
この週末、2年強で60,000kmも走っちゃったアテンザの足回りを最新の大幅改良モデルと同等仕様にUpdateしたタッチ_です(^^;)。
この事実はつまり、今の愛車にもう少し乗り続けるから、という至極当り前の決断があってのことなのですが、実は今のアテンザ25Sも、その前のアクセラ20S SKYACTIV(BLFFW)も、購入時点では"次のクルマに買い替えるまでの
繋ぎ"と決めての購入でした。
アクセラは、フルSKYACTIVとなった最新マツダ車の何か、が出るまでの繋ぎ
アテンザは、SKYACTIV-D + AWD、が出るまでの繋ぎ
なぜそうしたかの経緯は極めて複雑(苦笑)で、過去のブログを読んでいる人もなかなか覚えている人は少ないかもしれませんが、マンションの駐車場問題というのがボクにとっては意外にも重たい課題で、それを念頭に愛車選びには随分と悩まされる中、マツダのSKYACTIVが何か良さそうだというところからSKYACTIV-G(ガソリン)のアクセラ購入に至り、この新世代高効率ガソリンエンジンの出来に甚く感銘を受けたばかりか、後続のCX-5のフルスペックのSKYACTIV-Gが、当時愛車のアクセラのソレとは別次元の仕上りだと知ったことから「ガソリンか?ディーゼルか?」を悩むこととなり、結局初志を貫徹すべくディーゼル(+AWD)にしよう、思い切ってマンションの駐車場の権利も放棄して、自分が素直に欲しいと思えるクルマを買おう!と決めてアテンザの発売を待っていたら、なんとそのアテンザのXDにAWDの設定が無いという、、、(^_^;)。
しかし2011年10月に発表のコンセプトカー「TAKERI」の市販版である新型アテンザがどーしても欲しい!既に正式発表前に長年の懸案だった駐車場問題に「権利の放棄」という決断をした後だったこともあり、XDにAWDが無いと判ったところで人間、そう簡単に意識の転換なんぞ出来ません(^^;)。しかし自分のクルマ選びの哲学を曲げて、後々後悔もしたくない。
どうするか?
そう、そんな当時のボクを或る意味、
救ってくれたのが今の愛車、アテンザ25S L-Packageなんです(^-^)。
参考:
アテンザ25Sに至るまで(2013年01月21日)
これは確かにSKYACTIV-D+AWDまでの繋ぎではありましたが、ボクにとっては待望だった4-2-1排気系を備えたフルスペックのSKYACTIV-Gであること、2Lでは覚悟してたパワー不足を解消する2.5Lである点、250Nmの最大トルクはFFでも十分に吸収可能でバランス的には良好であったことなどもそうですが、何より自然吸気エンジンが好きと言うボクの趣向のド真ん中に嵌るエンジンであったことを、実際に購入した後に思い知ることとなります。
そしてこの繋ぎwの愛車はSKYACTIV-D+AWDのデビューを待たずして、購入の半年後には本命に昇格することになります(^_^;)。
参考:
次の愛車選び・最近の事情(2013年10月10日)
というワケで現実に2014年11月にアテンザの大幅改良が発表され、待望だった筈のSKYACTIV-D+AWDが追加になったとしても、直ぐに買い替えるという行動には出なかったのですが、過去の経緯が些か複雑だったこともあり、正直なところ買い替えという事については結構悩みました。
何しろデビュー当時にAWDをラインナップしなかったことにはかなり厳しい事をブログに書いています。
恐らくマツダの関係者の目にも留まっていたでしょう。経緯はどうあれ、マツダはAWDを追加してくれたワケだから、これをボクが買ってあげなくてどーする?なんていう個人的な想いとか。
或いはボクの愛車の25Sは、実はアテンザシリーズの中では一番完成度が低く(苦笑)、デビュー1年後の2013年11月にはファイナルレシオが変更になってJC08モード燃費が改善されるとか、要はこの2年でもっとも熟成が進んだグレードなのです。XDへの買い替えは見送りとしても、最新の25Sに買い替えるってのも悪く無いよなぁ~なんて想いとか。
勿論その他にもマツダコネクトの搭載、最新仕様のi-DMとかHUD、一気に進化した内装デザインなど、大幅改良したアテンザは初期型オーナーのボクの目から見ても魅力的な点は多く、しかも近い将来の買い替えを想定した事から手元資金が潤沢となれば、その気になればディーラーに行っていつでもハンコが付けちゃうワケですょ(苦笑)。
ってな感じでどうしたものか?と暫く悩んでいたんですが、、、(^_^;)
・・・て、
手放せねぇ~。この愛車を(ーー;)
既に述べた通りで、コイツ(アテンザ25S L-Package)は2年半前、行き場を失って悶々としていたボクを正に救ってくれた車。
コイツを愛車として、ほぼ毎年3万キロ弱と、通常の三倍wのペースで駆け抜けたこの2年強の様々な想い出。北は秋田、岩手から南は島根、広島まで。i-DMによる運転技術の向上もそうですが、未だに走らせても全く飽きない「意のままに、軽快に操れる人馬一体の走り味」。
マツダが過去に類を見ない程の大幅改良を施した新型を出したからとて、この愛車を手放し取り替える気になど、簡単にはならなかったんですね(^_^;)。
そう、この魂紅のアテンザ、
不人気なSKYACTIV-G2.5を搭載したボクの愛車は、ボクにとっては
もう掛け替えのない一台なんです(^-^)。
というワケでd(^.^)
マツダの
最新の人馬一体を移植して、まだまだ楽しませて貰おうという事で足回りを一新したのが先週末。普通はやらないであろうフロントロアアームブッシュ交換もボクにとっては当然のメニューだし、リアのハブサポートまで交換が必要と言うのは想定外とは言え、部品と工賃で5万円未満の追加出費などはボクにとっては小さい話です。
SKYACTIV-2と呼ばれる第二世代のSKYACTIVエンジンがデビューするのがどうやら2018年度中という事で、最低でもそれまでは。アクセラのみならずアテンザにもMPSの噂がありますが、これらが出ると内容によってはちょっと悩ましいかもしれないですが、まぁ噂話で一喜一憂しても仕方がない(苦笑)。
愛車が「愛」車である理由。それはオーナーの
心の中にある。
改良モデルが出ようがフルチェンジしようが、他社から魅力的なクルマが出てきたとしても、愛車が愛車で在り続けるか否か、それはオーナーの心が決めること。ボクの愛車たちは、今暫くはボクの愛車で居続けてくれることでしょう(^-^)。
Posted at 2015/06/23 13:06:48 | |
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