
これ、評判が高いので見てきました。
松たか子さんが出演されてる映画は
「土を喰らう十二ヵ月」「ラストレター」を見て以来だけど、圧倒的に見ていない作品が多いな。
評点4.4 なかなか出ない数字です。
率直な感想として、タイムスリップものとして捉えると、エンタテインメントとしてよく出来ている。
松たか子の安定した演技で不安は一切ない。 何をやっても人の寿命は決まってる様で、過去を変えてしまうと、周辺の未来が変わってしまう。
硯駈(スズリカケル)(松村北斗)とカンナ(松たか子)は会話を交わさない程夫婦関係が希薄になり、離婚となったが、まさか離婚届を出しに行く日に、硯駈が駅でホームから転落した赤ん坊を救うために助けに行ったところ、轢かれて死んでしまった。
舞台美術の仕事をしているカンナは、ある日、急な呼び出しのために仕事場へ行ったが、途中の首都高三宅坂JCTで起きたトンネル崩壊事故付近で、
2009年8月1日にタイムスリップしてしまう。 すると、まだ見ぬ20代の駈に出会ってしまう・・・。
時空の歪みがあると判り、険悪だった夫婦関係、死んでしまった夫を死なせない様に過去を修正する度に上手く行かず、過去と現在を往復するカンナ・・・。 しかし、15年前の駈を好きになってしまう。 どうにか駈を生かしておくには、自分と結婚しなければいい・・・。
そうした工作を何度も繰り返しては予期せぬ事態が待ち受けている・・・。
20代の夫に出会ってしまうと、当然20代のカンナともニアミスしてしまうわけで、20代のまっつぁんは、明らかに20代当時の初々しい姿で、あれVFXというか、CGで作ったんだろうな。 エンドロールでVFXの会社が出て来てましたし。
20代の空気感が違いますもの。
映画でのマンションのセットがよく出来ていて、天井がなくて間仕切りが少ない間取りはいいというか、実際にファミリー向けマンションで、配管むき出し物件はないだろうな。
2009年の8月と2024年をジープラングラーで往復するのですが、決定的な時代の違いは、ガラケーとスマホの存在ですね。 2009年時点だと、ワンセグチューナー付きのガラケーが主体でしたから、スマホが…忘れましょうw
というわけで、松村北斗の演技も恐竜の研究職という背景も含めてそれはとても良かったので、いい映画でしたね。
まっつぁんが出演した過去作品を振り返ると、ジュリーが出ていた映画「土を喰らう十二ヵ月」 2022年制作
岩井俊二監督の「ラストレター」は2020年制作ですか。月日が過ぎるのが早い!
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2025/02/20 22:36:28