
今日は、通勤車ライフダンクにGPS受信機747Proと使っていないWi-Fi専用機になっているAndroidスマホを搭載して色々試してみました。
目的は、GPS系のアプリが外部GPS利用でどれだけ使えるかを試すことでした。
まず本題の前に、スマホ内部GPSの話。
試しに、使用中のiPhoneと未使用のAndroidの両方で、オフラインの機内モードでGPSのみオンにしてみました。
意外なのですが、携帯電話の通信とは関係なく、GPSは機能するものなんですね。
まあ平たく言えば、GPS受信機を組み込んだ通信端末だから当たり前ですが、目から鱗です。
データ容量に上限を設けた携帯電話料金プランの場合、長時間通信をし続けるのは高コストなので、オフラインでどこまで折り合いをつけてそのアプリを使えるかがポイントでしょうか。
通信が無いと、GoogleMAPのような地図データは使えないので、アプリも機能を全て使うことは出来ませんでした。
GoogleMAPでいえば、現在地は表示できるけど検索できないのでナビとしては使えない、といった具合です。
移動速度は割り出せるようなので、スピード表示や単純な二次元上の位置表示は可能なようです。
そこをベースに、次は外部GPSを使う必要があるかどうか、使えるかどうか。
オフラインでの内部GPSオンでも使えるならば、外部GPSを使うかどうかは、精度が良いかどうかになるでしょう。
特に、主旨であるジムカーナのタイム計測に使うためには、スタートラインやゴールラインの位置設定精度がおそらく重要なので、精度の良い方を使いたいと思います。
ただ、今日の実験の中では、精度の違いまでは検証できませんでした。
次回の検証項目です。
あとは、アプリがBluetooth通信で外部GPS「747Pro」を受け付けるかどうか。
iPhoneのアプリは連携出来ませんでしたが、何か連携させるアプリがあれば可能かどうかは今後の検証項目です。
Androidアプリは、使えました。
アプリによっては、「Bluetooth GPS Provider」を入れると連携できるものもありました。
さて、現状でタイム計測に使えそうなアプリは2つ。
①Lap+Android
②ASE Laptimer
①は、既に先日のブログで書いた通りで、スタートとゴールが別な時には計測不可。
ただし、走行ログを利用したベストタイムと比較したペースの早い遅いを常時表示でき、あとからも見られる。
②は、ゴールラインのみ任意設定可能ですが、車が動き始めることで計測を開始し、設定したゴールラインを横切ると計測終了するので、タイム計測だけならこのアプリの方がジムカーナでは向いていそうです。
②のアプリを、退勤時に職場の駐車場で試してみました。
車6〜7台でいっぱいになるような広さの駐車場。
まず、外部GPSをBluetoothで使うために、Bluetooth GPS Providerを起動する。
Bluetoothで連携させたら、GPSとスマホを隣り合わせて持ち運び、
フィニッシュラインの左右の端で位置を記憶させてフィニッシュラインを設定。

あとは、スタンバイ状態から車を動かして計測開始。
フィニッシュラインを横切ってタイム計測完了。

なんとか計測は出来るようです。
フィニッシュラインの幅は5〜6mで、その程度の幅でもラインとして認識は出来ているのは問題なさそうです。
ただ、計測ストップのタイミングは少し遅いような気がします。
このあたりは、GPS誤差でズレ=タイムのズレを覚悟する必要はありそうです。
あとは、サーキットで試してみてどうかというところです。
【参照】
自分のみんカラコンテンツを
「Lap」で検索してみたら、
過去にも色々検討していたようです。
忘れていました;^_^A
ちなみに、Lapは、GPSデータロガーのフリーソフト「Lap+」のところからきています。
その時の記事は以下の通り。
・ASE Lap Timer
・GPSアプリ
・GPSアプリのその後
・ASE Lap Timerの外部GPS利用について
・ASE Lap Timerの外部GPS利用時のゴール設定
今回の実験ではこの辺を参照しました。
Posted at 2016/03/07 23:24:36 | |
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