昨年の秋のStereo Soundだったか、特集でネットワーク環境下におけるLANケーブルの音質比較の記事が掲載されていた。
以前ちょこっと書いたことがあるけど、USB DACに使用するUSBケーブルで確かに音が変わる。デジタル信号なのに・・・・
そう考えると、LANケーブルで音が変わるというのも頭から否定はできない。
そんなことから、NASの移動に伴うLAN環境の変更時に、無線アクセスポイント(ブリッジモード)からハブとNASとパソコン間のケーブルだけはCAT7準拠のUTP(ノンシールド)ケーブル(以下CAT7ケーブル)を導入して、環境が整い次第従来のケーブルと音質比較をしようと思っていたんだけど、面倒になり延ばし延ばしにしていたのだが。
ところが、先日会社のマスタリングシステムの試聴の機会があり、そのときLANケーブルで音が変わるという話が出て、実際にそのシステム(目が飛び出る金額です)で比較したところ、見事にLANケーブルで音が変わることを自分の耳で体験。
今日たまたま時間ができたので、重い腰を上げて手持ちのCAT5eケーブルとの比較試聴を行ってみた。
いろいろ変えるとどこの効果かわからなくなるので、アクセスポイント-ハブ-NAS間はそのままCAT7ケーブルのままで、ハブ-パソコン間のみCAT5eケーブルとCAT7ケーブルを差し替えて比較してみたところ、うちのしょぼいシステムでも十分違いを感じられたから驚いた。
具体的には、CAT5eケーブルだと音場が狭く若干こもった音に聞こえるが、CAT7ケーブルに変えた途端音場が広がり、解像度も向上して、ベールが一枚剥がれたような音になる。
もちろん、全てのCAT5eケーブルがだめというわけではないと思うし、CAT7ケーブルだったら何でもいい問い分けではないと思うけど。CAT7ケーブルの価格も安くなったので、導入してみる価値は十分有るのでは無いかと思える変化だった。
ちなみに、うちが導入したのは以下のもの。
エレコム LD-TWSS/BUシリーズ[カテゴリー7対応 スリム ヨリ線 ブルー]
しかも、笑ったのがLANケーブルを抜いているのに、ちょっとキーを触ったら音が鳴り出したのであれと思ったら、自動で無線でつながっていたんだけど、これが少なくともCAT5e接続時よりもいい音で鳴っていたからさらにびっくり。
無線LANも最近のものはバカにできないな。
もう一つの悪戯はこちら。
効果は・・・・
Posted at 2022/03/15 23:30:33 | |
トラックバック(0) |
オーディオ | 日記