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ゲット・レディ / レア・アース
GET READY / RARE EARTH
1970年

後追いシリーズ第６弾。この愛聴盤シリーズでは、当時はソウルと呼ばれていた、いわゆる黒人音楽を取り上げていないことに気付きました。で、考えたところ気付いたのがこの曲。しかし演奏しているのは黒人じゃないのですが。

オリジナルはテンプテーションズ１９６６年のヒットですが、何故か日本ではレアアースが有名。オ～オ～･･･とコーラスが入るサビのメロディが好きでした。白人なのに黒人のようにソウルを演じるのをブールーアイドソウルと呼びますが、彼らの歌と演奏はまさしくソウルフル。黒人が演っていると言われても信じてしまいそうです。

でも確かこのレコードを買ったのは、ダンスミュージックのテープを作るためだったと記憶しています。

最初は高校生（大学1年だったかも）の頃、昼休みに誰かが持ってきたラジカセから流れるこの曲に合わせて皆で踊りました。他にはスティービー・ワンダーの「迷信」、オズモンズの「クレージーホース」、シュープリームスの「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」など、それぞれ振りがあったような。（今では殆ど忘れましたが）

その後、ディスコではバンプやハッスルが流行り、スタイリスティックスやコモドアーズやアース・ウィンド＆ファイアーがブレイクし、ロッド・スチュアートもローリング・ストーンズもキッスも猫も杓子もディスコ調の曲をリリースし、極めつけはビージーズの「恋のナイトフィーバー」の驚異的大ヒット･･･

皆でディスコ大会！みたいなイベントがある時は大概私が音響担当で、予め踊る曲をカセットテープに編集していたのですが、ゲット・レディは参加者の殆どが踊れて一番盛り上がる曲でした。

先日ＷＯＷＯＷで見たのですが、武道館でのアルマーニのファッション・ショーにゲスト出演していたファーギーも、この曲を歌っていました。何故この選曲なのかと考えましたが、やはり心地よく聞ける何か特別なノリがあると思います、この曲。



*2013年12月30日追加補記：動画共有サイトFlipClip閉鎖に伴い、動画リンク先をYouTubeに更新

ふと過去ブログの音楽カテゴリーを見直すと、「"何か"を感じた1曲」シリーズのUPを６ヶ月も忘れていました。

個人的には好きな曲のコメントを残すことをライフワークとしていますので(笑)、もう少し続けようと思います。レコードはそろそろ尽きてきたので、その内CDがネタになると思いますが。
タイトルも少し変えて曲名を入れることにしました。

THE RAIN, THE PARK, & OTHER THINGS / THE COWSILLS
雨に消えた初恋 / カウシルズ
1967年

後追いシリーズ第５弾。大学の頃に購入したEPで、ベストカップリング盤です。B面の「ヘアー」もそれぞれ共に全米第２位を記録したメガヒットですが、日本で良く聞くのは圧倒的に「雨に消えた初恋」。FM放送等で懐かしの６０年代ポップス特集があると、必ず流される一曲ではないでしょうか。

ミディアムテンポで明るく楽しく。コーラスはメインボーカルと同等以上のボリューム感があり曲の奥行きを演出しています。メロディの一つ一つがどれも印象的で、しかも繰り返しが少なく展開が読めないので、いつ聞いても新鮮な感じ（換言すれば覚えにくい、歌いづらいかも）。また雨の効果音やハープのアレンジは幻想的な雰囲気を醸し出しています。

意地悪く言うとヒット要素満載な一曲で、音楽的レベルは高くないと言われそうですが、私はこんな曲が大好きでした。牛も知ってるカウシルズ、ウッシッシ・・・なんてフレーズも流行りましたね。



*2013年12月30日追加補記：動画共有サイトFlipClip閉鎖に伴い、動画リンク先をYouTubeに更新

本日、大手町にあるお店で開催されたライブイベント「おやじBANDアクティブライブ」に出演し、GS（グループサウンズ）を7曲ほど歌いました。

出演のきっかけは、同僚のT氏と最近よく足を運ぶ赤坂のエルカミーノというライブハウス。ここは、手ぶらで来て生演奏が出来るという参加型ライブハウスで、基本的には60年代のベンチャーズ等のインスト系か、グループサウンズを演奏する、団塊の世代を中心とした熱血ミュージシャンで賑わっています。

同僚T氏をはじめ、ここの常連さんは皆さん楽器がお上手なので、私はギタリストではなくボーカリストに専念。で、他のお客様とGSを演っていたら、マスターから「今度ライブ出てみない？」とお声を掛けられた次第です。

メンバー全員揃っての練習は前日一回きりという無茶振り？にもかかわらず、本番は無事終了。もともとエルカミーノがライブのノリで、毎回リハーサルのようなものだからかな？
私も本格的なライブ出演なんて学生の頃以来でしたが、それほど緊張することなく、歌詞を間違えることもなく、とても楽しく歌うことが出来ました。

そして、今回一緒に演った皆さん、それぞれ良い方ばかりだったのも印象的で嬉しい出来事でした。音楽を通じて広がる友達の輪、大事にしたいと思います。(^_^)

TVでCMも流れているのでご存知の方も多いでしょうけど、イーグルスのオリジナル・アルバムが28年ぶりにリリースされました。イーグルスについては以前紹介しているのでそちらをご覧頂くとして、先日、CDショップに行く機会があったので早速試聴。

いや～、変わってないですね。これまでも何度か再結成時のビデオを見て感じてはいましたが、５秒聞けばそれと分かるイーグルスサウンドだし、３秒聞けばそれと分かるグレン・フライやドン・ヘンリーのボーカルです。
軽快なカントリータッチのロックンロールと爽快なコーラス、あるいは定番のスローバラード、そしてメッセージ色の強いヘビィなナンバーが盛り沢山で、「今も昔もやりたかったサウンドはこれなんだよ」という彼らの強い信念を感じます。

「ホテル・カリフォルニア」の頃は、幻想の将来に絶望する、若さ故の苦悩（更に言えばドラッグによる退廃志向）がサウンド全体を暗くしていたように思いますが、今回のアルバムからは、積み上げてきた人生という重さと、悟り切った余裕のようなものも感じました。

などと抽象的なコメントで恐縮ですが、２８年経ってもイーグルスはイーグルス、再び新曲を聴けて良かったな～、日本ツアーがあったら行こうかな～、という印象です。

ですが、この「ロング・ロード・アウト･オブ・エデン」というアルバム、実は２枚組で高価なので、まだ購入思案中な私でした。

映像は1stシングル、「ハウ・ロング」のビデオクリップです。



*2013年12月30日追加補記：動画共有サイトFlipClip閉鎖に伴い、動画リンク先をYouTubeに更新、当初の動画とは異なる場合があります。

今日購入したCDです。妻からの依頼で、徳永英明の「VOCALIST３」を買いに行ったのですが、某新星堂の店頭に「VOCALISTの1から３の３枚を同時に買うと特別値引き！」とあり、釣られました。（汗

個人的にはあまり興味が無いというか、ファンというわけでもないのですが、収録曲の殆どが、ひと昔前の女性ヴォーカリストの曲のカバーで全曲知っている曲のため、年寄りにも抵抗感なく聞けます。（笑

バラード中心なのでアレンジはあくまでもシンプル、ヴォーカルは多少甘ったるい所やブレスのタイミングで気になる部分がありますが、感情を抑えたハスキーなハイトーンヴォイスは心地良いと言っても良いのでは？何となく最後まで聞いてしまうという感じですね。

イージーリスニング的で邪魔にならないので、当分はドライブの友になりそうです。