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2017年02月10日

ホンダが迷走しているように見える・其の参

ホンダが迷走しているように見える・其の参 すっかりマツダ・ヲタと思われているであろうボクが今更ホンダを語ったところでねぇ…と思ったら意外に沢山読まれている上にファン登録数の増加にまで貢献しているこのお題(^_^;)。

今回の話題は日本で750台限定で発売されたシビック TYPE R(FK2型)ですが、副題は予告wで書いた通りで

「全く心配してなかったシビックTYPE Rの残念な話」

ですA^_^;)。

ボクは初代FF TYPE RであるDB8のオーナーで、それなりにクローズドコースも走り回った経験を持っていますので、TYPE Rを語らせたらちょっと煩いです(笑)。その辺は過去にブログで書いているので今回は割愛しますが、副題の通りでホンダがTYPE Rを復活させるという報に触れたとき、ボクはそのクルマの仕上がりに全く心配はしていませんでした。

いや、マジで(^_^;)。

ホンダがTYPE Rの称号を冠するクルマが変なクルマである筈がない!これはもう確信を通り越して信仰に近いものだったかもしれませんが、ひょんなことからこのレビューを見付けて読んだところ「あれ?(^_^;)」となりました。

正直に書きますが、オーナーの人となりは何も知らなかったので、ロクにサーキットを走ったことも無いような人がテキトーな事を書いていると最初は思いました。つまり「有り得ない」であり「信じられない」話だったのですが、レビューの主のブログを少し拝見して考えが変わります。勿論オーナーさんの技量を推し量るには至りませんが、少なくとも然るべきペースでクローズドコースを走れる実力と、様々なコースの走行経験をお持ち(具体的には鈴鹿や菅生)というところまでが伺えると、そういうオーナーさんに少なくともレビューで書かれているような評価を下されたクルマであるという事実は受け止めなければイケないと思いました。

その後、某親方wがガッツリと辛口レビューを公開するに至って確信に変わるワケですが、どーやらFK2型のTYPE Rは、ボクの知るTYPE Rとは違うクルマになってしまったようなのです。

ボクの知るTYPE Rとは過去のブログでも書いている通りで、サーキットを思い切り走らせると何の不満も不安も無くドライバーは運転に集中し、楽しくてしかも速い!クルマ。そのために一般市販車に求められる快適性(乗り心地、静粛性、etc)はことごとく排して、サーキットまでの往復を自走で行える必要最低限の装備まで絞り込む潔さが身上でした。

ただ、もし最新のTYPE Rが多少快適性に配慮したクルマ造りになっていたとしても、ボクとしては全く非難するつもりは無かったのですが、本題から外れるので一旦横に置いて、、、(^^;;

ボクが残念に思った点は、サーキット走行を楽しむオーナーと、スポーツ走行を我々に指導する立場のプロがクルマに対して不満を訴えた点と、両者が口を揃えた「全然楽しくない」という感想でした(-_-;)。

ボクの知るTYPE Rは、それこそビギナーからプロまで、クルマに不満を感じることは何もなく、走らせればレベルの差はあっても皆が「楽しい!」と口を揃えた上で、速かったクルマでした。

で、問題はどーしてそんなクルマになってしまったのか?です(-_-)b。

その原因を某親方がズバッと鋭く指摘していますが、ボクもそう思います。というか、それ以外には考えられません(^_^;)。

要するにFK2-Rはニュルで最速ラップを刻むことに特化したセットアップをしてしまって、汎用性というか他のコースに適合する柔軟性を失ってしまったのでしょう。

何を言っているか解らない人向けにちょっと例え話で解説しますが、、、

スポーツカーが完成して市販された場合には、その時点の性能がいわばそのクルマの基本性能となります。複数のサーキットに持ち込めば、菅生で何秒、もてぎで何秒、筑波で、富士で、鈴鹿で何秒で走れるか?というワケですが、当然あるコースに特化するワケでは無いので、様々なコースの色々なコーナーであるレベルのパフォーマンスが出るようなバランスで仕上がっているものです。

これがそのクルマの基本性能の部分ですが、メーカーが力を入れて開発しているスポーツモデルであれば、その基本性能を底上げする、平たく言えば上記の全てのサーキットでラップタイムをX秒縮める、なんてことは容易ではありません。

じゃぁそのクルマを更に速くする方法は全くないのか?というと、あります。それがコースに合わせたセットアップです。

例えば筑波サーキットを例に取ると、ここには180度回り込むコーナーが3つ、100Rの中速コーナーが1つあります。

そのクルマの基本的な性能に対して、180度回り込むコーナーを更に曲がり易くしてあげてコーナー毎に0.3秒強速く走れるようにクルマをセットアップ出来れば、ラップタイムは1秒縮められる可能性があります。じゃぁなんで最初からメーカーがそれをやらないのか?といえば、低速コーナーで回頭性を上げれば、中高速コーナーでの安定性が落ちるからです。
3つの低速コーナーで0.3秒づつ縮められても、100R~90Rの最終コーナーで1秒以上遅くなってしまっては、トータルでラップタイムは縮まりません。逆に高速コーナーを1秒速く走れるようにする一方で、曲がり難くなる低速コーナーで0.1秒遅くなるだけで済めば、差し引きで0.7秒ラップタイムが縮められます。

みたいな話で、あるコースに特化して「どこをどれだけ妥協すれば」「よそでどれだけ稼げて」「もっとも速く走れる」のはどんなセッティングか?を詰めていくのがセットアップですが、それで筑波サーキットでノーマル比?秒速くなったとしても、他のサーキットで同じように速くなることは有り得ません。

それが或るコースに特化したセットアップという世界です。大体、色々なコースで有効なセットアップがもし見つかれば、それは基本性能の底上げという話で、TYPE Rのようなクルマの場合、メーカーは当然、取り得るあらゆる手段を使って既にやっている話です。

とすると、じゃぁホンダはなんでそんなことをやったのか?という話になりますよね?(^_^;)

思うにシビックTYPE Rの開発に於いて、プロトタイプが仕上がってニュルでタイム計測をしたところ、FF最速のタイムには届かなかったのでしょう。当然考えられるあらゆる手立ては講じた上で、です。そのタイムギャップが3秒だったのか5秒だったのかは知りようがありませんが、社長が「ニュル最速のFF」と言ってしまった以上、そのタイム差をなんとかして削らなければなりません。そうなったらもうニュル北コーススペシャルのセットアップを施す以外に手は無かったんじゃないかな?

結果として公約は果たせましたが、出来上がったクルマはニュルのコースに最適化されている上に、そのクルマとニュル北コースを知り尽くしている開発ドライバーが走ればそのタイムが出る、という代物ですから、他のコースを我々のような素人オーナーが走らせたら何が起こるのか?それが厳しいユーザーレビューという構図だろうと洞察しました。

ベースとなった旧型のシビック・ハッチバック(欧州仕様)はセンタータンクレイアウトでリアサスはトーションビームと、シャシーは基本的にフィットと同じです。フィットがベースだったのかまでは判りませんが、TYPE Rがベース車両ありきのある種の「チューニングメニュー」であることから、当然ベースとなるクルマに備わっている潜在性能という足枷があります。結果論ですが、ニュルFF最速を狙うには、ベースの欧州シビックには些か荷が重かったというのが真相だと思います。

しかし社長の「ニュルFF最速を狙う」という公約を「頑張りましたが出来ませんでした」と引っ繰り返す訳にもいきません。恐らく開発チームは他に手立てが無くニュルセットアップに走ったのではないでしょうか?結果「速い事は速いけど全然楽しくない」とか「コントロールが難しい」クルマになってしまうとは、もしかしたら思ってなかったかもしれません。

あくまで結果論ですが、恐らくニュルセッティングに走る前のプロトタイプ時点の基本性能をベースにチューニングを詰めて市販していれば、ニュル最速の称号は得られずとも従来のTYPE Rの延長線上にあるクルマになっていたのではないか?と推察しています。そんなクルマであったなら、オーナーが不満を持つようなことも当然無かったでしょう。

どこでボタンを掛け違ってしまったのか?(^_^;)

①伊東・元社長が「ニュルFF最速を狙う」と公言してしまったこと?
②ベースの欧州シビックにそれを狙うだけのポテンシャルが無かったこと?


まぁ今となってはそこをあまり突いても仕方がないですが(^_^;)、伊東・元社長が高い目標を掲げたこと自体はホンダらしくて良いと思うと、やはり②が想定外だったんでしょうね。

ホンダのサイトによれば、フロントにはデュアルアクシスストラットという全く新設計のサスペンションを奢る一方で、リアはトーションビームを踏襲しました。ボクは別にトーションビームだからダメなんて短絡的には思いませんから(世の中には多いですけどw)

「FF車世界最速を達成するための剛性や特性、性能を検討したとき、トーションビームでも十分狙うことができるという見通しもありました。要は形式ではない、目標が達成できればトーションビームでもいいわけです。」

と、ホンダのエンジニアがこう言ってトーションビームのままにするのなら、それはそれでも良いと思うんですよ。でも、こっちの記事では新型の開発責任者(LPL)が

「シャシー系は現行モデルではフロントサスは新設計(デュアルアクシスストラット)できましたが、リアサスはトーションビームのままだったので苦労しましたが、新型はリアサスがマルチリンクですので設計の自由度も増えています。そういう意味では、電子制御に頼ることなく“素”の状態で性能を高めることができたので、コーナリング性能は更にレベルアップしています。」

なーんてことを言っているよーなので、相当に苦労して電子制御に頼って…たんでしょうね(苦笑)。
果たしてどっちが本音なのか?(^_^;)ネット記事って恐~いw

もしかしたら新型から欧州シビックもシャシーを北米と統一したのは、FK2-Rの開発で懲りたからかもしれませんね(^^;;

さてそろそろ〆ましょう。

TYPE Rを欲しがるコアな顧客は、自らサーキットに足を運んで最高のドライビング・プレジャーを楽しみたかった筈です。その点歴代のモデルは期待を裏切ることはほとんど無かったワケですから、FK2-Rに対しても同様の期待を持ったでしょう。そんなオーナーさんたちにとって、実は「FFニュル最速」なんて称号はどーでも良いモノなんですが、、、(^^;;

一方でTYPE Rの高性能に魅力を感じ、しかし自らサーキットに足を運ぶほどではないオーナーにとっては「FFニュル最速」という勲章は愛車のステータスですからあれば嬉しいモノでしょう。

じゃぁこの「FFニュル最速」という称号が、従来のTYPE Rが持っていたドライビングプレジャーを損なってでも必要なモノか?TYPE R最大の魅力と引き換えにしてでも欲しいモノなのか?と両方のタイプのオーナーさんたちに問うたら、恐らく両者共に「NO」と云うんではないでしょうか?(^_^;)

そうは思うんですが、じゃぁ開発途中でその目標を「取り下げる」「反故にする」のがホンダらしいか?といえば、それも違う気がするし(苦笑)。

この問題は、紐解けば紐解くほど「誰が悪い」となかなか言い難い、悩ましい問題だと思っているんですねA^_^;)。ただ、残念であることには違いがありませんが、、、
ブログ一覧 | ホンダ | 日記
Posted at 2017/02/10 20:12:40

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この記事へのコメント

2017年2月10日 23:15
この件、私も同様にホンダがTYPE-Rと名乗って出すんだから、Rのターボだという点が有ってもワクワクだろうと。今後、そういう熱いのは出ないだろうと思っていたから買ってもいいかも、と思ったぐらい。でももう遅かったんですね。劣化してて。

モータショーで見たRはエンジンは良さそうで、ただどこまで行ってもトーションビームは別物ぐらいゴツク剛性あげてあって、裏返すとそこまでやったらトーションビームの良さは消えて路面の凹凸じゃなく、左右のねじりの減衰手段をどーするんだろうと。

結果から見えた方法論は、タッチさんの読み通りニュルスペシャルで逃げたかも。でも結局リアの踏ん張りがキモという車の基本特性からは、ニュルでそこまで行けたなら、普通のサーキットもそこそこ行けるはず。なので、ソフトで逃げた分が「TYPE-Rにあらず」となったのだと考えます。

現代の方法論ではありなのかもしれませんが、ドライバー自身の制御範囲を超えてしまって補いきれなくなるとこまで引っ張り上げるのは、逆に危険ですよね。サーキットモードが作りこまれていない制御なのだと。

あのインプレや親方の評論から推論するに、ニュルは制御切ってドライバーの腕で走ったのだと考えてます。「サーキット走行でVSCキャンセルは有りだろうと」

前に進むトラクションのためのフロントサス、神頼みと思えるスペシャルハイグリップタイヤ、そして接地性とブレーキ反力が左右で連動要因を持つリアサス方式にブレーキでヨー制御させるのは、特にニュルの路面では無理があるなと思う次第(時間的に詰められず、最後はドライバーに任せてタイム出したんでしょう)。

この件は、F1で勝てない要因と根っこが通じている気がするのです。タッチさんが言うように、最初に上げたハードルを満たす機構の見積もりがキャパを超えても、軌道修正できないままどん詰まりまで行ってしまう。どこかで見切りをつける英断や、そもそもの見積もりが甘い感じが。

日本人によくあるライバルは○×まで伸ばしてくるだろうからその10%上を数値目標とする、、、なんてやり方。ライバル関係無しに、有りもん技術、要素でどこまで行けるか、博打はどこに残るのか、そういう結果限界はどこに有るか、を見てやるやり方が優秀な組織は苦手。ホンダもいつしか、裏付けのない掛け声の「目標」にノーと言えない組織になったのではと?。

長コメすいません。
コメントへの返答
2017年2月11日 10:48
いやはや、ボクからしたら「TYPE Rでこんな事が起こるのか?Σ(・ω・ノ)ノ」位のインパクトでしたょ(;^_^A

流石にFLAT6さんは鋭いですが、世の車ミーハーな連中wはトーションビームと聞けば直ぐに「マルチリンクじゃないならダメだ!」なんてトンチンカンなことを言います。ホンダのエンジニアじゃないですが、トーションビームで目標性能を満たせるなら、複雑なマルチリンクなんか要らないんですね(^_^;)。ただ仰る通りFF車の要であるリアのスタビリティの確保には、今回に関しちゃトーションビームじゃ無理があったようですね。トーションビームがその名の通りの捻れで機能を発揮しないくらいビームの剛性を上げちまったら…ねぇ(;^_^A
正に見積もり間違いですが、ランニングプロトが出来上がった後にリアの足回りを再設計は難しかったんでしょうね。フロントと同じくリアも北米仕様の足を移植しちゃうとか最初からやってれば違ったでしょうが、その辺は工場の生産にも影響が大きいですし(^_^;)。

ニュル7分50秒は嘘では無いと思いますが、具体的にどうやって叩き出したかはボクには判りませんw。仰るようにVSCをOFFにしてドライバーの腕で出したかも知れませんし、タイヤも怪しいwですが、まぁそこはもうイイのかな?という気がしてます(^_^;)。

恐らくFK2-Rをコースに持ち込んだオーナーさんからどんな評価が出るかはホンダの関係者が一番解っているでしょうから、新型で同じ徹を踏まない事を今はもう切に願うほかはありません(;^_^A

ホンダの魅力のひとつに、誰も出来ない/そもそもやろうともしない高い目標を掲げて、何とかしてしまう事で技術力を磨いてきた過去はあったと思うのです。ただ最近のホンダは掲げた目標を散々苦労して何とかクリアするものの、それが仇になって色々な歪みを抱え込んだ商品を作ってしまっている風に、ボクには見えます。
出来たら一連のブログはホンダの人に読んで貰って、少し考えて欲しいんですけどね(^_^;)。

ブログが長いので、長いコメントは大歓迎w
2017年2月10日 23:35
コメント失礼します。

何度も読ませて頂きました。
オーナーであるが故に、どうしても「FK2」そのものの評価になりがちなので、「なぜそうなったのか?」と言う視点は、読んでいて気づかされる事が多かったです。

あのレビューを書くに当たって、色々と葛藤はありました。タッチ様の感じた通り、多少のサーキット走行経験がある程度の自分が、こんな事を書いてしまって良いのか。他のオーナー様達の反感を買うのは承知の上で、それでも自分が思い描いていた、運転して体験した「あのタイプR」が、こんなカタチで出てきてしまった事に、オーナーであるからこそ、ホンダが好きで乗り継いできたからこそ、書かせて頂きました。

最近、クルマ好きの友人とのやり取りの中で、言い得て妙な言葉がありました。それは、「昔のクルマは不足は有るけど不満は無い」と、「今のクルマは不足は無いけど不満は有る」というものです。
この言葉、FK2にピッタリ当てはまると思いました。そして、タッチさんのブログ内容にも、ピッタリ当てはまる様な気がします。

「FK2シビックRは、ニュルで不足は無いけど、他のサーキットでは不満が有る」

「FFニュル最速」を目指し、それを実現したクルマなのだから、凄く良いクルマに間違いない!と、自分も思っていました。今になって考えてみると、素人がそんなクルマに乗って、ドライビングプレジャーなんて感じるのは、到底不可能でしょうね。でも、少しでも良いので、ドライビングプレジャーを感じられるクルマであって欲しかった。FFニュル最速のタイムを出したセットアップで販売されているとは思えませんが、逆にそうであれば、速さ的にデチューンした部分を、ドライビングプレジャー方向に振って欲しかったと思います。

それでも自分は、「FK2型シビックタイプR」が好きです。これからは、このクルマの性能を少しでも発揮出来る様に、自分なりにドライビング鍛錬を続けていきたいと思ってます。

纏まりの無くかつ、感想文的な内容のコメントで、大変申し訳ありません。機会があれば、タッチ様には是非とも、私のFK2に試乗して頂きたいと思います。
コメントへの返答
2017年2月11日 11:19
コメントありがとうございます。

ジェイドのブログにコメントを頂いたのは偶然だと思いますが、ボクがこのブログを書こうと思い立ったキッカケが、まさかはちなみさんのレビューだったとはご存知無かったでしょう(^_^;)。
ボクもTYPE Rには思い入れが強いので、実は書きたいことは山ほどあるんですがw、愛車でいらっしゃるFK2-Rにはそもそも乗ったこともないですし、ネット上の評判を見ただけで酷評するのは如何なものか?と思いますしね。
はちなみさんも、もしこのブログが単に噂話だけを信じてFK2-Rを酷評するような内容だったら「乗ったこともない無いくせに何がわかるの?」と噛みつきたくなったでしょう(苦笑)。

はちなみさんのレビューには厳しいことが書かれていましたが、一方で愛車に対する「愛」と、ホンダに対する「愛」を感じたんですね。実際にストリームもお持ちでジェイドも検討されたと教えて貰いました。

だからホンダにはそんなオーナーさんたちの期待に応える車作りをして欲しいし、残念な思いをさせてしまったオーナーさんに、二度と同じ思いをさせて欲しくないと考えて、一連のブログは書いています。ホンダの関係者の目に止まるかはわかりませんが、ネット上に置いとけば誰かは見るでしょう(苦笑)。

まぁ中古のNSXしか持ってないボクの意見などホンダは聞く耳持たないかもしれませんが、はちなみさんならジェイド、シビックRと二回もやられちゃってますから、もっとガンガン言った方がイイかもしれませんょ(o´∀`)b

それから最後に
>素人がそんなクルマに乗って、ドライビングプレジャーなんて感じるのは、到底不可能でしょうね。

ボクはね、それは違うと思っているんです。
FK2-Rが今までのTYPE Rと同じだったら、貴方やボクがニュル北コースを走っても7分50秒は出ないでしょうが(^_^;)、でも楽しく走れてクルマに不満は持たないと思うのです。そしてプロが乗れば8分を余裕で切れる性能があって「もしオレに腕があれば、あそこまで速く走れる」と教えてくれるのがTYLE Rというクルマだと、ボクは思っていますょ(^_^)b
もう直ぐでる新型は、是非とも原点に回帰して欲しいですね♪
2017年2月13日 19:26
初めまして。「迷走」はホンダさんのお家芸でしょうね?

私にとってはシビックTypeRに縁がなくて、ほんと良かったです。
アルファロメオ147を買うとき、候補として当然中古ですが、
・インテグラ タイプR(初代 DC2/DB8型)
・シビック タイプR(EK9型、EP3型)
が上がっていたのです。
しかし、家族の反対にあいまして(苦笑)「今更、きりきり走ってもどうなの」と・・・まぁ年も年だし、ゆっくり趣味を楽しむか、とずっと興味のあったイタ・フラ車に。

私は、もうずいぶん前にホンダ(市販車部門)を見限ってはいるのですが、何せ中嶋ホンダF2時代からのファンですから、ついつい情が出てしまいます。
家族にもフィットやシビックを買わせたこともあるぐらいですので、当然、シビックTypeRと聞けば期待します。シビックを買うタイミングでもなかったので縁がなかったと忘れていたのですが、
クルマの出来を聞いて、
「ダメだ、こりゃ・・・。ミニバンだけ作っていればいいんだよ。」
オーナーさんには心底同情いたします。

F-1での2015年の無様な姿(「大丈夫です、原因は全てわかっています」と大口たたいて負け続ける姿)にあきれかえっていた私ですが、それでも2016年、2017年と淡い期待を持っています。
でも、桜井さんや後藤さんがやっていた頃のHONDAを思い描いたところで、今のスタッフさんとは根本のところが違っているのかもしれません。
コメントへの返答
2017年2月15日 12:39
はじめまして。コメントありがとうございます。

ボクは十代の二輪時代からホンダのファンで、当時はFFしか作っていないことからクルマには興味が無いという無知な若造wでしたが、VTECエンジンに魅せられ、TYPE Rで「FFなんて」という先入観を壊され(苦笑)、二輪も四輪も含めて長くホンダのファンでしたし、今もそうです。

仰るように、例え今ホンダ車に乗っていなくてもホンダが好きで、ホンダに期待しているファンってボクも含めて沢山居ると思うのです。「ミニバンだけ・・・」というご意見も、別にどーでも良いと思っているメーカーに対しては抱かない感情ですよね?

そんな不満も多いホンダがここ3年ほどは、オーナーである顧客をちゃんと見て、ファンが喜ぶであろうスポーツモデルも企画して、とオーナーやファンが喜ぶクルマ造りを明確に志向しているように見えたのでこっちも期待しておったのですが、、、A^_^;)

どーしてこういうクルマが出てきてしまうワケ?という想いで一連のブログを書いています(^_^;)。

F1に関してもBSで放送された特番で、携わる若いホンダマンたちは相当に悔しい思いをしつつも、結果が出ない以上は黙るしかない/見返すには結果を出すしかない、という気概を持っていることは解りました。
じゃぁなんでなかなか結果が付いて来ないのか?そこに今のホンダの課題があるのでしょうね。
2017年2月14日 1:55
初めまして。
多少、HMさんとお付き合いがありますが
NA1・DC2・EK9・AP1が販売されていたころまでは
HMさん営業畑にも車好きの方がおられましたが
最近は・・・?のような感じですね、
またそのころまでは、走りの車以外でも乗っていて楽しい車が多かったような気がします。現在でも道具としてはよくできているとは思いますが、なぜか心に訴えるところが以前と比べると感じられません、仕事 で上から言われたクルマを作っているような(ある意味当たり前なんですが)かんじですねぇ?
平成のはじめごろ当時のHMは今より規模も小さくRVブームに乗り遅れ三菱にさえ負けてましたが、それから登場したPP1やEG6そしてTYPE-Rシリーズ・RA1・RF1などジャンルが違えどもクルマにワクワク感ありましたが、今のHMになくなったように思えるのはHonda FAN としては何となく悲しいです。
今や世界規模のメーカーですので縮小傾向の日本市場は重視できないのかもしれませんが 日本市場では
・これ以上マインドシェアを落としてほしくない
・日本向け車種のデザイン戦略を根本的に見直してほしい
・お膝元の鈴鹿サーキットSMSCチャレンジクラブで86/BRZ/ヴィッツ の台数に負けないH車を復活してほしい、DC5/AP1でももう老兵です(^^;

まとまりのない文章で失礼いたしましたm(__)m


コメントへの返答
2017年2月15日 12:48
はじめまして。コメントありがとうございます。

仰る通り、あの頃は走行会やライセンス走行枠で集まってくるクルマにホンダ車は凄く多かったですね。ボクも1年間だけですがSMSCチャレンジクラブの会員になって、数回ですが鈴鹿に足を運んだことがありました。
ディーラーのサービスマンの中にも同様の趣味というか、自らコースを走っている人が居て、チューニングやコース攻略などの話題で盛り上がったりしたこともありました。
そういう観点から見ると、ホンダの中にもそういったことが好きな人が少なくなったのか、或いは表に出難い何か?が今はあるような気がしますね。

基本、大衆車メーカーであるホンダは日本市場では軽自動車や人気のミニバンで事業基盤を固める必要がある点は頭では理解しています。そこを固めた上で、ニッチでも熱いファンが居るスポーツカーセグメントに元気のあるモデルを常に持っていて欲しいし、ここ3年くらいはそういう方向を目指してクルマ造りをしているようにも見えたのですが、S660以外のシビックTYPE RやNSXは、ファンに「あれ?」って思わせるような商品になっている点がとても残念に思っています。

本当に仰る通り、これ以上マインドシェアを落とすようなクルマ造りは避けて欲しいと切に願うばかりです。

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「無事帰宅しました。
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何シテル?   12/08 20:22
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