
生産台数僅か44台のマツダ パークウェイロータリー26
弊「運行日誌」でも何度か取り上げていますが,数年前に,ドイツのマツダディーラーである,オートフライさんが建設中のマツダミュージアムに収蔵されるため海を渡りましたが,ひょんなところで最近の画像を見つけました。
(出典:oldtimer-tv.com)
http://www.oldtimer-tv.com/oldtimer/DE/news/index.php?Seite=550
ドイツの道路を走行する画像もありますが,タイヤや駆動系のノイズでエンジン音がかき消されて,あまり聞こえません。
なんと言っても,右ハンドルのパークウェイロータリー26が,横長ナンバー(赤文字は仮ナンバー?)を付けて右側通行してるのに違和感アリアリです。
僕は大型免許を持っていますので,この超希少なマイクロバスを一度だけ運転させてもらったことがあるんですが,思いのほかよく走るんですよ。
当時のマツダのフラッグシップサルーンであったロードペーサーの重量は1,575kgでしたは,その2倍近い2,750kgもあるバスに,基本的に同形式の13Bロータリーエンジンを搭載したので,さぞや走らないだろうと思われがちです。
現在のマイクロバスは,ディーゼル(ターボ)が主流でしたが,当時のマイクロバスって,2,000ccクラスのガソリンエンジンが主流で,ディーゼルエンジンを搭載したマイクロバスはそれほどいなかったと思います。
恐らく当時は,振動の激しいトラック用のディーゼルエンジンを敬遠されたのかもしれませんが,日産のシビリアン等は,キャラバンなどに搭載されていた100馬力にも満たないH20型のOHVエンジンでしたので,いかにハイパワーで静粛なエンジンであったか(笑)
運転はおろか,見たこともない方が,勝手な想像だけ好きなことを書いていますが,パークウェイロータリーが走らないなってことはなく,パークウェイ専用のポートタイミングや,ローギヤードな設定の4速コラムシフトを駆使すれば,現代のマイクロバスに負けないくらいの動力性能を誇ります。
エンジンが,運転席後ろの床下に搭載されているので,ロータリーサウンドとマイクロバスと思えないような豪快な吸気音が聞こえてくるので,スポーツカーを運転している気分にもなれます(笑)
弱点と言えば,REの特徴でエンジンブレーキが利かないのと,ディーゼル車のように排気ブレーキがないので下り坂が怖いってところでしょうか^^;
2007年に本家ブログで書いた,試乗記は下記です。
http://blue.ap.teacup.com/koji/1013.html
マツダパークウェイロータリー26の排気音です。(暖機運転中)
フォトギャラリー:生産台数44台!マツダ パークウェイロータリー26(その1)
https://minkara.carview.co.jp/userid/236785/car/129958/2860478/photo.aspx
フォトギャラリー:生産台数44台!マツダ パークウェイロータリー26(その2)
https://minkara.carview.co.jp/userid/236785/car/129958/2860500/photo.aspx
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Posted at
2015/08/16 00:18:09