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nino8446のブログ一覧

2025年02月04日 イイね!

後期型GRカローラ

後期型GRカローラ遂に発表されましたね。3月3日発売。
6MTで568万円、8ATで598万円!
前期が525万でしたので結構値上がりしました。
(一部OPが標準になっている)

GRヤリスと値上げ幅はほぼ同じですがあちらはエンジン変更ありですからね。
ちょっとボラれ気味。



ヒエラルキー上GRカローラの方が高い必要があるのでしょうが、実際の開発費込の原価はGRヤリスの方が高いですよね?

アメリカへの輸出割合が高いのは円安の今のうちに積極的に原価の安いGRカローラを売ってGR事業の黒字を継続させる。
GRが事業として成立することで次期車種を出しやすいですし。

と、考えるとGRカローラの立ち位置と売り方はまっとうですね。
国内が台数少ないのも仕方ない。
前にも言いましたけど、どちらか迷う人ならGRヤリス一択ですよ。
FL5と迷う人もFL5の方がいいと思います。リセール素晴らしいし。



閑話休題
今回GRカローラは全体抽選は廃止して販社ごとの販売方式になるようです。
抽選、先着、上客色々あるみたいですね。
もう締め切ったディーラーもあるとかないとか?
販社で1台なんてところもあるようなので販売台数は相当少ないようです。



変更点は沢山ありますが、欲しいのはこれ。

スポーツパッケージを選ぶとモリゾウエディション相当のシートが付きます。
スエードステアリングとか要らないけどこのシートが欲しい。
レッドステッチしか無いみたいですけど。

GRカローラ純正のシートってカローラスポーツのシートと同じなので特別感無いんですよね。
ホールド性も良くないし。




その他サーキットモード(アプリ)に対応したのでリミッターカット、アンチラグが使える。
緊急通報カット機能も付けて欲しいw

ディスプレイオーディオPlus(JBL付)を選んでも10.5インチにディスプレイが大きくならないのは北米に倣った感じですね。
あちらは最初から8インチしか選べない仕様。
フルバケ想定したら要らないですが、10.5インチ欲しかった人には前期の方が良い点ですね。
モニター小さいのにOPの値上がり幅が前期より大きいのはダメ。


サブラジエターが7.7万円で追加出来るのは良いのですが、あれ下回り打つと一発アウトらしく改良型のGRヤリスでもちょっと問題になってますね。
マウント位置が低いのかな?


あと、GRリアスポイラーを付けてもフロントバンパーに付けるダウンフォースバランサーが無くなってますね。
フロントバンパー形状変わってダウンフォースが増えたから不要?
部品点数が減って唯一値下げされたパーツ(笑)


改良型GRヤリスほどの変更点はありませんが、AT追加したり足回りの変更もあって順当に進化してますね。

ちょっと欲しかったのですが、乗り出し価格を見て諦めました。
8ATでOP付けると700万!

前期は結局500+70+550台でしたので最大でも1120台。
むしろ貴重になったと言い聞かせますw



GRカローラMY2025変更点パーツリスト
Posted at 2025/02/04 15:02:50 | コメント(3) | トラックバック(0) | GRカローラ | 日記
2025年01月28日 イイね!

植物由来の合成油


先日、出光のIFGプランテックレーシングのブログを上げましたが、ベースオイルが植物由来ってだけでエステル系なのか新開発の植物油なのか判りませんでした。


いつものようにネット徘徊していたらそれっぽいオイルがありました。
Novvi社のSynnovaシリーズ
植物由来の合成油ってことでグループIII+のようですが、粘度指数は137~145ということでGTLやPAO並みにいいですね。
しかもNoackがかなり少ないし非エステル系。


ひまし油のようにグループVなのかと思ったらグループIIIカテゴリーという謎。
GTLもそうですけど石油じゃないからAPI(米国石油協会)の枠に居ませんよね。
無理やりグループIIIに入れられてる感じがする…


これ使ったエンジンオイルもありました。
ROWEのSUNSPEEDシリーズ。
Full Syntheticで見つからないと思ったらBioSyntheticなるジャンルがありました。

SUNSPEED SYNT RS LONGLIFE IV SAE 0W-20



このシリーズのSDSを見るとこんな感じ。




赤枠の
2241366-04-9 オクタデセン、ヘキサデセンとの反応生成物、水素化
がそれですね。

添加剤溶剤でVHVI使ってるようですが、ほぼ植物油100%です。
出光もこれ使ってるのかな?

価格は5Lで60~70ユーロ位。
そこまで高く無いですね。

Kixx(GSカルテックス)にも同じようなオイルがあります。


出光のプランテックレーシングがこの植物油なのか判りませんが、ROWEも出光もNaockがかなり低いし、同じようなものを使ってる可能性はありそうです。
だとすると、新開発でも無いし高くも無いってことですね。
少なくともリッター1万もするようなもんじゃないと。


バイオマス由来のエンジンオイルというのは既にコスモ石油なども発売しています。
でもね、売ってないんですよ。


ドイツで60ユーロで販売出来てるなら4L 8000円以下で量産出来るはず。
国内元売りのハイエンドオイルもパッとしませんし、植物由来の合成油で量販オイルを発売してい欲しいですね。
コスモか出光にやって欲しいなぁ。


技術的に優れていても量産出来なければそれは社会貢献とは言いません。
ただのアピール商材で終わらせずに継続して欲しいですね。



ROWEの輸入代理店様へ
日本でもSUNSPEEDシリーズ扱いませんか?
特徴あって高性能だしアリだと思いますよ。


Posted at 2025/01/28 14:49:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | オイル | 日記
2025年01月24日 イイね!

日本語で選ぶエンジンオイル その3


大好評?日本語で選ぶエンジンオイルの第三段です。
オイル関連で一番高PVなのは化学合成油リストですけど。
あれ、ついにgoogleとYahoo検索でもトップ10に出るようになりました。


今回も日本語だけで選びます。
いつも通り化学の知識は要りません。

例としてバルボリンのサイトを挙げます。
バルボリン自体が悪いという意味ではないです。むしろ良い方だと思います。


下記4つはバルボリンの代表的な製品です。

VALVOLINE SYN POWER FULL SYNTHETIC 0W-40
VALVOLINE SYN POWER FULL SYNTHETIC 5W-50
VALVOLINE MAX GUARD C5 0W-20
VALVOLINE MAX GUARD SP 0W-20



シンパワーは0W-40と5W-50の粘度違いなだけのように見えます。
マックスガード0W-20と同じ粘度でC5とSPの違いなだけのように見えます。

赤枠と黄枠に注目
シンパワー0W-40だけ100%化学合成油で他は100%合成油です。
価格は4300~2800円/Lと全然異なります。
シンパワー同士でも1300円/L、0W-20同士も1000円/Lも違います。
0W-40と5W-50なら5W-50の方がワイドレンジで高そうですが…

各製品のPDS(プロダクトデータシート)を読むとより違いが判ります。


バルボリンシンパワー 0W-40 モーターオイル
バルボリン シンパワー0W40 モーターオイルは、PAO(ポリアルファオレフィン)を主成分とする化学合成基油と最先端のバルボリン添剤テクノロジーを結集して開発した超高性能100%化学合成エンジンオイルです。


バルボリンシンパワー5W50 モーターオイル
バルボリン シンパワーモーターオイルは、超高性能プレミアム100%合成基油と最先端のバルボリン添剤テクノロジーを結集して開発した超高性能100%合成エンジンオイルです。


バルボリンマックスガード C5 0W-20
バルボリンマックスガード C5 0w20 は、ポリアルファオレフィン(PAO)配合の100%合成モーターオイルです。


バルボリンマックスガード SP 0W-20
バルボリン マックスガード SP シリーズは、100%合成基油を採用し高性能添加剤システムと最先端の粘度指数向上剤を配合して開発した超高性能モーターオイルシリーズです。


どうでしょう?
違いが判りましたか?


バルボリンの定義では化学合成油と合成油は区別しているようです。

シンパワー 0W-40 PAOを主成分とする化学合成基油(PAOがベース)
シンパワー 5W-50 超高性能プレミアム100%合成基油(VHVI+?)
マックスC5 0W-20 PAO配合の100%合成モーターオイル(VHVIにPAO配合)
マックスSP 0W-20 100%合成基油(VHVI)


以前にも書きましたが各社アピール出来るポイントは必ずちゃんと書きます。
変な日本語で煙に巻くようなことはしません。
PAOベースなのにアピールしない企業はあるにはありますけど。



シンパワー0W-40はPAOベースの化学合成油です。
シンパワー5W-50はちょっと胡散臭いですが、同社他製品とは違う超プレミアム100%合成基油とあるのでもしかするとVHVI+がベースオイルかもしれませんが、価格が高くないのでVHVIとポリマーで作ったオイルの可能性が高いです。


次にマックスガードC5はPAO配合と書かれていますので粘度指数向上剤にmPAOを配合して粘度指数を上げているものだと思います。

一般的に流通しているオイルでPAO表記があるものの大半は「配合」です。
PAOと書いてあってもベースオイルではありません。


PAO配合オイルの場合、販売店が勝手に書き換える場合もあります。

マックスガードC5は本来

100%合成油(PAO配合)

なのに、

100%化学合成油(PAO)

なんて書いている販売店もありました。
これだとPAOベースの化学合成油と勘違いしてしまいます。
マックスガードC5は安いオイルでは無いので勘違いして買ってしまう人も居そう…

購入前に必ずメーカーサイトを確認してから購入しましょうね。
ホント無秩序過ぎるオイル界隈。。


話を戻して、マックスガードSP 0W-20は普通のVHVIでしょう。
C5とSPの両方に適合する添加剤はあるのでC5 SPという商品でも良さそうですが、そこは価格差が出てしまうので敢えて棲み分けしたのかな?


以上、この中で避けた方が無難なオイルはどれでしょう?
比較するとシンパワー5W-50が日本語に違和感ありませんでしたか?
「超 高性能 プレミアム 100%合成基油」

シンパワー0W-40と名前は同じでも中身は別物のようです。
悪いオイルかどうかは判りませんが0W-40と比較すると文章が後ろめたいですよね。
価格も1300円/Lも安いし同じ中身の訳がないです。


そもそも5W-50って難しいオイルです。
かつてMobil1 Rally Formulaという5W-50のオイルがありましたが、あれは純然たる化学合成油で5W-50の粘度を担保していました。
いわゆるトリシンセ時代のMobil1です。
回顧主義オジサンが昔は良かったって言ってるやつw


当時は5W-50のワイドレンジこそ高性能の証だったのですが、この20年くらいはポリマーで増粘し放題になってしまったのでワイドレンジ=高性能では無くなりました。
5W-30程度のオイルにポリマーマシマシで5W-50の出来上がり。

シンパワー5W-50は100℃動粘度17.4で粘度指数が171なので実質5W-42程度かもしれません。
40℃動粘度が記載ないので判断できないのですが、そんなに強烈なポリマーは使って無さそうです。そこは良心的。
しかし、廃盤になってました…


ちなみに今のMobil1 5W-50もRally Formulaとは別物です。
レクサスLFA純正オイルですけど何故かベースオイルがVHVIです。


バルボリンはオープン価格では無いので比較的推察しやすかったです。
ちょっとした表記の違い、価格差が手がかりになりますからね。
オイルに限らずオープン価格は何もいいこと無いので止めて欲しいですね。


日本語で選ぶエンジンオイル

続:日本語で選ぶエンジンオイル
Posted at 2025/01/24 08:41:18 | コメント(2) | トラックバック(0) | オイル | 日記
2025年01月22日 イイね!

勝てる気がしない・・・


リンクサーキットの2024年ランキングが出ました。



ヤバいっすね。
ZC33S確変状態。
まさか53秒台まで居るとは…

自己申告なので載ってないクルマも当然ありますがZC33S上位占め過ぎ。
GRヤリスも53~55秒くらいに居るはずですが昨年は登録なし。

そしてシバタイヤ200R
12月のリンクの気温でグリップするんだろうか…


来月の筑波の走行会、RE-71RSかシバタイヤ200Rか迷います。
RE-71RSでも1周目滑るってのに明らかにそれ以上滑る200R。
80Rでケツ出たらヤバい予感しかしません。

71RSは265なので71RSで行くとは思いますけど。
エンドレスサーキットミーティングも3/9で決まったようなのでそこで71RS使い倒してお終いかな?

早くCUP2が欲しい!
Posted at 2025/01/22 20:04:04 | コメント(2) | トラックバック(0) | サーキット | 日記
2025年01月20日 イイね!

G16E-GTS用オイルを作る

G16E-GTS用オイルを作る
GRカローラ用のオイルを作ってみることにしました。
とは言え、イチから作るのも至難の業ですしコスト的にも厳しいのでブレンドします。










要求仕様
・サーキット走行3回して油圧低下が30kPa未満
・サーキット走行含め5000km走行後に性能担保されていること
・LSPIに対応していること
・高粘度化による出力損失が無いこと
・2000円/Lを超えないこと


かなり厳しい条件です。
特に1個目。ダメオイルだとサーキット1回で50kPa落ちます。
ポリマーたっぷりだと街乗りだけ3000kmでも50kpa落ちたり。
サーキット3回+5000kmに耐えられればターボ車街乗り1万km楽勝のはず。
直噴ターボでオイルも汚れるのでそれ以上は宜しくないですけど。


GRヤリスやGRカローラのG16E-GTSは0W-20 API SP規格品が指定粘度オイルです。
5W-30やそれ以上の粘度帯のオイルは使用可とはなっていません。
ここがちょっと他のエンジンと異なるところです。
普通は他の粘度もユーザーマニュアルに使用可と記載されます。


GRヤリス、GRカローラは0W-20のみ



シビックタイプR(FL5)は0W-20から5W-30まで記載
何気にACEA A5/B5も記載ありますね。



とは言え、過去0W-20オイルを色々試してきましたが、やはり0W-20ではサーキット走行を含めると完全に性能担保するのは難しいです。
なので0W-20よりは硬く、0W-30未満の粘度を想定したオイルを作ります。
イメージ的には0W-25程度です。
あくまでも0W-20の範疇を超えない範囲での高粘度化。


混ぜるオイルは添加剤、ベースオイルが異なると効果が薄れそうなので今回はMobil1で作ります。
0W-20と0W-30を混合した理由は成分が似てるから。(GTL比率高)
5W-30だとVHVIが多く、ベースオイルの配合が結構違うので避けました。

また、LSPI非対応オイルだとノック補正学習値が下がると言う話も聞くので対応必須とします。
私はSP規格品しか使ってないですし、学習値があまり変化しないGRカローラですのでこの辺の差が判りませんが、前期GRヤリスはこの影響あるようなので必須要件にしました。



粘度計算ツールはテンペラメントルブさんのサイトを使用しています。
入力する動粘度は100℃動粘度(カタログ値)を使用します。

0W-20を1.5L、0W-30を2.5L混合します。
これで100℃動粘度9.54cStなので0W-27相当の粘度。



次にアルキルナフタレンを配合します。

AN5とAN15は半々で150mLずつ配合します。
これで7.53cSt低粘度ANの出来上がり。



最後はMobil1とアルキルナフタレンの配合

4Lの0W-27相当のMobil1と300mLのANを混合します。


これで100℃動粘度が9.38となりましたのでだいたい0W-25程度の粘度になりました。
4.3LはG16E-GTSのフィルタ交換時のオイル容量です。


アルキルナフタレンを2種類配合したのはAN15だけだと高回転側の効果が大きく「中抜け」する感じがあったから。
高回転側だけやたらスムーズだったのでAN5を添加することで低回転から高回転までスムーズになるのでは?と想像。


以下レシピです。
Mobil1 0W-20 SP 1500mL
Mobil1 0W-30 SP 2500mL
AN5 150mL
AN15 150mL


最後に価格ですが、
Mobil1がペール缶で購入すると1250円/L程度なので5000円
AN5が150mLで1260円(250mLで2100円)
AN15が150mLで1500円(250mLで2500円)
合計7,760円となり1804円/Lとなりました。

この原価で実際に販売するとなると4000円/L位になりますよね…



このオイルでTC2000とFSW走って来ます。
結果は後ほど!


Mobil1 0w-20と0W-30のミックスは既にボルボで検証中ですがバッチリです。
期待通りの粘度になりました。
やはり組成の似たオイルで混ぜた方が良いですね。



同じレシピでの人柱も募集します。自己責任ですが(笑)



G16E-GTS用オイルを作る その2
Posted at 2025/01/20 12:36:28 | コメント(2) | トラックバック(0) | オイル | 日記

プロフィール

「思ってたより派手w」
何シテル?   12/20 19:01
GRカローラでサーキットを走ってます。 オイルの検証も色々してます。 焙煎小屋を建ててコーヒー豆の焙煎もしてます。
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