ツールドつくばに参加してきました、今回で3回目。
先週のMt.富士ヒルクライムでシルバーリング獲得の目標を達成したばかりなのでちょい気が抜けてるとこですが、このコースはロードバイクを始めて1年目から出てるレース。初心者の時と比較して成長具合が確認できるため、ここでどれだけの記録を出せるかには特別な思いがあります。
初めてのロードバイク〔GIANT TCR〕を買った直後から何度も登りに通ってました。
今年の目標
①Mt.富士ヒルクライムのために頑張ってきたので、去年のタイム(35分55秒)よりも大幅に短縮して自分の成長を実感したい。
②ベストタイムが1分速いf.blueさんに勝つ!!
③女子のコースレコード33分10秒(凄すぎ!)を切って男らしくなる(笑)
富士ヒルの長丁場を経験した後なので、距離12kmの標高差500mなんてたいした事なく感じてきました、距離も高さも半分以下だもんな。でもその分突っ込み気味の高負荷でガシガシ追い込んで最後は自分との闘いをしようかと・・・。
天候は降りそうで降らない絶妙なタイムアタック日和。
今日のマシンはパナチタンFRT-17
これ一台しか持ってないので・・・。
そろそろ軽量カーボンフレームに乗りたい気持ちもあるんだけど、結局買ってもパナチタンばかり乗っちゃいそうだしな・・・。
先週の富士ヒル以降もやっぱり疲労感と立ちくらみに襲われたので、今回も1週間全く運動無し。
今回もウォーミングアップはほとんど無しでスタート。
登りが始まってから不動峠までの登り区間は始めてヒルクライムのタイムアタックをした思い出のコースなので、ここの区間タイムは良い数字が見たいと思って突っ込み気味で走る。去年のタイムが14分10秒に対して今年は13分18秒、しかもまだ余裕な感じ。
初めて走った時はこの区間だけの全力走行でも17分台で、13分とかで走っちゃう人に対して『宇宙人かよっ?!』なんて思ってたっけ(笑)
そんなことを思い出してたら強くなった実感が湧き上がって来た、幸せだ。
フラットな中盤区間は疲労が溜まり過ぎないように、それでいて負荷が一線を越えない範囲内の最大値を狙うつもりでフロントアウターをガシガシ踏んで行く、でも何人かに抜かれてしまう。
付いて行こうとすると急に閾値を超えたようにキツくなる。ハルヒルや富士の時もそうだったけど、自分は本当に平地が弱いみたいだ。
風返し峠を越えて最後の登りに入る
『ここからが俺のステージだぜ!』みたいな中二病なセリフをコッソリ頭ん中で叫びながら追い抜き返す。
その時、なんとも言えない感覚がヌルヌルと湧いてきた!!
自分酔いです(笑)
日常では自分酔いなんて引き出せることが一切無いヘタレ人間なので、こういう感覚を味わえるのは凄く気持ちがいい。
自転車ヒルクライム楽しいな!
こうなった時の自分は強い、ダンシング多めで登りきりオールアウトしながらゴール。
公式記録は 33分43秒
30代男子で 20位/181人(11%)
去年よりも2分12秒縮めました。
走り終えてf・blueさんと結果を報告し合う、20秒以上差を付けられて負けてました´д` ;
悔しいけど目標になってくれる人がいるのは良いですね!今から来年のターゲットとして追いかけますよっ( ̄▼ ̄*)
それにしても
雨降るかもしれないからってサブバイクで携帯ポンプ付けたまま出走、テンション低いのかな~なんて思ってたらちゃんと結果を出してくるf・blueさんカッコヨス!!
決戦用タイヤに空気圧パンパンに入れてストイック気取ってた自分が恥ずかしこ・・・。
目標の①は達成したと言えそうだけど、②と③はやはりレベルが高すぎたなぁ・・・でも満足だ。
おまけ
6月後半の筑波はまだネジ花の季節でした。
とんでもなく個性的なはずなのに控え目で目立たず、実は雑草みたいにそこら辺に生えてたりするコイツらに癒されました( ´ ▽ ` )
富士ヒルに参加してきました。
初めて参加のイベントだけど、75分切りのシルバーリングを獲得する事を今年一番の目標として設定、まさか自分がこんなに熱心に自転車漕ぐことになるとは・・・。特にここ半年は自分の人生至上最高に頑張ってたかも。
完走タイム別のフィニッシャーリング
ただのコラムスペーサーなのでモノとしては別に必要無いんだけど、シルバーリング獲得者の称号が欲しいのです。
シルバーリングを獲得するためには〔富士ヒル=ヤビツ峠×2〕の公式から、ヤビツで37分30秒は切っておきたいところ、しかし最近はめっちゃくちゃ調子が悪く、少し階段を登っただけで脚にジワーッとくる疲労感がずっと抜けず、仕事中も吐き気を伴う異常な眠気があったり立ちくらみも頻繁に起こる。
結局、ヤビツで37分30秒切りは一度も達成できずこの日が来てしまいました・・・。
こんな雪の日でさえもバカみたいに走って頑張ったんですけどね・・・。
しかし先月のハルヒルでは当日だけなぜか絶好調、富士でシルバー獲得の目安になる50分切りを達成して48分台が出たので調子さえ良ければ自分の実力は足りてるんじゃないか?
今回もレース前の調整はハルヒルの時と同じ様な調整をして挑みました。
① 一週間前から全く運動せず、徹底的に疲労を回復させる。
② 4日前から炭水化物をドカ食いしてカーボローディング、24kmの長丁場でのハンガーノックに備える。
これによりレース前日は自分史上最高の体重と体脂肪率を記録。
とはいえ元々ガリなのでBMIはまだ18台、身長体重だけなら伝説のヒルクライマー〔マルコ・パンターニ〕とほぼ同じスペックなんです←ちょっと自慢^^
Myバイクの仕様
パナソニックのチタンフレームFRT-17 + TNI ROAD38
今回初めて決戦用タイヤを装着してみました。
カーボンチューブラーホイール+21Cタイヤで車重は8.2kg(ちゃんとしたスケールで測定)
タイヤはTUFOのS3Lite<215 空気圧は上限が15Barに対して13Barにセット、さすがにここまで入れるとストイックな乗り心地になりますね。
小雨がチラつくスタート前、富士山頂は終始見えそで見えない微妙な状況。
これから東京スカイツリー2本分の高さを登ることに少し恐怖を感じながら、ウォーミングアップは全く無しでスタートを待ちます。
一週間じっとしていたのでさすがに疲労は抜けている、でも急に立ち上がった時に相変わらず立ちくらみが・・・しかも視界の隅に星がチカチカ回りだした´д` ;
今の時点でこれかよ・・・。
でもでも、自転車ヒルクライマー歴はまだ2年半だけど、貧血立ちクライマー歴は18年のベテランなんだ。この程度で負けるか!!
自分の申告タイムは75分でゼッケンは4000番台、第4グループでスタート!
序盤は先にスタートした女子グループがまだバラけずに固まっているためコース上は渋滞気味、前日にことぶきさんがアドバイスしてくれた通りの展開になる。
いつもの自分だったら焦ってオラオラと一気に追い越したくなるところだけど、落ち着いてウォーミングアップ感覚でサラリと抜いて行く。
10km地点での通過タイムは32分30秒
集団がバラけてきた中盤以降は緩斜度区間になるべく人の後ろに着いてドラフティングするも、ペースの合う人がなかなか居なく飛び出すといつの間にか自分の後ろにトレインができてたりする(笑)
なんだか頼られてる感があって楽しい♪
時々、『これヒルクライムなのか?』って思っちゃうくらいのコースでした(笑)
平地区間はなるべく速度が乗ってる時間を長く維持したいため、勾配が緩くなる直前から一気に加速して平地は最初から速度が乗っているように意識した。それと緩急つけた走り方が好きなのもあってか、自分の後ろに着いたトレインはすぐに切れちゃってました。
17.2km地点の大沢駐車場を越えてここまでは絶好調、今までの不調はなんだったんだろうか。今すぐオラオラモードに切り替えてダンシングで一気に行きたくなるけど、まだまだ抑えて慎重に行く。
20km地点での通過タイムは64分20秒。後日確認したらこのペースはシルバーリング狙いの通過タイムとしては見事なペースらしい!(走ってる時は知らなかった)
そしておそらくこの辺りでモデルの日向涼子さんに追い付いた。
スタート前の日向涼子さん
さすがの本業モデル、手脚が長くてスタイリッシュで「シュッ!」としております(#^.^#)
この方は去年90分切りのブロンズリング獲得を達成した実力者で、今日は第2グループで自分よりも10分早くスタートしているため、この時点で追いつくって事はおそらく自分のペースは75分切りの目標に対していいペースなはず?! って事でテンション上がってきた!!
切り返しの急勾配で腰を上げてダンシングに切り替え漕ぎ出した日向涼子さん。
そのそばを追い抜く時はまじで「シュッ!シュッ!」って音が脳内再生されました。いいなぁ・・モデル体型。
アンジーもいいけどこういう人にはホリゾンタルフレームの自転車に乗ってほしいです。
モデルさんを抜いたのを機にスイッチを入れ替えて負荷を上げて行く。あまりにも調子が良く、グッタリ感が全く無いので今まで抑えすぎてたのでは?と少し後悔しかけた直後、いつの間にかふくらはぎの裏側が攣りそうになっているのに気が付いた。今までの走りでも十分追い込めているようだ。
最後の平坦区間で二人組のトレインに追い越された、これに乗れればかなり有利になるはず。でも付いて行こうと負荷を上げたら脚が攣った・・・
反射的に脱力したらすぐに収まったけど危なかった(焦
ゴールはもう直ぐそこ、おそらく75分は切れそうだ。でも余裕は無さそうだし、少しでも走行停止しちゃうレベルに脚が攣ったらもう終わりだろう。そうなったら今までの努力がパーになるんだろうな、ほんのちょっとでパーになるんだろうな・・・最後の急坂はかなりヒヤヒヤしながらラストスパート。
攣りそうなふくらはぎを庇う様なぎこちないダンシングでもがいてゴール!
公式記録は 74分27秒
よっし!!
75分切りのシルバーリング獲得を達成できました!!
男子総合順位は458位/7171人(6.4%)
山岳スプリットタイムは3分14秒 399位
それと女子のチャンピオンタイムに勝つという男らしくない目標も達成(笑)
なんだか達成感と疲労で身体がホクホクする←良い表現が思いつかない、こんなジャガイモみたいな気持ちになったのは何年ぶりだろう。
終わってみれば75分まであと33秒しか余裕はなかったわけで、ギリギリでした。最後は脚が攣りそうになってた事からすると、序盤の渋滞で焦ったり、イベントの高揚感で『ヒャッハー!』しながら抜きまくる走りをしていたら・・・きっと残念な結果になっていた可能性が高いでしょうね。
いつもの自分だったら間違いなく序盤からガツガツ行っていたと思う、それを抑える的確なアドバイスをくれたことぶきさんには本当に感謝しております!!ありがとうございましたm(_ _)m
たかが33秒程度の差であれ、シルバーリングを獲れるかどうかの差は大きな違い。長年、貧弱な身体にコンプレックスを持ち続けて来た自分にとっては、こういう実績を作れたことはとても意味があるんです。
〔おまけ〕
自分が今まで走ったことがあるコースのタイム比較表を作ってみました。
自分の場合は《富士=ヤビツ×1.96》
世間で言われている公式とほとんど一致、すごいな。
今回はこの公式のおかげでとても充実したヒルクライム生活を送ることができました。初めてのコースを走る時にはこういった情報はとても助かるんですよね^^
というわけで自分のタイム表もどこかで誰かの参考になれば幸いです。
追記
シルバーリング届いたーー!!
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