 というキャンペーンサイトがあります。賛同される方がいましたら、アクションをよろしくお願いいたします。





東日本最古・最大級の高尾山古墳を取り壊さないで!

 西の卑弥呼と対峙していたであろう東の王、卑弥弓呼(ひみここ)。その墳墓であるかもしれない高尾山古墳は、平成20年に発見された墳丘長62mの東日本最大級の前方後方墳です。築造は西暦230年ごろと言われ、東日本最古級でもあります。

 沼津市は、完成まで最低でも数年はかかるという都市計画道路建設の為に貴重で重要な文化財である高尾山古墳の取り壊しを5月に決定しました。

 そして6月24日の一般会計予算決算委員会で古墳を削り取りながら記録調査していく調査発掘費を含む補正予算案を賛成10名、反対3名で可決、その結果を受けて30日の本会議最終日には賛成21名、反対6名で可決しました。
 予算執行するのを決める沼津市長は「ただちに予算を執行しない」と発掘調査を一時保留し、古墳保存と道路建設の在り方を再び検討するとしましたが、検討結果次第ではまだまだ取り壊しの危機にある状態に変わりはありません。保留ではなくこの予算の執行を停止し、引いては調査発掘を撤回してもらうよう働きかけを続けていきます。

 同時に、沼津市内外に高尾山古墳の希少性、重要性を知っていただき、直面している危機についてお伝えし、保存に向けてのお力添えをお願いしていきます。

 今後は高尾山古墳保存に向けての書名をいただくと共に、古墳を現状のまま残すことのできる道路建設や、古墳をいかに保存し活用していくかについての皆さまのお知恵、アイディアをお知らせいただければ幸いです!

FBやツイッターでご意見をお聞かせください! #沼津高尾山古墳

FB:https://www.facebook.com/takaosankofun

Twitter:https://twitter.com/takaosankofun

【追伸】沼津市長が予算執行を保留した理由に「世間で注目を浴びている。強行すると沼津市のイメージダウンになる」を挙げました。
皆さまのご署名が沼津市長を動かしました! 本当に有難うございます!

今後ともご支援、よろしくお願いします!!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


神社の下に、古い遺跡、古墳があるらしいと、昔から伝えられていたということにも驚きます。

日本全国で、重要な遺跡や古墳が、数多く発見され、中には大切に保存されているものもありますが、ほとんどは、発掘調査を終えると、計画通りの道路や建設用地として整地されてしまっていることと思います。

なかには、大切だとわかっていながら、建設を優先して、しっかりとした調査もされず、供養や祀ることもないまま、この世から忘れられてしまった遺跡や古墳も、たくさんあることでしょう。

今回、大変古い時代の珍しい古墳だということもあり、地元の方や考古学ファンから、保存を望む声が多く挙がっていることは、素晴らしいことだと思います。

開通すれば便利になる道路が、あと少しで・・・。


どういった形で保存できるのか、多くの方で知恵をしぼっていただいて、良い方向へ行くといいなと願っています。

たとえ、しっかりとした形での保存が叶わなくても、多くの人がこの古墳の存在を知り、そこに祀られている方や住んでいた人々の生活や思いを想像し、巡らせることが、素晴らしいことだと思います。


実は、私が小学生のころ、小学校の学区内で大規模な縄文時代の古墳が発掘されていました。
私は、まだ中学年だったので少し離れた場所まで出かけなかったのですが、兄とその友人たちが発掘現場へ自転車で出かけては、土器のかけらなどを拾ってきていました。

私はそこに刻まれている、さまざまな縄目文様に魅了され、手にとっては、それを作った人や使っていた人の思いや生活の様子を想像するのが大好きでした。
中には、豚の鼻のような珍しい形の土器のかけらもあり、今思えば、ものすごく貴重な土器の一部だったのかもしれないと反省しています。

現在、その発掘現場は、住宅地やスーパーなどが建ち並ぶ一角となっています。



自分たちが暮らしている土地は、遥か太古の時代から、人々が暮らしてきた場所です。

ご先祖様たちが連綿と営んできた生活や願いに思いをせ、守らなくてはいけない自然や環境、日本人の心を、大切に守っていきたいという思いを、改めて強く感じています。



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Posted at 2015/07/23 23:51:06

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この記事へのコメント

2015年7月24日 0:26
エジプトのピラミッド建造に関しても、「権力者による強制的な使役では無かった」・・・みたいな説がありますよね。

古代史って興味深いですよね☆

タイムマシンに乗って実際の様子を見に行きたいです。
コメントへの返答
2015年7月24日 0:46
そうそう。権力者はもれなく「悪人」にしちゃう、共産主義者の思惑通りに。
ピラミッドは公共事業だという説が、今は有力みたいね。

私は教員時代に、フィールドワークで偶然出会った元教師をされていた叡知あふれる大先輩から教わったことで、歴史の見方が変わりました。目から鱗(☆∀☆)

「この辺りの農民は、少しも搾取された気の毒な立場なんかじゃなかった。慶安の御触書のおかげでね」

農民、庶民は虐げられた一方的な「被害者」で、権力者や施政者は「絶対悪」だとどうしても仕立てあげたいヤツラが、教科書も教育もねじ曲げてきたのね!
2015年7月24日 8:06
おおおおお!(;゚∀゚)
日本の古墳も、ピラミッドと同じ類いのものでしたか!
これは知りませんでした。

「時の王が、自らの権力を未来永劫誇示するために、おびただしい数の奴隷へ強制労働させた」
という、欧米の歴史を基準にした(或いはさせられた)から、長らく本来の歴史が伝わってこなかったのですね。
ピラミッドやスフィンクスを発見した欧米人は、自分たちの文化に照らし合わせて「これは相当な数の奴隷を動員したんだろうな」と思いこみ、それが実は良き王への感謝の形と知って驚いたといいますし。

欧米の歴史は血なまぐさい。
寒く、開墾しても開墾しても石ころばかりで、ジャガイモや山葡萄くらいしかまともに育たないから、その分気持ちも荒んでくるのでしょうか。
だから大航海時代には、自然豊かな南米やアジアへと、侵略せずにはいられなかったのでしょうか。
まさにルサンチマン。

そして、そういった「絶大な権力で以て民を虐げる王と、それに抗う弱き民」という構図は、世界中の共産主義者にとって肌に馴染むのでしょうね。
コメントへの返答
2015年7月24日 17:21
>日本の古墳も、ピラミッドと同じ類いのものでしたか!

この説には、私も震えました!
全てがつながっていく。パズルのピースが嵌っていく!

古来からの日本人の価値観と相反する、自己中心的な搾取と略奪の歴史に裏付けられた「欧米」と「大陸」の価値観しか持たない反日勢力が、真実を曇らせていたのですね。

小学生時代から四大文明や遺跡の本を読み漁っていましたが、なぜか惹かれるのは登呂遺跡やインカ・アステカ・マヤなど南米、エジプト文明でした。
ふじぃさんもご存じと思いますが、インカ帝国の末期。捕らわれた王様を救うためにピサロの言う通り国中から部屋一杯の金銀を集めて差し出したのに、まんまと騙して全部奪い取ったスペイン人の強欲、狡猾さに、人としてなんと恥ずかしい行為なのかと怒り心頭でした。
容易く信じてしまったインカの人々の迂闊さは、お人よしの無知な日本人とも被ります。

支那人と同じく欧米人も、武力で脅して勝手に領土を奪い植民地化することを、未だに正当なことだと思っていることを、私たちは自覚しなくてはいけませんね。
来日したオランダ国王も、かつて植民地だったインドネシアを独立させた日本を苦々しく思っていますが、我が国のバナナ皇太子妃は白人至上主義者なので、愚かなことに反日国に尻尾を振っています。
新婚旅行先に日本を選び、震災の鎮魂にいらしてくださったブータン国王にシンパシーを感じるのが、日本人だと思います。

>「絶大な権力で以て民を虐げる王と、それに抗う弱き民」という構図

こうした物語がどうしても必要だから、「アベ独裁政治」とかレッテルを張りたくて仕方ない共産主義者と反日勢力。天皇制反対だったのに、残念ながら反政府的お立ち場をお見せになる両陛下に対してはシンパシーを感じている共産党。
支那、南北朝鮮、自国の首相、アメリカ大統領。
フラットな目で見て、日本にとって一体何処が、誰が脅威で敵対しているのか。正当に判断できない共産主義者や反日勢力は、日本と中国+朝鮮が戦争状態になっても、「敵は内にあり」と中国・朝鮮を庇い、総理弾圧を叫び続けるのでしょうね。
2015年7月24日 8:42
神戸も上、下って方角を言います。

震災後、復旧復興作業が落ち着いて来たころ神戸市教育委員会文化財課発注の試掘・発掘調査を担当していたことがあります。

建物の倒壊跡や建設予定地を考古学の先生と一緒に重機や人力で試掘して価値のある土器や遺構などが見つかれば本格的な発掘調査になります。

重機はバケットに平爪を装着し少しづつ掘り下げるオペも繊細な感覚とテクニックが要ります。
古い出土品を傷付けないように普段の土木建築とは違う作業道具を使いました。

時々、歓迎されないやばい物も出てきて冷やっとしますが・・・

宝探しの様に何か出て来ると興奮したり、昔の人達の生活を想像するのは本当に楽しいものでした。

出土品や埋蔵文化財の写真、調査結果はここに保管されます。
http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/center/center/index.html

貴重な遺跡が見つかり大掛かりな本発掘になっても調査が終われば殆どの場合、埋め戻されたり構造物が上に建ってしまいます。

残念ですが、現在の土地には地権者の方がいるので仕方ないのですね。
コメントへの返答
2015年7月24日 17:50
さすがは、「インディ・ジョーンズ」♪
発掘調査、作業にも携わっていらしたのですね。

>重機はバケットに平爪を装着し少しづつ掘り下げるオペも繊細な感覚とテクニックが要ります。
>古い出土品を傷付けないように普段の土木建築とは違う作業道具を使いました。

剛柔併せ持つ、技術と精神力。
小学生時代、考古学者にあこがれたこともありました。
カッコいいですね~…..φ(〃∇〃 )))

神戸市埋蔵文化財センター、覗いてきました♪
Mikkolaさんが携わったのは、どの時代の遺構なのでしょうね。
神戸周辺も、海が近く、美味しくてきれいな水が豊富にあった場所だから、昔から人が居住していたのでしょうね。

海と川と湧水と山。方角を上と下で表す。Mikkolaさんが暮らしている神戸と私が住んでいた街とは、共通点がありますね♪ …都会と田舎、ですけどね。

>残念ですが、現在の土地には地権者の方がいるので仕方ないのですね。

そうなんですよね。もともと公共の場からの出土なら、保存することも可能かもしれませんが、所有者や周辺に暮らす人のことも考えての保存でなければ、エゴになってしまいますね。
私の勝手な想像ですが、遺跡の「元の主」のお方は、祀ってほしいとは望んでいないのかもしれません。
後世の日本人が、その時代に思いを馳せ、その時代に力を合わせて平和に暮らしていた人々に敬意を抱けば、あとはあなたたちも幸せに仲良く暮らしなさいと、きっとお望みではないかと信じています。
2015年7月24日 20:12
こんばんは。

マルクス主義に染まりきった学者達の頭の中だけの存在でしょうね、日本の奴隷制は。
日本はずっと共同体社会でやってきたと思いますし、権力者や指導者は居ても独裁者は居なかったと思います。
そんな人が出てきてもすぐに排除されてしまう気が。
天皇家のあり方がそれを象徴してると思うんですけどね。

古墳が奴隷制の証拠的な扱いをされていることも、今ひとつ保護活動が活発にならない理由かもしれません。
しっかりと研究して、古墳は自分たちのご先祖が誇りを持って創った記念碑だったという事を明らかにしていって欲しいですね。
コメントへの返答
2015年7月25日 4:40
ニシモティさん、おはようございます♪

>日本はずっと共同体社会でやってきたと思いますし、権力者や指導者は居ても独裁者は居なかったと思います。

そうですね。大昔から、自然に宿る神様を信仰し、小さな集団、村、近くの村と村で協力し合って生活してきた痕跡は、遺跡からもわかっていますね。
「権力者」や「指導者」に該当する人も、異常気象や災害に敏感で予知できる人、天気が読める人、長く生きて経験や知恵のある人、人の心を掴み佳い集団を形成できる人格者など、人々から慕われ頼られていた存在だったに違いありません。その結果、感謝の気持ちで死後に祀る墳墓を作ったのですね。無理やり作らされたのではなく、田畑を整地するために出た土砂の盛り土を利用して。

その後、小さなコミュニティから次第に大きな村や集合体が形成されて、共通の神様や指導者のもとで、災害や天候不順、外からやってくる外敵などにも力を合わせて立ち向かっていった。常に神様や自然に感謝しながら、季節ごとにお祭りをして、作物が実れば感謝を捧げ、ニコニコと笑いながら暮らしていたのが、私たちのご先祖様なのですね。

島国だったおかげで、外敵からの侵略、搾取から守られて、独自の文化、歴史、宗教観や倫理観が生まれ、長い間、そう、今から70年前までは、家庭の中で、学校で培われてきた日本人としての資質。

日本や世界の歴史を学ぶとき、時代や支配した人、転換点となる事件だけがクローズアップされてきた気がしています。しかも、支配する側とされる側、という左翼的、共産主義者の目線で。

庶民、農民が、神様や施政者に対して感謝の気持ちを持ちながら、結構幸せに暮らしていた事実を知ることが、世界でも稀な外国に支配された歴史のない「日本」の歴史だということを、子供たちに伝えたい。そう思って教科書からだけではわからない社会の勉強を、子供たちとしてきました。
それも、「慶安の御触書」のことを教えてくださった「昔の真っ当な立派な先生」のおかげです。

今、GHQや共産主義者、左翼、エセリベラル、日本を貶め愚民化させたい勢力の存在がはっきりとわかり、そこから脱却して「日本を取り戻す」転換期がやってきています。
2015年7月25日 21:50
稜線お嬢様こんばんは。
高校の時にそういう(どういう?)部活に入ってまして、民家の裏山で見つかった古墳を発掘した事が
あります。
古墳時代末期の横穴式の古墳で、須恵器といわれる土器が出てきた時はちょっとした感動でした。
凡そ1400年の時空を超えて自分の掌にあるわけで、当時の人々がどんな生活をしていたのかに思いを馳せたものです。
高尾山古墳は大変興味深いですね。
水銀朱や鏡の存在はやはり相当な実力者であった可能性が高いと思います。
文字が無かったことや、支那の文献や記録がえー加減なせいで謎が多い古代史ですが、近年の吉野ヶ里や三内丸山などを考えますと、私は日本の歴史というのは思っているよりも、もっとずっと古い
のではないかという気がするんですよ。
コメントへの返答
2015年7月26日 14:58
辛口先輩、こんにちは♪
郷土研究部、のような活動でしょうか。高校生にも発掘作業を任せてくれる教育委員会も、粋ですね。優秀な学校の、信頼の厚い部員さんだったのですね♪
古墳時代末期の横穴式古墳!浪漫があります(>∀<人)

私も実は、土器を自作する趣味がありまして…。学生時代に陶芸の授業があり、陶器やランプシェードなどを製作しましたが、物足りなくなり、子供の頃に手に触れていたあこがれの土器を昔の方法で作ってみたくなって。
まずは陶芸用の土で試作。続いて、地層から粘土層を探したり、田んぼの土を深く掘って粘土を取り出して、コツコツ作っていました。石や塊が入ると簡単に割れてしまうので、取り除いたりすりつぶしたり。縄目の文様も、ひもを使って簡単に付くのかと思いきやなかなかはっきりとつかなかったり。乾燥させて、庭で野焼きしました。大昔の人も、こうやって作ったのかなあと思いながら(´∀`b)bルン♪゚+.*゚

高尾山古墳も富士山の麓ですが、まだ見つかっていない古墳や遺跡が、富士山周辺に絶対にあると思っています。山頂から煙を出す聖なる山への信仰と、豊富な水、移動手段に使え、魚も取れる川、ドングリ、クリもある森、そこに棲む小動物たちの狩猟。多くの人が、住みやすいこの地に暮らしていたと思われます。
大和朝廷、飛鳥時代の中心地は関西だっため、東の文化については資料が少ないは残念です。蝦夷征伐の対象となってしまっただけであれば、東北のアテルイなど、独自の発展をしながら平和に暮らしてきた人々と共存できなかった悲劇と、高尾山古墳もイメージが重なります。

いつの時代も、施政者、権力者は自分たちに都合のいい歴史を後世に残そうとしたのだと思いますが、私の中には、自分たちの村を守ろうとみんなで力を合わせて戦った人の記憶やDNAが残っているような気がしています。
だから、口先だけで「戦争反対」「9条を守れ」なんて云っている覚悟のない利己主義な人は、敵に思えてしまいます( ゚Д゚)ゴルァ!!!!

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