![ガソリン高騰で燃費と航続距離を考えてみた ガソリン高騰で燃費と航続距離を考えてみた](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/047/183/011/47183011/p1m.jpg?ct=a852401a8d17)
今日はガソリン高を考えて燃費と航続距離の話でも。
国土交通省が調査を続けている、一日に軽自動車やコンパクトカーで走る航続距離の大半は30km~50km以内という結果があります。
そこで登場したのが航続距離180kmのEV車の日産サクラ。
日産サクラや同型車の三菱eKクロスEVは、4ケ月で3万6,600台を受注。
軽自動車は近距離で使うコミュニテイーカーとして再認識されているようで、各社共にガソリンタンクの容量を減らしています。
そのメリットは給油量が少ないから1回の支払い金額も少なくて済むこと。
走行距離がすくなければ、経済的な恩恵を受ける気がするわけです。
現在の軽自動車は、高速道路もストレスを感じることなく走ることができ、パワーウインドーやパワーステアリング、そしてオートエアコン、さらには自動ブレーキやレーダークルーズコントロールそれに安全運転支援機能まで備えます。
たった660ccのエンジンですが、小さな高級車と思えるほど良く出来ていて、価格も驚くほど高くなっています。
軽自動車のメリットは経済性が良いといわれる背景には、給油時の給油量が少なく支払うガソリン代がそれほど高くないことが大きく影響しています。
例えば我が家のフリード。
いつも35リッター近く入れるので一回の金額は現在のガソリン価格で6,265円です。
N-BOXカスタムの場合平均で、25リッターなので4,475円。
燃費もタンク容量も全然違いますが、一回に支払う金額は大きく違います。
ただし、遠くへ出かけようとすると、タンク容量の小ささは航続距離に影響します。
満タンで走れる距離が大きく変わり給油回数が増えます。
出かけた先でガソリンスタンド探さなければなりません。
あくまでも遠出をしなければ問題ありませんが、休日に出かけることを考えると、給油ポイントを決めておかなければいけません。
実際に現行のN-BOXの航続距離に不満があり、コンパクトカーに乗り換えた人も少なくありません。
航続距離と燃費の関係図を見ればわかりますが、新型の軽自動車は500kmを越えることはなく、SNSでは300km程度と言う人もいるようです。
皆が皆エコ運転するわけでもないし、そんな運転しているとストレスが溜まります。
よく発進から5秒間で20kmと言う「ふんわりアクセル」なんてありますが、そんなのんびり発進させる方が面倒だしストレスになります。
まして、アイドリングストップが付いていたりすると、反って渋滞を引き起こす可能性もありますからね。
ちなみに赤字の部分はうちのN-BOXとフリードの実燃費です。
N-BOXは通常に乗って60km定置走行が中心です。
途中、速度規制区域40kmがあるので法定速度遵守の乗り方です。
満タン法ですが燃費計よりも約5%ほど低くなります。
フリードは90%嫁使用で、給油時の満タン法による燃費計算しています。
燃費計との差は約3%ぐらいです。
N-BOXは高速走行では燃費はあまり変わりませんが、フリードは高速ではかなり伸びます。面白いことに航続距離はN-BOXとフリードの航続距離が近いので、遠出はどちらで出かけても問題ないようです。
この辺りは使い方を上手く分ければ、ガソリン高騰の中でも費用を抑えることが出来そうです。
時代の流れと共に自動車も変わっていくので、クルマ選びは本当に大変になる気がします。買って後悔しないクルマ選びも難しくなりますね。
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クルマ | 日記
Posted at
2023/08/29 21:59:56