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2019年11月27日

ITmediaの記事を読んで思ったこと

ITmediaの記事を読んで思ったこと 今週、ITmediaの「池田直渡:週刊モータージャーナル」にマツダの藤原副社長のインタビュー記事が掲載されて、昨今のマツダに対する様々な風評wに対して、マツダ側の見解を含めたことの真相が或る程度は明らかになりそうです。

藤原副社長、マツダが売れなくなったって本当ですか?
藤原副社長、ラージプラットフォーム投入が遅れる理由を教えてください
CASEは「独自部分だけでも、クルマ1台分の開発費がかかってます」 マツダ藤原副社長インタビュー(1)

或る程度というのは、これらはマツダサイドの見解であって、我々消費者側の見解が必ずしも一致しない場合もあるから(^_^;)。

まぁそれは良いのですが、一連の記事を読んで思った事。

ライターの池田直渡氏をボクは、日本のモータージャーナリストを自称する人たちwの中にあっては非常に珍しいw、至極真っ当なジャーナリストだと評価しています。しかしそれは、ボクが贔屓にしているマツダに好意的だから、ではありませんし、彼が書いている事を全て鵜呑みにしているワケでもありません。

実際に彼が書いたアテンザの足に対する評価には全く同意は出来ないし、MAZDA3の20S、XDに対する評価にも同意はし兼ねる。

しかしその点は良いのです。彼とボクは別の人格だし、知識も経験もドライビングスキルwも違うでしょうから、個人的見解(インプレッション)が異なるのは当然で、どっちが正しい?でも善し悪しの話、でも無いからです。

ボクが彼を高く評価するのは、マツダに限らずメーカーの発信を、彼なりに消費者に解り易く噛み砕きながらも、出来るだけ正確に伝えようとしている点にあります。

恐らくメーカー側も、そんなの執筆内容には信頼が置けると評価しているからこそ、今回のようなインタビューにも応じる気になるのでしょう。

ただその一方で、世間には池田氏に対して「マツダの提灯記事ばかり書くライター」と評する人も居るようです。

ボクはかつて自動車ジャーナリストに関するブログを書いていますが、その中で「ジャーナリストがメーカーに擦り寄るメカニズムがある」と述べました。

その内容に照らすと、池田氏の一連の執筆とその内容は正にそれに該当するワケですが、ライターがメーカーから信頼を得られれば、こういった局面でメーカーの重役から貴重な情報を入手できるという、つまりライター自身の価値、競争力に繋がるワケですね。

つまり「メーカーから金を貰って提灯記事」なんて、中高生レベルの想像力程度の単純な話wでは無いと思ってます(苦笑)。これがひとつ。

そしてもうひとつは「人間はやっぱり、知らないことは理解出来ない。」ということ(苦笑)。

今日公開された記事にはかなり赤裸々にCASE関連で自動車メーカーの中で何が起こっているかが語られていますが、ボクのソフトウェア開発の知識と経験、そして製造業に対する知識の範疇から想像していた世界とは、相当に違うことが起こっていることが判りました。
まぁザックリ言えばボクの想像の2~3倍では済まず、下手したら10倍とかそれ以上というくらいの乖離があった、ということ。

元々のボクの予想がどのくらいなのか?はこの際、問題では無くて(苦笑)、そもそもの見積りの前提から練り直さなければならないくらい全然違うということ。

そう考えると、最終的な車両価格の上昇を少なくとも15Sと20Sでは20万円以下に抑えつつ、あの品質で発売したMAZDA3は安い!なんて評価にもなるワケですょ。したがいXDとXの価格もだって十分に妥当であると(^_^;)。

そう思えばこそ、昨日のブログに書いた通り、ちゃんと説明するって重要だよなぁ、、、と思うワケですね。

今日の記事で池田氏も「みんな100年に一度って言いますけど、実態の本当の大変さはここで初めて説明されたんじゃないですか。」と述べていますが、いやホントに、これは当事者でないとわかりませんって(^_^;)。

だからこれは「100年に一度」なんてチンプンカンプンな説明wじゃなく、そしてマツダだけじゃなく自動車メーカーが結託して(笑)、その大変さを市場にアピールした方がイイんじゃないかなぁ~、なんて思いましたね(^_^;)。

そうすると、どこのメーカーが価格低減の努力をしているとか、どこは便乗値上げをしてるwとかもわかったりして(笑)。
ブログ一覧 | 自動車市場 | 日記
Posted at 2019/11/27 13:15:24

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この記事へのコメント

2019年11月27日 15:39
こんにちは~。
なんかマツダに対するネガティブな記事をみることがあるのでこういった情報はありがたいです。ありがとうございます😊
コメントへの返答
2019年11月27日 18:19
はじめまして。
コメントありがとうございます^^
2019年11月27日 17:39
未だに日本人技術者の多くは「良いものを造れば分かってくれる」などの幻想を持っているように思います。
ロードスターの山本主査のように自らの足でイベントやらメディアやら出向いて説明しまくってましたが、
その想いはそんなに多くのユーザーには届いていない。のが現状です。
その辺は某T社やヨーロッパのメーカーがイヤらしいくらい上手くて
ホントに頑張って欲しい。狙ってたFRラージクラスセダンの延期NEWSはショックでしたから
こりゃデミオ車検受ける事になりそうだな(笑)
コメントへの返答
2019年11月27日 18:28
あ、それ、凄く思います。それ故に危惧というか、とっても心配しています(^^;
確かに「良いモノであれば」という人は皆無じゃありませんが、それってとっても少数ですw。
そしてそんな連中は、一生懸命説明しなくても面白そうなモノを嗅ぎ付けて、自分で調べて勝手に気に入ってくれます(笑)。

だから宣伝も丁寧な説明も、そこまでじゃないユーザーに向けて力を入れないとイケないのだけれど、どーもその辺りの事情というか、ひと言で云えば客の心理を解っていないと感じますね(^_^;)。

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