久々に焙煎ブログです。
焙煎機をレンタルしてみました。
上が去年アリエクで購入した中華焙煎機。(当時3万、今4万)
下が今回借りた国産焙煎機(13.5万)
ドラムの大きさは若干違いますが容量はどちらも最大350g
どちらも直火式が基本。
国産の方が穴が大きいですね。
国産機には半熱風式(穴がない)ドラムも付属してました。
今回レンタルした理由は「香り」が欲しかったから。
自家焙煎を始めて1年ちょっと経過しました。
味に関しては不満のないレベルまで来ましたが、豆の状態での香りが弱いです。
正直なところ鍋焙煎のころの方が良かったです。(味はまた別)
一番香りが良かったのはカリタの焙煎塾で使ったナナハン焙煎機。
今の焙煎機も挽いた状態やドリップした後では香りは良く、2週間以上が経っても香りはあるのですが、豆の状態での香りも何とかしたいと思い、焙煎機の違いによるものなのか確認したくてレンタルしてみることに。
まずは直火式同士の比較ですが、これは殆ど違いがありませんでした。
国産機の方が熱の溜まりが良いみたいで水蒸気は良く見えます。
ですが、どちらもいつも通り香りは弱い。
次に半熱風式でトライしてみたところ香りは若干良くなりました。
ただ、水蒸気の抜けが悪くて生焼けっぽい味が少し出ました。
業務用の様に排気ファンがあれば強制的に抜けるのですが、この形状では無理。
チャフも抜けないからチャフの匂いも付くし。
直火式なら穴から抜けるので問題ありません。
この形状の焙煎機では半熱風は無理ってこの会社言ってたのに何故半熱風も出したのか…
たぶん、ユーザーからのリクエストなんでしょうけど。
今回レンタルして何となく水蒸気を抜くタイミングが重要な気がしてきました。
今の中華焙煎機は蓋を閉じてもシャッター閉じても抜けが良すぎるので水蒸気が出る感じがほとんど判りません。
もう少し焙煎前半で水蒸気の抜けを悪くするようなことが出来ればちょっとは改善するかな?
来年の焙煎テーマですね。
ちなみにこの二つ、どちらを買うかと聞かれたら中華製を買います。
国産機のドラム設計は優秀で傾斜殆どさせなくても豆がこぼれないのですが、作りがショボい。
板厚が薄いから振動もあるしうるさいし。
中華式はドラムの板厚もありドラム自体の熱量である程度焙煎出来ます。
火を止めても暫く焙煎が出来るくらい。
ただ、板厚がある分、熱の伝わる時定数も長いので火加減のコントロールは難しい。
国産機が薄板なのは火加減のしやすさも加味してるのかもしれません。
どちらも一長一短で最終的に
この辺がベストとなりそう。
650g入るし排気ファン付けられるし…
C4ピカソが買えなくても買いませんけどねw
ブログ一覧 |
コーヒー | 日記
Posted at
2022/12/28 22:38:30