携帯電話で冷や汗の巻・・・

お友達のもるつさんが、携帯電話を紛失されたというブログを書いておられましたが、私も学生の時に携帯電話を危うく無くしてしまうところだったという経験がありました。最終的には戻ってきたんですけどね。その時のエピソードをちょいとご紹介します。


あれは、大学３年生の時でした。

当時、私はとある理由から携帯電話を２台持っておりました。１つは主携帯。もう１つは、メール専用でした。

ある日、バイトを終えて帰ろうと仲間と２人で駅へ向かい、ホームで電車を待っていました。


＊位置関係の図




電車に乗り込み、次のＡ駅に着く寸前に私はあることに気がついたのです。それは・・・


（・△・）　あっ！携帯電話をベンチに置き忘れた！！





慌ててＡ駅で降り、反対側のホームへ回りました。しかし、元の方向へ戻る為の電車はなんと２０分後まで無いではありませんか！！

ここで私は、

『Ｂ駅までなら、ここから走っていけば１０分もあれば着ける！』



と判断し、なんと全力疾走でＢ駅まで戻ったのでありました。





駅に着いて、一目散にベンチに向かうとなんと・・・



（Ｔ△Ｔ）　携帯電話が無い！！


パニック状態になった私は、本当に冷や汗たっぷり。どうしようか・・・と悩みに悩んでいるとあることがひらめく・・・。



（・ｏ・）！メール専用携帯から、主携帯に電話掛けてみよ！


自分の携帯から自分の携帯に電話するって、なんか変でしたが、とりあえず掛けてみるとなんと、電話に出る人が！！！

早速、

『その携帯電話は私のです！返していただけませんか？？？』

というと、

『あー、コレ、あなた携帯？私、駅、これ拾った。まだ、駅、近くにいる。取りに来て！』

とのお返事。


（・。・；）　このしゃべり方ってもしかして・・・


外国の方でした。現在位置を聞くと、


『駅の近くの○△郵便局の前にいる。来て！』


との事。駅から４００Ｍのところにある○△郵便局へ猛ダッシュしました。





しかし、郵便局に着くと人影など全く見当たらない・・・。この時点で、もしかするとこのまま持って行かれるかも・・・と最悪のケースも考えました。

再び電話をすると、


ハマタク

『今、○△郵便局に着きましたが・・・』


携帯を拾ってくれた人

『えっ？私、郵便局、前にいるよ。どこの郵便局いる？』


ハマタク

『ですから、○△郵便局に・・・』


携帯を拾ってくれた人

『おー？私、いる、郵便局、西○△郵便局よ』



なんてこった・・・。

私が西を聞き逃していたようで、全くの反対方向の郵便局へ来ていました。





また更に西○△郵便局へＧＯ！息もめちゃめちゃ切れた状態で、無事に拾い主の方と会うことができ、携帯電話も返してもらうことが出来ました。

最後に、『これ、少ないですがお礼です』と、財布の中に入っていた全財産の３０００円を差し出すと、その方は、

『それ、いらないよ。落としちゃ、だめだよ。気をつけてね！』

といって、笑顔で去って行かれました。



（Ｔ▽Ｔ）本当に、いい人に拾われて良かった・・・

この時ほど、短時間に痩せれた時はありませんでしたｗ

皆さんもくれぐれも、貴重品の紛失にはお気をつけください♪



＊そういえば、拾い主が携帯電話を拾った後に、西○△郵便局に向かっていたなら、位置的に自分がＡ駅からＢ駅まで走って戻っている最中にすれ違ってるってことですよね・・・。

俺って、ついてない人ねｗ