今回はトミカのいすゞエルフ7代目モデルを御覧に入れます。
トミカの所謂
「働く車シリーズ」
のラインナップを拡充する為にも重要な車種であるいすゞエルフ、実車が2023年3月にフルモデルチェンジして7代目へ移行してからも、
標識車や
アート引越センター仕様そして
軌陸車が6代目モデルにて発売され続け、私はその度に実車がフルモデルチェンジしている事を記して参りましたが、製造元のタカラトミー側からしましたらそんな事言われなくても分かっているという訳でして、2024年10月19日、漸くと申しますかトミカにもエルフの7代目モデルがラインナップに加わりました。
そろそろ実車につきましても見掛けない日が無い迄になったエルフ7代目モデル、既に何度も記して参りました通り、フルモデルチェンジながらキャブスタイルも根本から一新されたのは標準キャブのみで、ワイドキャブとトミカがモデル化しているハイキャブにつきましては、6代目モデルの基本形状を踏襲しております。
何れもいすゞの新たなブランドアイデンテイティである
「ワールドクロスフロー」
を採り入れたフロントグリルが特徴で、同じく2023年8月にフルモデルチェンジした中型トラックのフォワードにも採用されております。
実車のキャッチコピーは
「ワクワクするNEWSが走り出す。」
で、最近では
「だれでもトラック」
なるキャッチコピーにて、更には本田翼をCMに起用して最大積載量1トンクラスのエルフミオを売り込んでおりますが、そのだれでもトラックことエルフミオは早い話がライトエルフ
(1967年8月に2代目モデルの先行として発売、1971年4月にエルフ150へ改称)の末裔でございます。
トミカ版の荷台の仕様はごく一般的なバンボディ車で、6代目モデルでも箱車だけで様々な仕様が存在しましたが、今回は、何とまあバンボディにもトミカの箱絵を描いたという奇怪な出で立ちとなっており、外観上の最大の特徴でもあると共に意表を突かれた次第です。
なおエルフ7代目モデルに席を譲る形にて、
トヨタアクア2代目モデルが廃番となりました。
私がエルフ7代目モデルのトミカを購入したのは11月2日です。
店頭では悉く売り切れという有様で、発売日より2週間が過ぎてからの入手となりました。
先述しましたように、バンボディはトミカの箱絵が延々と描かれたデザインです。
何もこんなふざけた事しないで、普通にカタログモデルにすれば良かったのにと思ったのは、私だけではない筈ですが如何でしょうか。
ギミックはバンボディ(荷台)の後部観音扉の開閉です。
バンボディ自体は6代目モデルの各々仕様から流用しております。
下回り。
前車軸側にベトナムと突っ慳貪に記されております。
なおフロントバンパーは、6代目モデルが下回りの延長にて再現していたのに対し、今回の7代目モデルは車体側から再現しているのが相違点です。
バンボディ車同士且つ同色系の方が新旧の比較がしやすいのではと思い、6代目モデルの1台であるアート引越センター仕様と並べてみました。
6代目モデルはトミカそのもののデザイン再現が大雑把だった頃の1台でもありますので、やはり7代目モデルの方がスタイルの再現度が高い印象です。
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Posted at
2024/11/08 20:17:19