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midnightbluelynxのブログ一覧

2012年11月25日 イイね!

気負

気負 連休最終日は、仲間とのテニス。空気は冷たいが空は高く晴れ渡り、絶好のテニス日和が訪れた。

 秋口にぎっくり腰を患ったり、子どもの教育上のイヴェントが重なったりしてなかなかテニスには参加できず、秋の大会もギリギリまで日程調整を試みたが結局チームに加われなかったため、練習不足の上に義理を欠いた状態。若干ならず出向き辛い状態に追い込まれていたが、このままでは更に失礼を重ねてしまうと一念発起し、自宅から一時間ほどの練習会場に向かった。


 仲間たちは、ご無沙汰していた私を暖かく迎えてくれ、スムーズに練習に加わることができた。
 ダブルスで都合12ゲームを消化。うち3回が私のサーヴィスゲームだったが、ダブルフォルトは1回だけだった上に全てキープ。ストロークはオーバーが多かったが、スマッシュやボレーは思った以上に思ったように決まった(笑)。

 スクールに通うなどして継続的に練習をしていた頃は、「練習しているんだから上手くプレーしなくては」的な変な気負いがあったが、長くブランクが空いてしまった今回は「楽しく無理せず怪我をせず」が最優先。スキルはそれなりに備わっている(はずの)プレイヤーから、余計な気負いを排除すれば相応のプレーができるのは当然かもしれない。

 決して具体的にプレーが上達したわけではないが、テニスを愛するプレイヤーとして、一つ高みに立てたような気がした。


 
 変な気負いが、成長や発達を阻害していることは他にもあるだろう。
 今日のプレーとて、義理を欠いたことを気に病み参加していなければ為し得なかった。

 目的(テニスであれば、楽しくプレーすること)を見失わず、真摯に向き合えば自ずと結果が附いてくるに違いない。


 さて、週明けからは年末モードで大忙し。テニスで心地よい疲れを得た体には憂鬱な月曜日がやってくるが、仕事も余計な気負いを排除してナイスプレーの連続といくだろうか。



Posted at 2012/11/25 20:41:52 | コメント(3) | トラックバック(0) | イベント | 日記
2012年11月24日 イイね!

狼狽

狼狽 次男と2人で過ごしていた夕方の一時、強い揺れが襲った。
 比較的揺れが少ない地域にある我が家だが、それでも強く揺れを感じた地震だった。
 正確には、振幅はさほど大きくないものの揺れ始めの加速度が強い印象。家の中の物が崩れるようなことはなかったが、直感的に「強い地震だ」と思った。


 震源は千葉県北部、最大震度は4。首都直下での地震だったのだから、揺れが大きくなるのも当然。私の感じた揺れ方を裏付けるデータを、ニュースの速報字幕が伝えていた。

 テレビの字幕をひとくさり見終え、ふと振り返ると次男がこわばり固まっている。
 「どしたの?」と声を掛けると、泣きそうな声で「怖かったの」と答えた。
 加速度の強い揺れに狼狽したのに加え、ニュース速報冒頭に流される「報知音」が耳障りで、余計に不安を掻き立てられたらしい。
 
 緊急地震速報の報知音などもそうだが、制作に際してはわざと音程を外すなどして、聞く人が不安感を催す演出を施していると伺っている。予備知識なく聴いた子どもがそう思うのだから、間違いないだろう。




 私が広島で仕事をしていた頃、勤務時間中にまずまず大きな揺れに襲われたことがあった。
 それでも震度3程度だったか。地震の多い関東ではよくある揺れだが広島では珍しく、震度や震源地の情報を得るため、揺れている最中からとっさに応接室のテレビを点けた。

 その様子を見ていた当時の上司が、揺れが収まってから声を掛けてきて「揺れているのによく動けたねぇ」という。関東に比べ地震の少ない広島出身の上司は、震度3程度の地震でも体がこわばって動けなくなってしまったのだ。
 その上司だけがたまたま臆病だったのではない。他の広島出身者や中国地方の他県出身者も、程度の差はあれ、同じような感想を述べていた。

 広島は確かに地震の発生回数は少ないが、一度発生すると地盤の緩い三角州地帯では揺れが増幅されてしまう。
 上記とは別の地震だが、1999(平成11)年の7月16日未明に発生し死者1名を出した地震では、最大震度が4だったにも関わらず当時住んでいたマンションが大きく円運動を描くように揺れ、私ですら狼狽したことを憶えている。


 中国地方ではその後、2000(平成12)年に鳥取県西部地震、翌2001(平成13)年は芸予地震と大地震が続発。住民が恐怖に慄いただけでなく、残念ながら多数の死傷者も出てしまい大きな被害を蒙った。



 今日の地震は揺れている最中は不安を感じなかったが、午前中にも東日本大震災の余震と思われる宮城県の地震が発生しニュース速報が流れていたことや、広島でのエピソードを思い出し、この地震が来るべき首都直下型地震の前触れなのではないかと連想した瞬間、不安に陥ってしまった。


 涙目で私を見上げる次男の頭を撫でながら、我が家の防災対策に不備はないか、思いを巡らせていた。


 
Posted at 2012/11/25 08:29:13 | コメント(5) | トラックバック(0) | | 日記
2012年11月23日 イイね!

広電

広電 日本経済新聞の記事『広島電鉄、23日で開業100周年 「花電車」を復元』に注目。


 私が社会人として一人前になるのを見守ってくれた、広島の街を走り続ける路面電車が今日、100周年の記念日を迎えた。現在は遠く関東に暮す身だが、大変喜ばしいニュースとして拝見した。


 原子爆弾投下に因る壊滅的な被害を蒙りながらも、3日後には部分的に運行を再開し市民を勇気付けたのは、あまりに有名なエピソード。
 戦後復興を経て高度経済成長の最中、自動車メーカー・マツダのお膝元である広島にも当然モータリゼーションの波が襲いかかるが、警察の協力を得て軌道敷内への自動車進入を禁止し定時運行を確保。一民間企業でしかない広島電鉄のために行政を動かし、公道の一部である軌道敷の占有を認めさせた原動力は、広島市民の記憶に刻みつけられた焼け野原の中を走る電車の姿と、広電への信頼感・愛情なのだと私は思っている。



 日経新聞の記事で花電車姿が紹介されている100形電車は、開業当初に配備された初代100形電車を復元したレプリカだが、戦前から活躍し原爆投下当日も運用に就いていて被爆した電車(650形)も2両が未だに現役で、この度の100周年記念臨時電車に使用されている。

 古い電車がイヴェントに華を添える一方で、私が好きだった「東洋一美しい電車」との呼び声高い旧・神戸市電の1100形は既に亡く、ほぼ同スタイルの1150形も1両が休車状態で残るのみ。運賃支払いにはICカード「PASPY」が導入され、新型電車の増備が着々と進むなど、私が広島を離れてからの変遷も著しい。

 最初の愛車・MLは広島のディーラーにお世話していただき、転居後も一度広島までドライヴしているが、ゲレンデに変えてからは広島まで行けていない。
 300GELでの広島行は果たせなかったので、現在の相棒・G320カブリオに乗り、オープン状態で路面電車と並走したいものである。




Posted at 2012/11/23 20:58:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | 鉄道 | 日記
2012年11月22日 イイね!

節水

節水 今日の通勤のお供は「水道雑誌2012年11月号」

 目次の一部をご紹介すると、
〇「論文」N-ニトロソアミン化合物の水道水源における存在実態及び浄水処理における挙動
〇「事例報告」水道事業体における原水水質障害への対応についての事例調査
〇「事例報告」利根大堰湛水池における水理・水質現象に関する基礎的研究
〇「文献抄録」家庭の節水意識の効果的な啓発:環境教育プログラムによる実証研究(ギリシャ)

 仕事の必要性から毎月読んでいる資料だが、内容の大半はよく理解できない(苦笑)。
 特に今月号は、初めて目にした化学物質名(N-ニトロソアミン)がいきなり出て来て、尚更に面食らった。
 私の専門は工事や資材の方で、浄水場の運営や水質浄化のメカニズムにはとんと疎いのだから致し方なし。「あぁ、そんなことがあるのね」程度に読み下せればいいやと割り切っている。



 読んでいて目に留まったのが、上記項目のうち最後の「文献抄録」。
 常に水不足で、年間を通じて断水が頻発するギリシャの或る地方都市において、節水の啓発が如何に効果的かを調べた結果を論文として公表したものらしい。

 ギリシャなら、節水をする前にもっと節約しなければならんモノがあるだろう、というごもっともなツッコミや、役人が税金をちょろまかして水道施設の整備が遅れているんぢゃないのか?といった、これまた有り得そうな疑惑は、この際脇に置いておく。


 抄録に拠れば、人間が文明的な暮らしを送るのに必要な上水の量は、1日当たり200リットルなのだそうだ(あくまで生活用水であって、工業生産や農地灌漑に用いられる工業・農業用水は別)。
 そのうち生命維持、つまり飲み水や調理用として用いられる水は、5~10リットルで消費量の5%にも満たない。残り大半は、主に入浴・洗濯・植木への水遣りで消費されている。

 この分析を読めば、各人が毎日ドラム缶1本分もの水を消費していることに驚くとともに、飲み水以外の消費が節水の鍵を握っていることに気付くだろう。
 飲み水はミネラルウォーターや清涼飲料、私ならアルコールでも代替できる(笑)ので、むしろ飲み水は除外して考えるべき、とした方が正確かもしれない。



 「文献抄録」の方は、親や教師の啓発如何で、子どもたちの世代や地域全体での節水意識が向上するので、継続反復的な取組みの検討を……という結論でまとめられていた。節水を啓発することで得られる便益については、業界の専門情報誌ゆえに「言わずもがな」で省略されているが、これは決して小さくない。

 水道の消費が減少すれば各家庭の水道料金が節約できるのは当然として、マクロでは原水を確保するために莫大な費用を費やして整備されるダムや堰の増設が必要なくなる。供給に要する電力や、設備の保守管理のための経費が減る。
 川下を向いても、「上水」は消費者を経た瞬間に「下水」に変わるが、上水の消費が減れば下水の量も減る。つまり下水処理に要するコストが縮減できることになる。
 少ない水道消費で成り立つライフスタイルが定着すれば、防災(または減災)対策の面でも有効だろう。

 現在の水道事業は、多くのユーザーが一定量以上を消費する(=相当する料金を支払う)ことで成り立っている側面もあるので、極端に水道使用量が減ってしまうと逆にコストアップになってしまうリスクがあるが、そこは事業の合理化やダウンサイジングといった工夫で対応してもらうしかない。



 我が家では、風呂の残り湯の全量再利用を軸に節水に取り組んでいる。仕事上の必要性から目にした「水道雑誌」のコンテンツで思いがけず取組みの意義を裏付けてもらい、お墨付きを得た気がした。




Posted at 2012/11/22 22:36:03 | コメント(3) | トラックバック(0) | | 日記
2012年11月21日 イイね!

巻物

巻物 今日のランチは、度々弊ブログに登場する「jige」
 「jige」へは一人でも行くし、同僚のリクエストでも行くので結構なヘヴィーローテーションに組み込まれているが、中でも出向く確率が極端に高い日がある。
 「鉄道ファン」誌始め鉄道趣味誌の発売日である毎月21日だ。

 理由は簡単。東銀座の職場から「jige」へ向かう途上に、いつも利用している本屋があるから。
 同僚と行く場合は、お腹が空いているであろう同僚を慮って食事後に、単独行動の場合は食事が出てくるまでの待ち時間に読みたいので食事前に、それぞれ本屋に立ち寄る。
 今日は単独行動だったので、書誌を購入してから食事に向かった。


 一箇月以上振りに”中落ち定食”をオーダーした。 
 カウンター目の前の厨房には、中落ちをこそぎ落とした後の本マグロの肋が転がっている。焼き魚メインの”日替わり定食”を頼んだ後でその様子に気づいた、隣の席に座る老齢の男性客が残念そうに「そっちにすればよかったなぁ」とぼやいていた。

  
 しかしお年寄りには、ボリューム的にちと厳しいかもしれない。
 何せ中落ちだけで正味200gも盛られているのだ。

 考えてみてほしい。ステーキで半ポンド(225g)といえば、結構なサイズである。
 ただし、ステーキは焼いてしまえば脂が落ちサーヴされた時点ではもっと小さくなっている。
 中落ちは当然、生のまま提供されるので重量は変わらない。しかもトロほどではないにしろ適度に脂が乗っているので、最後には見るのも嫌になる程中落ちで満腹になってしまうかもしれない。


 「jige」の中落ち定食は量だけでなく、一切れのサイズがかなり大きい。
 旅館の朝食などで提供される味付け海苔を、ちょっと醤油に浸してご飯を巻いて食べる方がいると思うが(私も必ずそうする)、同じことを味付け海苔の代わりに中落ちでやれる。これは究極的に贅沢な巻物である。


 ご飯と味噌汁をお替りして、最後の一切れまで堪能して店を後にした。
 ちなみにステーキなら1ポンド程度は難なく平らげてしまう私が、多量とは言えこの程度のボリュームで苦しむことは、絶対的に有り得ない。





Posted at 2012/11/21 21:02:54 | コメント(4) | トラックバック(0) | | 日記

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何シテル?   04/18 19:29
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