
インターネットプロバイダーの老舗、IIJが手がけるMVNOサービスIIJmioがついに音声サービスを投入しました。IIJmioは昨年3月まで使っていてコストパフォーマンスの良さに満足しておりましたが、MNPでauのiPhone5へ移ると同時に解約しました。
さて、今回の音声通話対応でキャリアのサービスとほぼ同等になりました。そこで、2年間使った場合のキャリアのサービスとの費用比較を行ってみたいと思います。
まず、左表の通り、2年間の総額ではみおふぉんが安いです。月間で使えるパケット量がドコモとは異なるので直接の比較は出来ませんが、実際にはドコモ(をはじめ各キャリア)の7GBまで到達することはまずないので問題無いでしょう。ちなみに、私の場合、3GBあれば十分です。
iPhone5S(16GB)の代金を加えた場合、ドコモは月々サポートで2年間で実質0円となり、ファミリーシェアより安くなります。MNPの場合、今月に入ってからドコモでも5Sが一括0円が見られるようになったため、月々サポート分2,940円x24がそのまま値引きされます。更に、「
ドコモにのりかえ割」で基本料780円が2年間無料となります。この場合の2年間の費用は
\160,470-\2,940x24-\780x24=\71,190
となります。
MNPの場合はやはりキャリアの端末一括0円と月々サポートが大きいです。店によってはキャッシュバックがありますので、更に差が開きます。
上記の例はiPhone5Sで書いていますが、IIJmioはドコモのMVNOなので、基本的にドコモのスマートフォンであれば使えます。ドコモのスマートフォンを安く手に入れることが出来れば安く運用することが可能です。まとめると次の通りです。
■やはりMNPがお得
MNPの場合、端末を一括0円もしくはかなり安く購入出来る場合が多いです。月々サポート(ドコモ)、毎月割(au)、月月割(ソフトバンク)の端末購入費用補助があればその分丸々値引きとなります。
■端末があればMVNO
以前使っていたもしくはヤフオク等でドコモのスマートフォンを調達した場合、あるいは月々サポートのない端末の場合はMVNOのほうが安く上がります。
携帯3社がこの1年にバラ撒いたキャッシュバックが1兆円という報道があった通り、MNPでキャリアを渡り歩くことが今は一番安上がりになるのも事実です。この状態が長く続くとは思えません。このようなサービスとSIMフリー端末が広がることで利用者の選択肢が広がれば良いかと思います。
てくろぐ:
http://techlog.iij.ad.jp/archives/948
リリース:
https://www.iijmio.jp/info/iij/20140307-3.html
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Posted at
2014/03/09 10:01:01