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FJ@Mitakaのブログ一覧

2007年01月21日 イイね!

"何か"を感じた1曲Vol. 19

"何か"を感じた1曲Vol. 19 私が洋楽をリアルタイムで頻繁に聴くようになったのは1970年頃からです。その年はビートルズ、サイモン&ガーファンクルという2大グループが解散(活動休止)してしまい残念に思う一方で、レッド・ツェッペリンなどのハードロックの出現、エルトン・ジョンやジェームス・テイラーなどシンガー・ソングライターの台頭と、まさしく成熟期を迎えたポップスを聴くことは毎日が発見の連続だったように記憶しています。

それらの情報源となるのは勿論ラジオ、特にFM放送は毎日聞いていました。放送予定はFMfanなどの雑誌で確認し、お気に入りのアーチストが特集される時は、その頃の誰もが同じだったと思うのですが、カセットデッキをポーズの状態にして待ち構えていました。

「エアチェック」という言葉は既に死語のようですが、FMで流れる好みの曲をカセットテープに録音し、オリジナルのライブラリーが増えると嬉しかったですね。逆に放送時間を間違えたり、テープ残量が無かったりで録音に失敗すると悔しかった・・・(笑

前置きが長くなりました。そんな訳で、FMを聞いていると当然昔の曲も聴くことが出来、思わぬ発見をすることが多くありました。後追いをして好きになった曲は既に何曲かご紹介していますが、これもそんな一枚です。

キープ・ミー・ハンギング・オン / ヴァニラ・ファッジ
YOU KEEP ME HANGING ON / VANILLA FUDGE
1967年

初めて聴いたのはNHK・FMの番組です。渋谷陽一(音楽評論家)が「ぬた~っとした曲」として紹介したので、どんな曲だろうと耳を傾けると、本当にぬた~っとしてました(笑。
曲自体はシュープリームスの数ある大ヒットの中の一つですが、ヴァニラ・ファッジの演奏はキーボードを主体とした大胆なハードロックで、全く違う曲のようです。

特に、必要以上に数を重ねるブレイクや終わりそうで終わらないエンディング等は一歩間違えると茶番ですが、茶番にならない紙一重手前で異彩を放っています。また、静と動が絶妙に組み合わされたアレンジは、聴く者のイマジネーションを激しく揺さぶるのではないでしょうか?(アルバムバージョンは更に長いアレンジで、ちと辛い。)

彼らがこの曲を出した1967年は、プロコルハルムの「青い影」やドアーズの「ハートに火をつけて」など、キーボードを主体としたサイケ調のロックの名曲が生まれています。
ヴァニラ・ファッジは3年程度で解散しますが、実はメンバーの演奏技術は非常に優れていて、ベースのティム・ボガートとドラムスのカーマイン・アピスはジェフ・ベックに気に入られて新バンドを結成したりします。

写真のレコードはシングル盤ではなく、後年発売されたベストカップリング盤で、1974年頃の購入です。

蛇足ですが、沢田研二の「許されない愛」は、この曲と何となくイメージがダブるような・・・



*2013年12月30日追加補記:動画共有サイトFlipClip閉鎖に伴い、動画リンク先をYouTubeに更新、当初の動画とは異なる場合があります。
Posted at 2007/01/21 02:45:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | 音楽 | 音楽/映画/テレビ
2006年12月17日 イイね!

"何か"を感じた1曲Vol. 18

"何か"を感じた1曲Vol. 18金色の髪の少女 / アメリカ
SISTER GOLDEN HAIR / AMERICA
1975年

国の名前をグループ名にしたアメリカは、イギリスで結成されたました、と最初からややこしい事を書きますが本当の話です。1972年に「名前のない馬」でデビューしますが、これがいきなりの全米No.1。でも当時の私は、アコギのアレンジは良いがメロディがお経みたいで興味が湧きませんでした。

しかし、その次?のシングル「ベンチュラ・ハイウェイ」のギターのリフとコーラス、爽やかなメロディながら何となく漂うクールな感じにシビレてしまいました。実はこの曲を紹介したかったのですが、残念ながらレコードが無い。と言うことで、その後の2度目の全米No.1となる「金色の髪の少女」をご紹介です。

この曲もアップテンポの軽快なメロディと爽快なコーラス、どちらかと言うとヒット狙いでポップな感じもしますが、曲としての完成度は高いと思います。理屈抜きに楽しい曲、Happyな気持ちになれる曲です。
イントロ&間奏のギターのコードストロークは単純だけど印象的なので、当時はよく真似て弾いてました。真似と言えば、杉田二郎の「男どうし」という曲のイントロとエンディングはこのアレンジを確信犯的にパクっていますね。まあ、それだけ当時の日本の音楽界は、洋楽に影響を受けていたということでしょうか。

否、今でも多数の方が影響されているかな?

金色の髪の少女


ベンチュラ・ハイウエイ


*2013年12月30日追加補記:動画共有サイトFlipClip閉鎖に伴い、動画リンク先をYouTubeに更新、当初の動画とは異なる場合があります。
Posted at 2006/12/17 23:31:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | 音楽 | 音楽/映画/テレビ
2006年10月16日 イイね!

"何か"を感じた1曲Vol. 17

"何か"を感じた1曲Vol. 17ウーマン・イン・ラブ / バーブラ・ストライザンド
Woman in Love / Barbra Streisand
1980年

この曲をプロデュースしたのはビージーズのバリー・ギブです。ビージーズの「マサチューセッツ」という曲は、私が生まれて初めて(小学生の頃)歌詞を覚えた外国曲でした。その後は映画「小さな恋のメロディ」の主題歌の「メロディ・フェア」や、「若葉のころ」「ワーズ」「マイ・ワールド」など、ビージーズの美しいメロディ&上質なポップス・ナンバーは私の心を捉え、ベスト盤LPを購入してしまいます(現在は紛失)。

さらにその数年後、「恋のナイト・フィーバー」をはじめとするディスコ・サウンドや「愛はきらめきの中に」などのバラードナンバーが爆発的ヒットをし、またバリーはソングライターとして他の人にも曲を提供し、それがことごとくヒットするという八面六臂の活躍をするわけですが。

そんな中でリリースされたバーブラとのコラボレーションなので、良いだろうけど勢いで聞かせる曲だろうな~なんて想像しつつ、聞いてみた所・・・ぶっ飛びました(笑。
出だしからマイナーコードで泣かせる掴み。サビに入っても、抑揚を抑えた展開ながら(このあたりはサザンの「愛の言霊」にそっくりですよね)、最後には感動的に盛り上がり・・・

本当に美しいと感じるメロディのオン・パレードではないでしょうか。当時の私の感性にストレート訴える曲、そんな感じでした。そして何より驚くのはバーブラの歌唱力。女優でいながらこの歌の上手さと声の美しさは何なのか?素晴らしい歌声というものも、心を惹き付ける大きな要因であることを再認識した一曲でした。



*2013年12月30日追加補記:動画共有サイトFlipClip閉鎖に伴い、動画リンク先をYouTubeに更新、当初の動画とは異なる場合があります。
Posted at 2006/10/16 01:08:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | 音楽 | 音楽/映画/テレビ
2006年08月20日 イイね!

"何か"を感じた1曲Vol. 16

"何か"を感じた1曲Vol. 16青春の光と影 / ジュディ・コリンズ
BOTH SIDES NOW / JUDY COLINS
1969年

今回は初めて女性シンガーをご紹介。この曲は何度か聞くうちに徐々に好きになり、最後にはレコードが欲しくなり手に入れた、というパターンです。ハープシコード(チェンバロ)のアルペジオが印象的なミディアムテンポのナンバー。ジュディ・コリンズの歌声は美しいですね。心が洗われるようです。

このEPは1969年に全米ヒットした当時のものではなく、その後に発売されたベストカップリング盤で、おそらく1975年頃の購入かと思います。歌詞の中に「アイスクリーム」が出てくるので、最初の頃はアイスクリームの歌と覚えていました(笑)。しかし邦題はちょっと重たい雰囲気です。

この曲の作者はジョニ・ミッチェルですが、当時まだ無名だった彼女の才能をジュディが見抜き、取り上げたところ、二人にとって初めての全米トップ10ヒットとなったそうです。

ジュディは当時私が興味があった他ミュージシャンとも親交が深く、CS&Y時代にスティーヴン・スティルスが書いた「青い瞳のジュディ」という曲は、ジュディ・コリンズのことを歌った曲であることは有名な話。実はこの曲も個人的なお気に入りの一つです。

「青春の光と影」という曲から連想する2つの事柄があります。
一つはチューリップ時代に財津和夫が作った曲。雰囲気はビートルズの「LET IT BE」似のバラードですが、タイトルが「青春の影」と聞いて、ちょっと安直だなぁ、と。

もう一つは初期のユーミンの楽曲。「守ってあげたい」や「時をかける少女」等には、「青春の光と影」のエッセンスを強く感じます。特に起伏の大きいメロディが効果的に使われている部分。これはジョニ・ミッチェルからの影響を感じる、と言った方が良いかもしれませんね。



*2013年12月30日追加補記:動画共有サイトFlipClip閉鎖に伴い、動画リンク先をYouTubeに更新、当初の動画とは異なる場合があります。
Posted at 2006/08/20 01:42:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 音楽 | 音楽/映画/テレビ
2006年08月03日 イイね!

"何か"を感じた1曲Vol. 15

"何か"を感じた1曲Vol. 15しあわせの朝 / クリフ・リチャード
EARLY IN THE MORNING / CRIFF RICHARD
1968年

前回のニール・ダイアモンドに引き続いて渋めの男性ボーカリストをご紹介。

これもラジオで聞いて好きになり、レコードを買いに行った覚えがあります。1968年の来日記念盤なのですが、購入したのは1973年頃でしょうか。当時のシングルレコードなら400円の筈ですが、これには500円のプライス表示があります。

この曲はAメロもサビも非常に良く出来たメロディ構成で、よどみなく一気に聞かせる感があります。緻密に計算されたヒット曲という感じ。また、マイナーコードな所も日本人好みなのでは?(と言うより私好みな訳ですが・・・)



クリフ・リチャードはイギリスではビッグスターで数多くのヒットがあり、若い頃はバックバンドのシャドウズを引き連れ、歌に映画に大活躍のアイドルでした。そんな彼が円熟期に入った79年のヒットが「恋はこれっきり! / WE DON’T TALK ANYMORE」。
多分に当時流行のディスコ調のアレンジですが、メロディはしっかり作られていると思います。実は弟が所有するレコードです。



*2013年12月30日追加補記:動画共有サイトFlipClip閉鎖に伴い、動画リンク先をYouTubeに更新、当初の動画とは異なる場合があります。
Posted at 2006/08/03 23:54:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | 音楽 | 音楽/映画/テレビ

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