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2025年10月06日 イイね!

アイシンのATF

アイシンのATFアイシン製AT用の純正ATFは現在主に2種類あります。


ざっくりこんな感じ
AW1…6AT以前のATF、一部8AT含む。
AW2…8AT以降のATF

古いものだとATF6なんてのもあります。
JWS3309やJWS3324もありますが終わらなくなるので止めますw


日本で販売しているAFW+とAFGはAW1とAW2規格とは無関係なので注意。





対応するミッションと純正ATF品番は以下の通り

AW1



AW2


同じ8ATでも初期型のAWF8F45はAW1でAWF8G45はAW2です。
似た型式ですが、ボルボの初期型8ATはAW1ですね。
どの年式でAWF8G45に切り替わるのか難しいところ。
V60は初代はAWF8F45っぽいけどV40は販売期間が長かったので途中で変わっているような気もする…



SDSも比較してみました。

AW1



AW2



AW1はベースオイルCAS#が72623-86-0なので「C15-30水素化中性油を原料とする潤滑油」Gr.II~Gr.III鉱物油。

AW2はCAS#が74869-22-0なので「潤滑油(C15-C50) グループI~IIIのいずれかに属する鉱物油」

AW2のCAS#はエネオスが海外でよく使うCAS#です。
これ分子量も適当だし何が入っているか判らない不親切なCAS#です。
溶剤精製のGr.Iなのか水素化分解のGr.IIIなのかも判らない。

そういや40℃動粘度が>20.5cStでした。
普通SDSは40℃動粘度を掲載します。
エクソンモービルは100℃動粘度も記載してあります。
エネオスだけ不親切極まりない動粘度表記、20.5cSt以上って何だよ。
硬いかどうかも判りやしない。
ベースオイルCAS#もいい加減な74869-22-0なのでエネオスで確定ですね。


AW1とAW2のスペックが判らないのでRavenolなどの製品から予想すると

AW1 100℃動粘度 6.5cSt以下?
AW2 100℃動粘度 3.5cSt以下?

こんな感じでした。
Dexron-ULVが4.5cSt以下でしたが、AW2は更に柔らかいようです。
(実際のスペックか判らないので参考程度に)
こうなると下手なオイルは使いたくない気もしますが上のSDS見る限り適当でも良さそうな気も…



トヨタ純正の現行品「オートフルードWS」は100℃動粘度が5.45cStもあります。
「も」って言い方は適切じゃないか。
一般的なATFの動粘度は7cStくらいありますから。
ただ、最新ATFとしてはDexronやAW2よりはまだ硬い。

トヨタの最新の8ATでもWSが指定なので上のAW2と動粘度がマッチしません。
横置きATだけじゃなく縦置き6ATから10ATもWSです。
油量はそれぞれ異なりますが、カムリのCVTからランクルの10ATまでWSが指定。
カローラクラスになるとCVTフルードが指定です。


トヨタオートフルードWSのSDSはこちら

64742-71-8は触媒脱ロウ軽質パラフィン系油
63150-07-2はポリマー(PMA)
40℃動粘度23で100℃動粘度が5.45なので粘度指数は187程度。

64742-71-8
エクソンモービルのVHVI+(VISOM4)のCAS#がこれです。

この触媒脱ロウ処理ってのが良く判らないのです。
Gr.IIってことは無いともいますが…

あるいはVISOMのようにスラックワックス(固体)を異性化してイソパラフィンに液化したオイルだとしたらVHVI+確定なのでこれが47%だとしたらこれは「買い」ですね。
関係ないけどエネオスのWBASEもこのワックス異性化オイルです。



ともかく、
・トヨタの常で肝なオイルはエクソンモービルを使ってくる。
・オートフルードWSはAW2よりも高粘度オイル。
・トヨタのATは壊れない。

純正だから無交換マージンを取っているとしてもアイシンのAW2よりはオートフルードWSの方が信頼出来そうな気がします。



以上からAW2の代わりにトヨタのWS入れておけ、と言いたいところですが、AW2とWSに互換性はありません。
WS以外としてもAW2は超低粘度なのであまり変なオイルは入れたくないですね。
そんなアナタにはRavenolがおススメ。

ちゃんとAW2互換フルードが出ています。
RAVENOL ATF T-ULV Fluid
しかもPAOベース。

AW1互換フルードもあります。
RAVENOL Multi ATF LVS Fluid
RAVENOL ATF T-WS Lifetime
こっちはその名の通りマルチに対応。
こちらもPAOっぽいですがVHVIも入っているようです。


ただね、日本で売ってないのですよ。
Ravenolはアネブルが代理店なのですが、全然売ってない。
RavenolはPAOベースのオイルが多いので取り扱ってもらえるよう問合せしましょう。
ドイツ本国でもかなり高いので日本での売価もそれなりに高いでしょうが、欧州車の純正オイルを買うと思えばまだ買えます。
しかもそれより高品質なオイルですし。



日本で販売されているアイシンATFはAFW+とAFGですが、AFW+が国産車向けでAFGが輸入車向けな感じですが、どちらもAW1には対応していて、AW2には対応していません。

AFW+はアジア圏でも販売されているようですが、それなりに輸入車に対応しているのでAFGとの違いが判らない…

特にAFGは国内専売品のようなので性状など情報がありません。
AFGで適合するATは多いですが、最新の超低粘度ATFは軒並み適合外でDexronVI相当と見るのが適当。

色々書いてみたもののAW1とAW2に最適なATFは見つからず。
アイシンが販売しているAFW+はAW1はOKなのでこれは良いとしても、AW2に適合するオイルが国内に無いのは残念ですね。




以上を踏まえて私のボルボは何を入れましょうね?
候補は元々あってシェルのATFプラスです。
何とかの一つ覚えみたいですがベースオイルがGTLです。

このオイルは適合規格がDexron III(H)なのでボルボに入れるには規格が古い。
エンジンオイルのHX5Plusも添加剤が少ない感じがしたのでこのATFプラスも同じような感じになりそう。
アルキルナフタレンは添加必須。

そこへ行くとトヨタのWSの方が信頼度が高いです。
アイシン製6ATから10ATまで対応していてAW1とAW2の間のような特性。
ベースオイルはVHVI+とVHVIっぽいですがアイシン本家のATFより信頼出来そう。
これにアルキルナフタレンでもいいような気がしてきました。


ボルボはWSに交換してみようと思います。
結果出るまで少々お待ちください。
「WSはやめとけ!」コメントもお待ちしていますw
Posted at 2025/10/06 09:28:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | オイル | 日記
2025年09月28日 イイね!

3つのMobil1 0W-40

3つのMobil1 0W-40Mobil1 のフラッグシップオイルは0W-40です。
金色がその証(たぶん)

そんなMobil1 0W-40ですが、日本国内には3種類存在します。











まずは普通のMobil1
ACEA A3/B4からAPI SPまで網羅しつつ、欧州各社メーカーアプルーバルも取得しています。
珍しいところだとGMのDexos Rの認証を取得しています。
Nissan Genuine Performancesも認証取得していますが非GT-Rの模様。

ベースオイルはGTLでPAOが添加されています。
高性能ハイエンドオイル。
塩基価が高い(12.5)のでACEA規格はA3/B4止まりです。

たまにPAOじゃないからダメという人が居ますが、このオイルがダメなら何が良いと言うのでしょう?
教えて欲しい…



次は一部マニアはご存じのMobil1 Formula J 0W-40
R35GT-R純正指定オイルです。

ベースオイルはPAOです。
フルPAOです。90%がPAO。
GT-R用に無茶なオイルを作りました。
かつてのMobil1 のようなフルシンセティックが欲しい方はコレ一択。



最後はMobil1 Formula H 0W-40
たぶんNSX新車充填オイル(ターボの方ね)
台湾にしか写真がありませんでしたが、裏面にNSXの表記あります。



Formula HもベースオイルはGTLでPAO添加なので無印0W-40と大きな違いは無さそうです。
NSXユーザーマニュアルで指定されているオイルも無印Mobil1 0W-40ですね。




【おまけ】
コストコやAmazonで販売されている0W-40 FS(European Car Formula)も追記。

意外と流通しているので購入した人も多いかもしれません。
私もコストコで買ったことあります。
日本の0W-40と異なるのはBMW Longlife 01に適合しています。


SDSを比較するとこんな感じ
日本の0W-40


アメリカの0W-40 FS

PAO比率がアメリカの方が高そうですが25~50%なので何とも言い難い。
書類だけで比較するとアメリカの方がPAOが若干多いように見えますが、第9項の密度を比較すると日本(0.839)、アメリカ(0.841)と殆ど一緒でした。
なのでPAOとGTLの比率はほぼ一緒のようです。
この辺は製造年によって結構変わるので参考程度ですね。


Formula Jと無印0W-40の違いも知りたいなぁ。
スペック的にはFormula Jの方が上ですが、体感で差があるのか?
Fomula Jと無印0W-40の差が判らなかったらアメリカの0W-40 FSとの差はもはや判らないでしょう。

Formula J 0W-40はGTLすら入っていないフルPAO合成油です。

果たしてここまでやる必要があったのか疑問ではありますが、Mobil1もRaceProven時代はPAOベースだったので、それを継続しろ、と日産から言われたのでしょうね。
認証オイルの組成が変わるのはメーカーとしても大問題ですし。
しかも相手はR35GT-R。



そういえば、MOTULのニスモコンペティション5W-40もR35純正指定なのですが、あちらはPOE添加のVHVIベースオイルです。
なのにGT-R RCやGT3の指定オイルになっていてサーキット走行するならむしろMOTUL推奨となっています。
Mobil1はサーキット以外を推奨でVHVIのMOTULがサーキット向けなのが面白いです。
ただし3000km交換指定。


ちなみにニスモのRB26DETTのコンプリートエンジンは
S1、S2、R1、R2はMOTUL 5W-40が指定
R3、R4はMOTUL 15W-50が指定です。
ノーマルのRB26の人はどちらを使うか悩ましい(笑)

Posted at 2025/09/28 19:01:31 | コメント(2) | トラックバック(0) | オイル | 日記
2025年09月26日 イイね!

みんカラ:モニターキャンペーン【クロスクライメート 3シリーズ】

本企画への意気込みをお願い致します!

ミシュランのパイロットスポーツはこれまで何セットも履いてきているので、ミシュランのオールシーズンタイヤは非常に興味があります。

是非モニターさせてください。
雪山レポートもしますよ!

Posted at 2025/09/26 15:04:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | タイアップ企画用
2025年09月26日 イイね!

アメリカのオイルが購入したい

アメリカのオイルが購入したい
アメリカのオイルを試してみたいけどセカイモンは手数料は高いし…
という方にお勧めなのがAmazonです。(もちろん日本)



LAXJPという出品者が比較的安価でアメリカ製オイルの販売をしています。


ペンズオイルのウルトラプラチナが5qtで8980円です。
私もMobil1を購入しましたが、問題無く届いてます。
何かトラブルがあったとしてもAmazonジャパンが仲裁に入るので日本語でOK。
(そんなことは無かったけど)



ペンズオイルウルトラプラチナ≒シェルヒリックスウルトラです。
中身が不安な人は日本のシェルヒリックスウルトラを購入しましょう。

国内のシェルヒリックスウルトラは4L缶なので4Lでは足りない方など5qtだとちょうどいいです。
1L缶は高いですし。
私もGRカローラが4.3Lなので5qtは意外と使いやすい。


普通にAmazonで購入するだけなので、試しに買ってみるのもありだと思います。
Mobil1の0W-40も5qtで国内の0W-40よりちょっと安いです。



今のところバイク用が多いですがこういう業者が増えて欲しいですね。
LAXJPさん、Mobil1のラインナップを増やして欲しいです!
デフオイルとATF希望です!
Posted at 2025/09/26 10:08:17 | コメント(0) | オイル | 日記
2025年09月24日 イイね!

Idemitsu Rotary Racing

Idemitsu Rotary Racing
出光からロータリーレーシングというオイルが発売になりました。
リニューアルなのかな?
また海外のみです。
プランテックレーシングもそうでしたが、国内でも販売して!
(ECサイトは英語だけど国内発送だそう。だけどねぇ)


粘度は10W-30と20W-50です。





これは10W-30のSDSです。20W-50もだいたい同じ。


主成分はポリアルファオレフィン(PAO)です。
これが70%で残り15%が鉱物油、あとは添加剤溶剤の鉱物油が15%ですね。


ロータリー専用オイルでPAOがベースオイルです。つまり化学合成油。
「ロータリーには鉱物油が最適」と言ってたオイル屋さんを全否定する内容です。
マツダ純正オイルを製造している出光がロータリー専用オイルを化学合成油で発売している件についてコメントを頂きたい…


10W-30や20W-50という粘度もポリマー無しで作っているような粘度です。
ノンポリマーか不明ですが、ほぼノンポリマーでしょう。
ポリマーが入っていれば0W-30ないし10W-50ですから。


中身の成分はLa Taberna del Motorチャンネルで分析していました。


参考にMobil1 0W-40 FS(PAOベースのSN品)を載せています。
ロータリーレーシングは思ったほど低灰分じゃないですね。
SN規格相当と思えばリン(P)も亜鉛(Zn)もカルシウム(Ca)も普通。
最新のSP規格品よりはまだまだ灰分も多いです。

モリブデンが791ppmでリンもそれなりなのでMoDTP配合なのかな?
ロングドレインでは無さそうですが滑らかオイルのイメージは出来そう。
これは日本のレシプロ用オイルでもよく見る配合ではあります。


それにしてもMobil1 FSの配合が凄い。
塩基価13.4でCaが3600ppmって何よ。
今のSP規格のMobil1の約3倍のCa量…



結局大昔の鉱物油と比較して低灰分、低スラッジという話なんでしょうね。
だから今のGr.II鉱物油でもまだマシ、ノンポリマーで低スラッジという説も当時のポリマー入り鉱物油と比較しての話。
ノンポリマー鉱物油はただ硬いだけの昭和基準の高性能オイル。
(どこのオイルとは言ってません)


Idemitsu Rotary Racingは最新の基準でずっと高性能で遥かに低スラッジなのでロータリー専用オイルが欲しい方はIdemitsu Rotary Racingを入れましょう。
価格は結構高いですけど。


アメリカで1qt(946mL)で$22位するのでAMSOILやロイヤルパープルは余裕で買えます。
それならそっちのハイエンドの方がいいかも…



PAOだとオイル漏れが気になる?
これもPAOが使えないオイル屋さんの都合のいい言葉です。

PAOは確かにシールを収縮させますが、鉱物油やエステルを添加することで相殺出来ます。
PAO以外に鉱物油が入っているのはそのためだと思います。
この辺はUkiponさんのブログに詳しく書いてあります。

PAOがダメなんて言う業者の話は聞か無くていいですよ。
高級すぎて自分たちが使えないのでネガキャンしているだけです。
使ったことが無いから正しい評価も出来ていないのかもしれません。


出光はアッシュフリー、プランテックレーシングなど意欲的な製品が増えてきました。
この調子で高性能オイルをどんどんリリースして欲しいですね。国内も!
PAOの原料のアルファオレフィンの製造元ですしPAO製品のラインナップが増えて欲しいところです。
Posted at 2025/09/24 14:27:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | オイル | 日記

プロフィール

「@FTD,A. 普段はちゃんとサーキット3回守ってるのですが、今回テストしてるやつがどうにも…」
何シテル?   04/25 22:39
GRカローラでサーキットを走ってます。 オイルの検証も色々してます。 焙煎小屋を建ててコーヒー豆の焙煎もしてます。
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