色々ありまして、また電動ミルを買いました…
3種類とも15000円クラスの電動ミルですので比較レビューをしてみます。
比較用の豆はベトナム ファインロブスタ ワイニーナチュラルのフレンチローストです。
ロブスタらしいガッツのある味で香りはかなり強い(梅みたいな匂い)です。
他の豆と20%も混ぜると主張強いのでそのまま飲むのが良いです。
今回これを20gずつ中粗びきで挽いてスピード、挽き具合、微粉の量を比較します。
エントリーNo.1
ボンマック BM-250 2017年製 12500円(モンデンコーヒー)
ラッキーコーヒーマシーン(UCC子会社)の電動ミル。
カリタのナイスカットミルより良いってことで当時購入しています。
4年使用しているので刃が減ってます。
ピンぼけしました。ごめんなさい。
微粉の量はまあまあです。
挽き時間は5-6秒、非常に速いし結構静か。
刃が減ってる影響もあり中粗びきですが、粒がそろってないところがあります。
静電気の発生量は一番多いです。
エントリーNo.2 タイムモア グラインダーGO 2021年製 12500円(アリエク)
昨年、手挽きミルで国内市場を席捲したタイムモア社製の電動ミルです。
充電式でポータブルOKで掃除もラクチン。
また、ピンボケ…
微粉の量は少し多いですが、これも少ないです。
挽き時間は38秒と少し長いですが許容範囲です。
粒も結構そろってます。
エントリーNo.3 YXsueh社 電動ミル 2021年製 12255円(Amazon)
見る人が見ればどこのジェネリック品か一目瞭然。
某
みるっこ(5万)とほぼ同じ外観です。刃も臼刃式で同じ。
粉受けがステンレス製で微粉取りが付いてて本家よりお得感強し。
微粉の量は一番少ないです。
挽き時間は5-6秒とこれも非常に速い。
静電気対策で遅くしているカリタ製とは対照的です。
粒のそろい具合は他の2つより揃っています。
粗びきにするとほかの2つとの差はより顕著でした。
最初に粗びきで挽いたのですが衝撃的に綺麗でした。
あと、本家みるっこと比べても静電気が少ない気がします。(動画と比較程度ですが)
ボンマックと比べると圧倒的に少ないです。掃除不要レベル。
粉受けもステンレス製だし、スイッチ付いてるし、本家よりこちらの方がマイチェン版なのかな?
ボンマックは4年使った中古品、他の2つは最近購入した新品です。
以下は総括
挽き時間に関しては
ボンマック=ジェネリックみるっこ>>タイムモア(遅い)
挽き具合は
ジェネリックみるっこ>タイムモア≒ボンマック(バラつき大)
静電気の量(粉の周辺への飛び散り)は
タイムモア>ジェネリックみるっこ>ボンマック(多い)
※発生量自体はジェネリックみるっこが一番少ないけど、タイムモアは飛び散らないので、この評価。
清掃のしやすさは
タイムモア>>ボンマック>ジェネリックみるっこ(難)
使いやすさは
タイムモア>>ボンマック>ジェネリックみるっこ(難)
総合するとミル自体の性能はジェネリックみるっこが一番です。
何といっても粒揃いが良いです。
ただ、ジェネリック故に刃の耐久性は心配ですが。
ボンマックと似た形状ですが、凹凸が結構あるので粉が中々取れず清掃は一番し辛いです。
メンテナンス性は断トツでタイムモア
携帯出来るし、充電式でコードレス!掃除も楽!
ミルの性能も悪くないのでこれを積極的に選ぶ理由もあります。
ボンマックは今回のほか2種と比べると特筆するところはありませんが、
挽き時間が早くてそこそこ綺麗に挽ける(ナイスカットよりはいい)し、
国内の正規品なので後ろめたい感じが無いところはアピールポイントw
味に関しては今回はレビューしません。
豆の種類とかによっても印象って結構変わってしまうこともあるので。
一般的に微粉は味が出すぎてしまい雑味の元となるため敬遠されています。
抽出温度が高過ぎ(95度とか)ても同様です。
なので高温+微粉ありだと雑味渋味が出て美味しくないって話なのですが、良い豆で低温(83度とか)抽出だとその影響も小さくて味に広がりが出るような印象もあります。
アイスコーヒーを抽出する時はコクが増えて良くなったりしますし。
今回のミルはどれも微粉は少なかったので好きなものを選んで問題無いレベルです。(どれか1個かうならジェネリックみるっこ)
ただ、味の特徴は意外と違うんですよね。
これがまた沼へと誘うわけです…
結局業務用ミル買ったりして?w
Posted at 2022/01/07 21:23:10 | |
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