
マツダの第六世代商品から展開されている安全装備であるi-ACTIVSENSEですが、初期型のアテンザで初体験したものは以下の通り。
・マツダ レーダー クルーズ コントロール(MRCC)
・前方衝突警告システム(FOW)
・車線逸脱警報システム(LDWS)
・リアビークルモニタリングシステム(RVM)
・ハイビームコントロールシステム(HBC)
・アダプティブフロントライティングシステム(AFS)
・スマートブレーキサポート(SBS)
・スマートシティブレーキサポート(SCBS)
・AT誤発進抑制制御
これが買い替えた大幅改良モデル、そして先日の商品改良と逐次機能が更新(強化や追加)されています。最新のアテンザに搭載される機能は以下の通りですが、
・交通標識認識システム(TSR)
・
アダプティブ・フロントライティング・システム(AFS)
・アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)
・ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)
・リア・クロス・トラフィック・アラート(RCTA)
・レーンキープ・アシスト・システム(LAS)
・車線逸脱警報システム(LDWS)
・ドライバー・アテンション・アラート(DAA)
・マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)
・アドバンスト・
スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンスト
SCBS)
・AT誤発進抑制制御[前進時]
・スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時](SCBS R)
・AT誤発進抑制制御[後退時]
・スマート・ブレーキ・サポート(SBS)
AFSとALHはトレードオフなのでウチのLパケはALH。そして太字にしているのがウチの中期(?)モデルに搭載されている機能です。
いやー、実に多彩で豊富な安全機能が満載なのですが、この話題を書こうと思って改めて引っくり返してみたものの、初期型に何が搭載されていて、中期型で何が追加になったり強化されて、最新型でナニがどう変わったのか、とてもソラでは云え(書け)ませんでした(^_^;)。
ただSCBS/SBSなんかは緊急回避機能なので、普段はその恩恵に預かることはありません。
というか頻繁に作動させたらドライバーとして失格でしょうw
BSM/RCTA/LDWS/DAAはそれぞれの場面で適宜アラートを上げてくれるものなので、実際にドライバーが意識して利用する機能としては、MRCC/LAS/ALHくらいなものです。
で、前置きが長くなりましたが初期型から中期型の大幅改良でLAS/ALHは追加となっていますが、MRCCは両モデルに搭載されています。それが機能面で進化したのか?よもや退化していないよね?というのが今日の話題d(^_^;)。
結論から先に云ってしまうと、進化したよーな退化したよーな結構、微妙な印象を持っていますA^_^;)。
初期型のアテンザで初めてレーダークルーズコントロールというヤツを体験して「うん、こりゃイイや」という印象を持ったのですが、当然のように完璧というワケにはいかないので、所謂「誤検知」と思われる誤動作の類は皆無ではありませんでした。
具体的に言えば、二車線の右側を走行中になだらかな右カーブに差し掛かった際に左車線に並走車両が居ると、前方に車両が車線変更してきたとご認識して速度を落とす、なんて感じですね。
勿論、危険を伴うものでもないですし、システムの振る舞いや左前方車両との位置関係を勘案すれば「これは仕方が無い」と十分に納得がいくものでした。
結局3年8万キロ以上を走る中で「これはちょっと無いんじゃない?」と思うような制御は極めて稀でした。
皆無では無かった事は確かなのですが、思い出そうと思っても忘れちゃってるくらいなのでw
ところが改良モデルに乗り換えてからMRCCの挙動に明らかに初期型との違いを確認しました。恐らく市場からのフィードバックや開発の継続に伴うチューニング(プログラム更新)のせいだと思うのですが、進化とばかりは云えず、もしかして退化か?という場面も稀にあります。
良くあるケースが前方に他車両が車線変更をして割り込んでくるケース。
MRCCの設定速度が隣車線の巡航速度より高ければ、速度差の関係で車線変更しようとしている前走車との車間はどんどん縮まっていきますよね?で、その車両はボクのクルマとの位置関係を確認しつつ車線を変更してくるワケですが、今のMRCCはこの割り込み車両の認識に結構疎くてw、なかなか減速を開始してくれません(苦笑)。
ボクは当然、ウィンカーを出して車線変更しようとしている車両は認識していますし、車間や速度差を勘案して減速をする準備も心構えも出来てはいますが、MRCCが認識して自動で速度を落としてくれれば何もする必要はないワケです。というか、初期型はそういった場面で
結果的に何もせずとも適切な減速と車間維持をやってくれていた記憶があるのですが、、、
新型は度々
「
おぃおぃMRCCクン、アイツ入ってくるよ。見えてる?判ってる?減速しないとマズくね?w(^o^;)」
という場面があるんですね、実際A^_^;)。
この前方車両の左右方向の認識範囲は、初期型の誤認識で紹介したようなカーブでの隣接車線の車両の認識とトレードオフの関係があるでしょうから、チューニングレベルは結構難しいと思います。故に短絡的に×を付けるつもりもないし、ドライバーが適切に対応すれば良いと考えてはいます。
ただ、、、(^_^;)。
ボクはかつて初期型を所有していて、そのときは現愛車で度々遭遇する
上記のようなドキドキはほとんど記憶に無いんですねぇ。。。A^_^;)。
じゃぁ一方で緩やかなカーブでの隣接車線車両の誤認識が減っているか?といえば、これはこれであまり変わらないよーな印象でもあります。まぁタイミング的にそういった場面は少なかったり、動作が改善して何事も無く通り過ぎてしまうと人間、記憶に残らないものですからね(苦笑)。
というワケで、進化の度合いは認識し難く、退化については判り易いというこの手の安全装備に過信は禁物なのは当然としても、世間で注目の自動運転に向けてどんどん進化していくので、願わくば販売済みの車両への手当ても何か考えて欲しいものですね。
不具合改善だけじゃなくて(^_^;)。
ブログ一覧 |
アテンザ 25S | 日記
Posted at
2016/10/06 13:13:13