
機種変更によりSIMカードを抜いたiPhone5cを、ドライブレコーダーの代わりに一通り使ってみました。
大きく分けてパターンは2つ。
①標準搭載のカメラアプリ
②ドライブレコーダーアプリ
まず、懸念していたバッテリー消耗の度合いについては、どちらも大差はありませんでした。
ただ、どちらのパターンであっても専用のドライブレコーダーと大きく違い、充電しながらの使用は避けた方が良さそうです。
というのは、iPhoneのバッテリーに損傷を与えかねず、結果としてバッテリーの寿命を短くしたり容量を減らしたりする可能性が大きいと思われます。

これはバッテリーの状態を見るアプリですが、充電しながら動画撮影をしている最中には下段のバッテリー容量が激減していました。(画像はiPhone7のものです)
つまり、全容量が減って残量がそれほど変わらないために、残量の割合が増えて表示されるものの実質充電されたとは言えない状態に陥っていました。
おまけに、iPhone本体が熱を帯びていました。
iPhoneのバッテリーは常温域が最も正常に作動するようですが、過熱はバッテリーに損傷を与えるようです。
こちらは、コムテックのあるドライブレコーダーの仕様表の一部のスクリーンショットです。

iPhoneのバッテリーの推奨温度域よりも幅が広いようです。
ドライブレコーダーは、おそらく充電ではなく給電しながらの使用を前提に作られている点でもiPhoneとは取扱いが違うと思われます。
さて、雪降りの曇りの昼間に撮影したiPhone動画はこちらです。
YouTubeにアップロードするときに画像が粗くなっていますが、実際はもっとクリアな画質です。
カメラの性能は数値だけからはどちらが良いかとは一概に言えません。
ただ、iPhoneのカメラは歪まない動画であるがゆえに広角撮影ではない点はドライブレコーダーとの大きな違いかと思います。
《ドライブレコーダー》

《iPhone5c》
ちなみに、ドライブレコーダー無料アプリを使った場合は、動画のの鮮明さと撮影コマ数が大きく劣り、単なる記録止まりになるような気がします。
ただ、GPS記録や車線認識、車間距離認識など無料の割には充実した機能が付いているのが良いと思います。
一長一短のツボを押さえれば、安上がりでドライブレコーダー代用が用意できると思います。
【2018年2月18日追記】
iPhone標準搭載のカメラアプリを使う場合、同時録画は不可ですが、同じ設置場所のままフェイスカメラを使って後方録画も出来ます。
・フェイスカメラはズームは不可
・録画中でもタッチした場所に焦点を合わせ、明るさの手動調整が可能(後方視界優先か車内優先か)
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感想 | クルマ
Posted at
2018/02/18 05:28:32