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タッチ_のブログ一覧

2017年07月27日 イイね!

新型シビックはウチの愛車の後釜に成れたか?

新型シビックはウチの愛車の後釜に成れたか?本日、新型シビックが正式に発表になったようですね。

ボクはまだ、一応ホンダファンwなのでホンダの新型車には注目もすれば応援もしたいのですが、過去のブログで書いた通り、シビックの日本市場復活には凄ーく心配している(苦笑)ので、まぁ書きたいことは色々とあります(^_^;)。

しかしながらまだ実車も見ていない・試乗もしていない新型車にアレやコレやとイチャモンを付けても仕方がないので、今日はちょっと切り口を変えて書いてみます。結局文句かよ!?とか言われちゃいそうですがww

既にマツダ車に鞍替えしてアテンザには大変満足しておるのですが、もしボクがDB8-Rにまだ乗り続けて後釜になる車がホンダから出てくるのを待っていたら、新型シビックは後釜に成り得たのか?という切り口(^m^)。

結論から言えばダメだった、なのですが(苦笑)。

先ずボクのクルマ選びの背景ですが、三十代前半に間違って(笑)ホンダのTYPE Rを買ってしまいました。
当時、カミさんから「ドア4枚、大人が5人乗れること」という条件を突き付けられ、しかしクルマ好きとして普通のクルマじゃ。何か「クルマ好きならではのクルマ選び」と周りからも見えて、自分も納得するクルマがホンダのラインナップに無いモノか?それで白羽の矢が立ったのがインテグラTYPE Rの4ドアでした。

と・こ・ろ・が、、、

これがボクの想像を超えたとんでもないクルマで、そこから自分のカーライフは全く変わってしまったのですが、6~7年間掛けて国内の主要国際サーキットを走り回って自分なりにTYPE Rを味わい尽くしたとは言えます。但し乗りこなせたかは別問題で、先ず自分が特別上手くも速くもないことを思い知らされw、一生懸命練習しましたけど自分の限界はこのくらい?というのも思い知らされたwwワケですがA^_^;)

そんなカーライフを経て今はもう五十代。月イチでクローズドコースに通うワケでもなく、中古のNSXも手元にあり、メインとなるファミリーカーwwwがサーキット仕様である理由は最早ありません。しかし、、、

ここからがボク固有のニーズ(需要)になります。多分にボクの個人的な趣味趣向ですが、クルマ選びなんてそんなもん、ですょね?(^_^;)

先ずどんなクルマが欲しいか?という概略で言えば、ドアが4枚あって大人が5人乗れる(苦笑)という条件はそのままです。DB8-Rと同じ4ドアか、5ドアHTでもまぁイイか、というところ。
他方、キャビンの広さや荷室の大きさは、別に旧愛車よりも大きく劣らなければ、特に改善して欲しいとは思っていません。つまりクラスが上の大きなクルマが欲しいか?と言えば必ずしもそうでもありません。ただ流石にもう五十代なので、あまり安っぽかったり小さく狭いクルマにしたいとも思わず、というところ。

ここまでであれば、新型シビックは取り敢えずは候補には成り得るクルマです。

じゃぁ後釜に成り得たか?に入る前に、もう少し突っ込んでボクのニーズというか、本音の部分を書いておくと、4ドアセダンもしくは5ドアHTのどちらでも良いものの、やはり普通のクルマじゃイヤだ、というのがあります(苦笑)。

ここは実に微妙な顧客心理wですが、ボクは別に家族が増えたワケでもなければ、サーキット仕様のクルマが辛くなって安楽なクルマが欲しいと考えたワケでもありません。五十代にもなって今後もコテコテエアロパーツというのもどーなの?というのもありますし、どーせ買い替えるなら今度は多少、パッセンジャーにも快適なクルマが良かろう、とも思います。しかし引き続き運転は楽しみたいし、自分がクルマが好きである、という主張もしたい(笑)。

やや抽象的な言い方なので、より解り易く具体的に言えば

「VWゴルフのクラブスポーツでサーキットをバリバリ走っていた身としては、最新のゴルフがどんなに優れたクルマであっても、普通のTSIには全く魅力を感じない。最低でもGTIだが、ゴルフ好きにはGTIはあまりに定番なので、そうなるとゴルフRか?」

なんて心理だと書くと、イメージし易いでしょうか(^_^;)。

頭の中でこんな風に思っている人間なので、その目に新型シビックがどう写るかというと、もう全然ダメなワケです(苦笑)。

先ず普通のシビックですが、ミッションがCVTというのが良くない(爆)。

理由は明確に二つあって、ひとつはクルマ好きにはほぼ100%不評と言って差し支えないCVTだから。ホンダの説明では疑似有段変速の制御も入れて、不評なラバーバンドフィールを相当に改善したと主張しているようですが、嫌なものはイヤ(笑)。
しかもホンダはフィットなどの小型車向けにHVながらもDCTを持っていますし、新型アコード向けに10速のATを出したばかりです。スバルのように「ウチはCVTと心中する」って勢いでもあれば、顧客である我々も「そこまでの覚悟があるなら試してやろうか」と腹も括れますが、今度の新型の次のシビック辺りでシレっと多段ATかDCTを載せられちゃった日にゃぁ、、、などと思えば今回の新型を買って貧乏クジを引きたくない(苦笑)。

じゃぁ5ドアの6MTを選ぶか?と言えば、これも散々過去のブログで書いている通り、今更マニュアルミッションの新車を買う気は全くありません(爆)。

ってな具合にATがCVTというのが致命的ではあるのですが、TYPE R以外に普通のシビックしか無いというのは、ボクのような人間には全然心に響かないワケ。だって所詮は「ただの普通のFFじゃん?」ってなっちゃいますからね(^_^;)。

じゃぁ普通がダメならTYPE Rはどうなのか?となると、これもマニュアルしかないのが先ずダメ(苦笑)。今どきのスポーツカーでMT一本ってどーなの?という話で、ハッキリ言ってこれは作り手の見識を疑いますね(^_^;)。

加えてあのコテコテエアロの外観は、五十代のおぢ様wにはハードルが高いです。勿論、敢えてその「えっ?これにお乗りなんですか?」を狙ったクルマ選びはアリなのですが、如何せん今までがソレだったボクの場合は「そろそろエー加減にしたら?」なワケです(^_^;)。

そしてそもそもなのですが、ウチというかボクにとってシビック購入の最大のハードルはカミさんです(核爆)。これもかつてブログにも書きましたが、2ボックスの小さいクルマというイメージが染み付いているカミさんは「格下のクルマに買い替えるのはイヤだ」と言いますし、FD2シビックと同様に「これはシビックじゃない」と言うでしょう。彼女を説得するのは途方もなく大変な作業なワケですが、「その労を惜しまずなんとか…」と思えるほどの魅力が新型には無い(^_^;)。

じゃぁ新型シビックがどーだったらボクの琴線に触れたのか?というと

最近発表になったアコードに搭載される
2Lターボ(255ps/37.6kgm)に9速AT+SH-AWDを搭載

したグレードがあったら、かなり真剣にカミさんを説得して、なんとしても購入しようと思ったでしょうねf^_^;)。

9速AT+SH-AWDってアキュラTLXのドライブトレーンですけど、これで普通のwシビックとTYPE Rの間の360万くらいで出してくれたら、絶対に欲しい(笑)

「それがシビックかよ?」とか「そんなのシビックじゃない!」なんて声が挙がりそうですが、ボクからしたらWelcome。d(^_^)
そのグレード名が「TYPE S」なのか「EURO R」なのかはどーでも良いwのですが、こんなのは間違いなく「普通のFF」でも無ければ「ただのシビック」でも無いですよね?

「TYPE Rのディチューン版とも言える2Lターボと、NSXと同じSH-AWDを搭載」

TYPE Rを降りるボクにとっては正に「ボクが選ぶに相応しい特別なクルマ」なワケですが、こんな商品企画は今までのホンダには無理なんでしょうねぇ~f^_^;)
Posted at 2017/07/27 19:49:24 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ選び | 日記
2017年07月22日 イイね!

C-HR人気に見たトヨタ恐るべしな底力

C-HR人気に見たトヨタ恐るべしな底力トヨタのC-HRが凄ーく売れています(^_^;)。

自販連のホームページの統計情報を見ると、今年の月間販売台数のTOP3の常連になってますし、4月には月間で首位も取っています。日産のノートが例のシリーズハイブリッドの投入でやはり上位の常連になっていますが、プリウス、アクアの二強にノート、C-HRが割って入った格好で、今年はこの四強の争いが続きそうな気配。

ホンダが最近、フィットをマイナーチェンジしましたが、果たしてこの四強に加わって五強の争いとなるかどうか?

ここで主題のC-HRに目を向けると、アクアやノート、フィットとは車種が異なるコンパクトSUVであり、当然プリウスとも直接競合するクルマじゃありません。

このコンパクトSUVと言えばC-HR登場以前はホンダのヴェゼルが一番人気で、我がwマツダが投入したCX-3は販売台数では全く歯が立たなくって(苦笑)、長く一強時代が続いていました。

ホンダのヴェゼルは2013年12月の登場で、翌2014年(暦年)の販売台数で7位。2015年9位、2016年8位ですから、これで十分に高い人気を維持してきたと言えます。

そこにトヨタからC-HRが登場したワケなので、恐らくホンダの関係者は戦々恐々、一方のトヨタ関係者は「打倒ヴェゼル!」を期していたに違いない・・・

と、ボクは勝手に思っておったのですが、蓋を開けたらアレ?と思うからブログネタにもなるワケですねA^_^;)。

先ず前置きとしてですが、各自動車メーカーのそれぞれの車種には必ず他社の競合車種があります。本件に関して言えば、C-HRとヴェゼルはそうでしょうし、CX-3も同様ですね。

一方で昨今の自動車メーカー各社は新型車の発表に際して「競合はない」とか「特定の競合他車は想定していない」という感じのクルマ造りを主張するケースが多いです。

特に新しいカテゴリであるSUVではその傾向が強いように思います。

そのことに別にケチやイチャモンを付けるつもりはなく、恐らく作り手がクルマを造る段では特定のライバル車を睨んだデザインや設計をしたワケではない、というのは本当だと思います、ボクも(^_^;)。

ただ、出来上がったクルマを店頭に並べて売るとなると話は全く変わって(笑)、ディーラースタッフに配られるマル秘販売マニュアルには、必ず競合他車との比較や売りが事細かに書かれています(苦笑)。

そう、作るときは確かに他社の商品なんか参考にせずに「我々はコレだ!」でモノ造りをしたとしても、商品が出来上がった後に市場を見れば似たような他社製品が現実にはあって、見に来た顧客に「〇〇社さんの■▼▲と比べるとどーなの?」なんて聞かれたら、「ハイ、ウチの方が〇×△な点が優れててですねぇ」なんて答えられなきゃイケないと、まぁそんなワケですな(^_^;)。

かくして見たことはありませんが、C-HRのマル秘販売マニュアルにはクルマの売り込み方に加えて、ヴェゼルやCX-3、或いはスバルのXVなどの「こき下ろし方ww」までバッチリ記載があって、、、

イカン、話が本筋からソレそうだ。。。A^_^)

一応まだホンダファンなボクは、しかし昨今のトヨタのクルマ造りに感心するところもあり、C-HRについては結構高く評価していた関係でとても注目していました。

クルマの詳しい成り立ちは割愛しますが、特にスタイリングの攻め方は絶妙というか秀悦で、競合他車にとっては相当に脅威だと思ったんですね。ボクはハッキリと欲しいとは思いませんが(苦笑)、この手のSUVを求める顧客の嗜好である「個性的」とか「みんなと違う形」とかいった部分には、かなりの高得点でヒットするのではないか?と。

要はこういったクルマは好き嫌いがハッキリ分かれるほど個性的な方が求める顧客の琴線に触れるという話です。

で、実際に発売以降、プリウス、アクアに並ぶ販売台数を達成して半年以上推移しているワケですから、してやったりの大成功で、C-HRの発売以降はヴェゼルの販売は相当に苦しいのでは?と心配しておったのですが、これを見て下さい(^_^;)。
過去1年のヴェゼル、C-HRの販売台数の推移をちょっとグラフにしてみました。一応CX-3も載せてますが、、、(苦笑)

C-HRが昨年暮れの発売なのでそれ以前には数字が無いのは当然として、ヴェゼルの販売実績には折れ線で前年比を載せています。

注目点
は、CH-Rの発売以降、ヴェゼルの販売数が必ずしも落ちていないことです。d(+_+)

これはボクからするとビックリな事実です。なぜならこの事実が示すところ、C-HRはヴェゼルと競合していないという事になるワケですから。
つまり、C-HR登場後もヴェゼルが欲しい人は変わりなくヴェゼルを買っていることを意味しますし、それはこの手のSUVが欲しいと思っていた人が、C-HRが出たことを受けて両車を比較した結果、C-HRに流れてヴェゼルを買わなかった、という客数が極めて限定的ということを意味します。
だってC-HRが出る前と出た後で販売の傾向が変わらないんだから、、、(^^;

しかもC-HRの販売台数は、昨年まで人気No.1だったヴェゼルの2.5倍から多いときで3倍も売れているのです。一体市場のどこにこんなにコンパクトSUVが欲しい人たちが隠れていたのか?(苦笑)

いやもうこうなるとC-HRは市場を作った、或いは新たな市場を開拓したと言っても過言ではないのですよ。だって今、C-HRを買っている月10,000人以上の人たちって、C-HRが出なかったらヴェゼルもCX-3も買わなかったであろう人が大半なハズですから。

そう考えると、改めて昨今のトヨタの商品力と販売力は脅威です。(*_*)

ボクは、かつてホンダがストリームで開拓した市場をトヨタがウィッシュで荒らした(と思っている)のを見て「市場シェアトップの大企業がやることか?」と、トヨタ嫌いの理由をひとつ増やしたことがあるのですが、C-HRのこの販売実績の数字とヴェゼルの販売推移を見てしまうと

別にホンダさんのテリトリーを荒らさなくても、トヨタは自力で2倍3倍の市場を開拓しましたょ♪

と言っているよーなもので、この底力は恐るべし、ですねA・_・;)
Posted at 2017/07/24 09:46:07 | コメント(5) | トラックバック(0) | 自動車市場 | 日記
2017年07月22日 イイね!

ホンダF1に立ち込める暗雲?

ホンダF1に立ち込める暗雲?復帰3年目の2017年シーズンも折り返しを過ぎましたが、精彩を欠くを通り越して全く結果が出ないホンダのF1活動に対して、今年は様々な批判の声が飛び交っています(^_^;)。

日本では今年から地上波での放送が無くなってしまいCS放送のみとなっているF1の中継ですが、レースレポートやレース間の様々なニュースを、ボクはF1-Gateというサイトを中心に取得してウォッチし続けてきました。

海外の様々なメディアの憶測を踏まえて和訳されたニュースが載るのですが、結構エー加減というか、酷い記事が載ることもあって得意の(苦笑)が出てしまうのですが、その頻度は例年に比べても非常に多いです(苦笑)。

以前のブログでもちょっと書きましたが、マクラーレンが今シーズン中にホンダエンジンから別のエンジンに載せ換えるという話などはその最たるもので、ゴーカートのエンジンを載せ換えるのとはワケが違うのに、一体どこのどいつがそんな噂を流しているのか?それには純粋に興味が沸きますがね(^_^;)。

もっともマクラーレンとすれば今の状況は深刻というか、相当に危機的で、来期(2018シーズン)のエンジンをどうするのか?既定路線のままホンダを搭載し続けるのか?思い切って他メーカーのエンジンに切り替えるのか?意思決定のタイムリミットまであまり多くの時間はありません。

これまでの経緯や明らかになっている事情から当たり前に考えれば、マクラーレンがメルセデスやフェラーリ、ルノーエンジンに来期から切り替えるのは不可能に近いです。

ホンダとの関係(契約)もありますし、冠スポンサーが居ない現在、ホンダに予算の相当部分を依存している事実もあります。他メーカーのエンジンに切り替えればホンダからの財政支援は無くなるワケで、それでも問題ない資金繰りに目途が付かなければ、したくても離婚は出来ません(苦笑)。しかし今の惨状wではスポンサーを見つけるのも容易ではないでしょう。

それでもこういった噂が絶えないのはマクラーレン側が現状を変えるためにホンダエンジン以外のオプションを具体的に検討し始めたからでしょうし、先日関係者もその可能性に言及しました。

ハードルは極めて高いですが、もしマクラーレンがホンダとの離縁を決断(というか実現)したらどうなるか?

他方、春先にザウバーが来期、ホンダエンジンを搭載することが発表されましたが、早くもこの話にも待ったが掛かったような状況になっています(^_^;)。ザウバーでホンダエンジン獲得の中心的役割を担ったモニシャ・カルテンボーン女史が解任されて、後任のフレデリック・バスール新代表が

「ホンダ問題が解決すべき最優先課題」

と公言しているくらいです。そもそもカルテンボーン前代表の解任理由が「将来に対する"見解の相違"」なんて言われているくらいなので、これも素直に受け止めれば「パフォーマンスが期待出来ないホンダエンジンの搭載を決めてしまったことの責任を取らされた」格好です。来期の話でまだマシンにエンジンを載せて走らせたワケじゃないんですがね。まぁ今期のマクラーレンの惨状を見ていれば、あれが来期の自分たちの姿かも?と思えば、怖くもなりますわな(^_^;)。

という感じでザウバーのマシンに来期からホンダエンジンが載るかどうかは不透明感が増しているワケですが、そんな状況の中でトロ・ロッソに来期、ホンダエンジンが、、、なんて噂まで出て、傍から見ている我々には何が何だか全くわからない状態です。

一方の当事者であるホンダですが、関係者は「F1活動には長期のコミットをしている」と繰り返していて、少なくとも今期一杯とか後2~3年の内にF1から撤退するなんてことは全く考えていないことが判ります。

ただ、、、ねd(^_^;)

ホンダはエンジンサプライヤーなので、単独での参戦は出来ません。
ホンダのエンジンを載せてくれる既存、或いは新規のF1チームが居て、初めて活動を継続できるのです。

来期から搭載予定だったザウバーが方向転換し、もしマクラーレンが他メーカーのエンジン調達に成功したらどーなるか?

ホンダ自身がF1撤退の意思が無くても、エンジンを載せてくれるチームがいなくなってしまったら、それは事実上、F1から撤退したことと同義です(苦笑)。

そんな事態に陥ればホンダ自身の栄光のF1史に汚点を残すことに留まりません。

F1界にとっても少なからず打撃になる事件で、F1を統括する関係者は絶対に避けたいでしょう。

現在のF1のパワーユニットは非常に複雑で、それは新規参入メーカーにとっては高いハードルです。
しかしホンダがそうであるように、メーカー側の何らかの思惑(技術開発、人材育成、マーケティング、etc)に上手いこと合致すれば、参入してくるメーカーも現れるワケで、受け入れるF1をオーガナイズする側からすれば、新規参入メーカーにとってF1の世界が魅力的に見えれば見えるほど良いワケです。

しかしもしホンダが自ら撤退の意思が無いにも関わらず、搭載してくれるチームが無くなって撤退(否、F1界から弾き出された)なんて事件が起こってしまったら、今F1に参戦していないメーカー(例えばBMW、VW、ポルシェ、コスワースなど)はどう思うでしょう?という話d(^_^;)。

・巨額の資金や大量のリソース(人材)を投入しても成果を出すのは容易ではなく、数年は先行するメルセデスやフェラーリの引き立て役に甘んじることになる
・2~3年で上手いことパフォーマンスが出れば良いが、ヘタをしたらホンダの二の舞になる

なんて考えたら、どんなメーカーだって及び腰になりますわな?(苦笑)

F1のエンジン規約は2021年から新しく変わる動きがあり、コスワースは既に参戦(復帰)の動きを見せていますが、逆に言えば現行のエンジン規約は来年以降まだ3年は続くことになります。その間に新たな自動車メーカーがエンジンの供給に乗り出す可能性は低くて、新規に参入を計画しているメーカーは新エンジン規約となる2021年からと考えるのが現実的です。

もしホンダが上記で述べたような事情でF1界から弾き出されたら、今現在参入を検討しているメーカーの姿勢に冷や水を掛けるに等しい話で、ホンダファンのみならず、そんな事態は当のF1オーガナイザー側でも望んじゃいない筈です。

しかしそもそも競争の世界なので、競争力が無いメーカーが参戦し続けられるように第三者がなんらかの手助けをしてあげるというのも変な話です(苦笑)。

結局ホンダのF1パワーユニットが競争力を持てば全てが解決するワケですが、、、これが簡単じゃないから悩ましい(^_^;)。

今のF1エンジンは熱効率が50%とか言われています。市販の乗用車に搭載されているエンジンでもっとも熱効率が高いモノでも40%強、ハイブリッド用でも41%とかって世界なので、如何に今のF1エンジンが異常な性能か、という話は意外に世間一般には知られていない気がしますがA^_^;)。

ホンダは昨年までのエンジン(燃焼コンセプト)のままではどんなに頑張ってもメルセデスには敵わないと悟って、今年のエンジンでは燃焼コンセプトを変えたと言います。ハッキリどこかに情報があるワケではありませんが、恐らく先行するメルセデスやフェラーリが採用している「セミHCCI」と呼称される希薄燃焼コンセプトだと推察できます。

まぁテストベンチ上の単気筒での開発を昨年やって、昨年12月にV6エンジンに組み込んで、今年の3月開幕戦から競争力を発揮できるような生易しい技術では無かったってことですね(^_^;)。しかし問題は既にそこには無く、焦点はいつになったら競争力を発揮できるのか?という時間との戦いです。

ホンダの関係者が凄ーく頑張っているのは疑いようが無いのですが、こればっかりは「頑張った」だけでは評価して貰えませんのでね(苦笑)。

ボクもヤキモキしながら見守っていますけど、来年どーなるかは今日ブログに書いた様々な要素が絡み合うので、或る意味、興味津々です(^_^;)。
Posted at 2017/07/22 17:42:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | ホンダ | 日記
2017年07月18日 イイね!

poyoyon2さんの壮行会に参加しました♪

poyoyon2さんの壮行会に参加しました♪昨日はpoyoyon2さんの壮行会に参加してきました(^-^)。

参加されたpoyoyon2さん、企画・幹事のみんこりーさん&ちぇんさん、RYUSUクン、cidreさん、こもすけさん、お疲れさまでした。

メニューは主賓の希望もあって、北関東のワィンディングをハシゴするというもので、壮行会というより走行会(笑)でしたが、いやー楽しかったですね(*^_^*)。

poyoyon2さんとの出会いは2014年の春まで遡るのですが、関東で開催したオフミに彼が足を運んでくれたのが始まりです。愛車のCX-5にi-DMという運転評価システムが付いており、これについて調べていたらボクのブログに辿り着き…というお決まりの流れですが、滋賀県在住の彼が単身赴任で首都圏にやってきたことと合わさって、ボクが開催するオフミに参加するためにみんカラのアカウントを作成しました。
当時の彼のブログにも書かれていますがオフミ参加の動機は

「i-DMスコア5.0点が取りたい!」(爆)。

えぇ、彼も最初の動機は不純でしたA^_^;)。

これを始まりに以降、彼とボクの関係が続いていくのですが、実はpoyoyon2さん、スコア以外wには漠と「家族に優しい運転が出来るようになれば、、、」程度の希望しか持っておらず、強烈に運転が上手くなりたいわけでもなく、ましてやワィンディングを気持ち良く走りたいなんてことも全く考えていませんでした(苦笑)。

勿論ボクはそんな彼に何かを強要したことは実は何もなく、ただただ「上手な運転とは?」「上手いドライバーとは?」をi-DMやG-Bowlアプリなどの道具を駆使しながら指導してきただけなのですが、、、

加えて初参加のオフミで実はみんこりーさん&ちぇんさんご夫婦と運命の出会い(笑)を果たすワケですが、みんこりーさんが「AT限定免許の主婦」と自称し、案外ポワンwとしたキャラであったこと、ボクのオフミ参加という点では同期であることも手伝って「彼女には負けられない!」というライバル関係になっていきます(^o^;)。

実はこの三人を見ていて「こんな風に一生懸命練習している人たちに、なんとか上達の実感を味あわせてあげたい」と考えたのがBe a driver.なオフミの原点ですd(^_^)。

poyoyon2さんに出会った2014年の下旬に試験開催を愛知東京で行った後、2015年から年4回のシリーズ戦としたBe a driver.なオフミですが、初年度のコースは所謂、碁盤の目状の直線と単調な直角カーブの組み合わせでした。ここで目標Gを0.2Gと0.3Gの二種類でボール回しをしてG-Bowlアプリとi-DMスコアを組み合わせて勝ち負けを競うわけですが、実はこの競技メニューは運転の基礎を磨くことを促すものでした。

そんなボクの下心wなど全く知らないpoyoyon2さんはじめ、みんこりーさんやちぇんさんなどは、とにかくこの競技に出てライバルに勝つ!というのを目標に練習に励んだワケですが、後に3人とも「もう碁盤の目は嫌だ」と言っていたくらいで、こんな地味で退屈な基礎練習wなど、何かエサでも目の前にチラ付かせないと、なかなか根気良く続けることは難しいです(^_^;)。
実際にボクも必要に迫られて練習した時期がありましたけど、まぁ1日に1時間くらいが限界(苦笑)で、poyoyon2さんのように丸一日掛けて200kmも走るなんて無理(爆)。2015年の途中から参戦したRYUSUクンは夜な夜なこの地味~な基礎練習を根気良く続けていましたが、むかしやっていた空手?の練習に相通ずるものがあったのか、彼のように地道な努力を続けられる人は圧倒的に少数です(^_^;)。

また世間一般でもそういった基礎練習をする意味が理解出来ずにボクらがやっていることに陰口を叩く人も居ましたし、当の本人であるみんこりーさんも最初はこの碁盤の目の直角カーブでボールを回すスキルって、ワィンディングを走るためのドライビングテクニックとは全く別物だと考えていたくらいです。

しかしボクが仕組むワケですから、i-DMやG-Bowlアプリで高得点を出すためとか、この競技でしか通用しないテクニックだとか、そんな話であるワケはありません(苦笑)。

かくしてライバルに勝つ!という命題で2015年の一年間みっちり基礎を磨いたpoyoyon2さんは、自分でも全く気付いていなかったご自身の変化を2015年12月に知ることになります(^m^)。

「同乗する家族に優しい運転が出来るようになれれば」くらいのご認識しか無かった彼、ワィンディングを走ると言われても「ツーリングかな?」っと全くときめかなかった彼wが、知らぬ間に愛車のCX-5を自由自在に操って峠を走れるようになっていたことに気付いて、一気にワィンディング走行に目覚めてしまいました(笑)。

最近では週末ごとにあっちこっちの峠を走り回っているようですが、壮行会の話が持ち上がった際にも「まだ走ったことが無い関東の峠を」というのは彼の希望だったりしました(^_^;)。

他方、実はボクの側から見ると彼は非常に貴重な、とても大切で掛替えのない友人でした。

ボクはi-DMの活用法をブログで公開して以降(2013年1月以降)様々な活動を行ってきましたが、その頃も今も、i-DMというシステム自体に否定的な考えを持つオーナーは少なくありません。
本当にi-DMを有効活用すれば運転は上手くなるのか?ボクはそう提唱してきましたが、作ったマツダは何もしてくれませんし(苦笑)、たったひとりのユーザーがそんなことを言ったところで、一体どのくらい信憑性があるのか?という話です。
ボクは勿論自分自身の実体験を基に述べているワケですが、一方で「5点は取れるけど、これが上手な運転とは思えない」「5点を取ろうとすると燃費が悪くなる」という人たちの意見も、恐らく嘘では無い筈です。ボクが「正しく使えば運転が上手くなる」とたった一人で言い続けたとしても、ボク以外の全ての人が誰もボクの主張を信じなければ、今までのような活動を続けてくることは困難だったでしょう。
そんな中、ボクの主張を信じて熱心にオフミに足を運んでくれる人たちがいたからこそ、今までの活動をボクは続けて来れたと言えます。poyoyon2さんは2014年12月以降のBe a driver.なオフミは皆勤賞で、間違いなくボクを支えてくれたひとりです(^-^)。

そんな彼が3年以上に渡る単身赴任を終えて本来の地元である滋賀のご家族の元に戻ること、それにあたって最後に関東のワィンディングを走りたいとの意向を受けて、ライバルwのみんこりーさん&ちぇんさんが走行会(違・・・壮行会をするというのであれば、これに参加しないという選択肢はボクには有り得ません

ということで昨日、北関東の某ワィンディングを三ヶ所ばかりハシゴしてきたのですが、いやー楽しかったです(*^^*)。

ひとしきり走り回った後に温泉で一休み、露天風呂で運転談議に華を咲かせた後に宇都宮で餃子を頂くべく下山したのですが、先頭が助手席に道案内のちぇんさんを同乗させたpoyoyon2さんのCX-5。みんこりーさんの2代目りーちゃん号、ボク、RYUSUクンと続きます。

結構イイ感じのペースでお山を下っていくと、途中で地元の軽トラに追い付きました(^_^;)。
知る人ぞ知るですが、地元の軽トラって車体は小さくホイールベースが短い上、ドライバーは道を熟知しているので、峠の下りで我々のような通りすがりよそ者が容易に付いて行けないペースで走る車が稀に居ます。
今回出会った軽トラが正にそんな感じだったのですが、CX-5とアクセラがピタリと後ろに付けて、結構なペースでリズム良く峠を下っていきます。そしてボクのアテンザ、後ろにRYUSUクンのデミオと続くワケですが、みんこりーさん(とちぇんさん)以外は今日初めて走る峠の下りです^^;。

ボクは軽トラを含む前方の3台を見ながら追走していましたが、CX-5もアクセラも動きが活き活きしていて、地元軽トラの安定した走りに引っ張られ、絶対に楽しんで運転していると確信していました。一方でちょっとお気の毒だったのが軽トラの運ちゃん(^^;。追走してくる車が高性能なスポーツカーで、如何にも走り屋って体のクルマなら付いてくるヤツも過去には居たでしょう。しかしただのwスポーツカーオーナーなら恐らくあのペースに付いていくのは無理で、彼はたぶん何度も他県ナンバーのスポーツカーをあの下りでチギッて居たに違いありません(^m^)。
しかし今回付いてくるCX-5はスポーツカーとは対極の背の高いSUV(爆)。しかもそのすぐ後ろにはアクセラ、アテンザ、デミオ、アクセラ、デミオと連なって、全く離れずに付いて来ます(^o^;)。

流石に3台後ろのボクには解りませんでしたが、CX-5に乗っていたpoyoyon2さんとちぇんさんの談では、明らかに振り切ろうとする意図が走りから見えたそうです。というかこのペースで走れば大概の他県ナンバーは振り切れた、のでしょうね(^_^;)。

しかも!

そんな軽トラに引っ張られてお山を下り切った時点のi-DMスコアを皆に聞いたら、poyoyon2さん、みんこりーさん、RYUSUクンは皆、4.4~6くらいのスコアを維持していたそうです。
因みにボクは4.7で、宇都宮駅前に着いた時点で4.9でした(^m^)。

i-DMは「気にすると運転が楽しくない」「機械の言いなりなんて嫌だ」なんて人は大勢います。恐らくそんな風に思っている人たちはボクらi-DMsの活動を「機械に縛られた走りで良い点数を出して喜んでいるつまらない奴ら」なんて思っているのでしょうね(^_^;)。

でもねd(^_^)

不慣れな峠の下りを激速地元軽トラにくっついて下って、嬉々として走ってi-DMスコア4点台中盤以上、なんてドライバーが世の中には居るのです。少なくとも昨日は5人居ました。ボクを含めてね。そして宇都宮駅に着いた後は皆開口一番「いやー楽しかった」ですからv(^o^)v

i-DMに否定的な人たちで昨日の軽トラのあのペースで走れる人がどのくらい居るかは知りませんが、仮に付いて走れたとしても、i-DMのスコアは2点台とか1点台になったでしょうね(苦笑)。

poyoyon2さんは、そしてみんこりーさんとちぇんさんもボクに初めて会った3年前はあのペースで峠を下ることは出来なかったでしょう。仮に自由なペースで良いとしても、峠でi-DMスコア4点台を出すのは難しかったかもしれません。しかし3年後の昨日、彼らにはそれが出来たワケです。ボクはもう感無量って思っていましたょ(T_T)。

そんなボクがpoyoyon2さんの単身赴任終了を受けて、昨日はささやかな贈り物をしました(^-^)。

ひとつは峠を走るときのラインの見つけ方。ボクが教えているのはドライビングテクニックの本質なので、それはF1ドライバーを頂点とするゴールの無い世界です。poyoyon2さんがこの3年で劇的に上手くなったといっても、まだまだ世の中には上手い人も速い人もいくらいでも居ます。峠を走る楽しさを知った彼に教えたかった事は、ひとつひとつのコーナーを上手に曲がる個別最適から一歩抜け出して、A地点からB地点までの全体最適を考えながら、理想的なラインをどうやって見つけていくか?という話。一般道の峠道ではセンターラインを跨いだライン取りは厳禁ですが、片側の車線だけの自由度でもラインの取り方によって走りは随分と変わります。
当然、峠毎に最適なライン取りなんて簡単には見付からないワケですが、走りながらどう考えてアプローチするか?を伝授しました。

そしてもうひとつはボクのアテンザ25Sを運転して貰うこと(笑)。
CX-5のブレーキパッドがそろそろ交換時期ということで、社外品のパッドを入れているボクのクルマを運転したらどう思うか?運転する前は「別に純正でイイかな?」とか言っていましたが、戻ってくるなり予想通りで「全然違う」との感想。但しブレーキだけに留まらずアテンザとCX-5は色々と違うので、まぁ感想を色々と述べいましたょ。

と・こ・ろ・が、、、d(^_^;)

自分のCX-5に戻ってブレーキペダルをひと踏みした瞬間!「次は社外品」と決まったようです(苦笑)。ハイ、パーツレビューはコチラw

そんなこんなで楽しい一日は終わって、夕食は宇都宮名物の餃子を堪能して壮行会はお開きとなりました。


最後に改めてpoyoyon2さん、3年以上に渡る単身赴任お疲れさまでしたm(_"_)m
既に述べましたが、poyoyon2さんがボクを信じ、ボクの活動を支えてくれたお陰で今年からi-DMsも立ち上がり、i-DMの活用を通じてマツダ車の運転を楽しむ輪が徐々に広がりつつあります。
滋賀に戻られた後も引き続き運転を楽しんで頂くことと、何よりi-DMで運転はこんなに上手になるという生き証人wなので、是非関西のメンバーも巻き込んでこの輪を広げて(ハッキリ言えばライバルを沢山作ってww)行って欲しいと思っています。

ボクとは直接会う機会は減るかもしれませんが、年に数回くらいは機会に恵まれそうですし、ネット上では距離は関係ないですしね。今後も変わらずヨロシクお願いします。
Posted at 2017/07/18 21:34:30 | コメント(5) | トラックバック(4) | i-DM:エピソード | 日記
2017年07月13日 イイね!

新型カムリ、デビューで語られる「セダン復権」に想う

新型カムリ、デビューで語られる「セダン復権」に想うどーも読者の皆さん、こん〇×わ。(^_^;)

あんまりご無沙汰してファンが減っても××なので(笑)、そろそろボチボチ復活というか、ブログ執筆も再開したいと思うのですが、如何せんネタが無い!(苦笑)

マツダの動向は今年に関してはもうほとんど見えてしまっていますし、注目のSKYACTIV-2ガソリンエンジンの全貌は東京モーターショーまでは出てきません。
ホンダに関しては色々と動きはあるものの、ボクの目にはどれもこれも突っ込みどころ満載で、取り上げればみな、バッシングになってしまう(爆)ので、それもどうかなぁ~なんて思ったり。

というところにトヨタの新型カムリがデビューして、しきりに「セダン復権」という言葉がメディアで踊っているのでこの話題。

ボク自身がずっとセダンに乗っているのでアレですが、この「セダン復権」なる言葉はここ10年くらいを振り返っても、二度ならず数回はメディアを騒がせてきました(笑)。

ボクからすると「またか!?」な議論なのですが(^_^;)、別にトヨタ嫌いが故にトヨタの言うことに文句を言おう、、、という話ではありませんd(^_^;)。

なぜこの「セダン復権」が日本市場で度々取り立たされるのか?そもそもメーカーが「セダン復権」といっていることが何を指すのか?の考察って感じかな?

恐らくもう直ぐデビューするホンダのシビックでも、似たような事が言われると思います。
もっともシビックはセダンだけでなくハッチバックもありますが。。。

先ず日本市場では遥か昔w、セダンが人気の時代があったのですが、それってセダンというボディタイプが人気だったというよりは、自動車と言えばセダンが基本で、ハッチバックやワゴンといったその他のタイプが派生というか亜流というか、多くの人がそういう認識をしていたから結果的に一番売れていた、という話じゃないかと思っています。

そして昨今はミニバンやらSUVやら、多種多様なボディのクルマが登場し、消費者の価値観の多様化も背景に色々なタイプに需要が分散した結果、特に日本市場ではセダンがとても少数派になった、ということだとボクは理解しているので、もし仮に凄ーく魅力的なセダンが各社から出揃ったとしても、例えばセダンとSUVの市場シェアが逆転するなんてことは起こるはずがない、なーんて思うワケです。

とすれば「セダン復権」と謳うメーカーが目指すべきところって一体何なんだ?単に掲げた月販目標を達成すれば良いのか?という疑問も出てきます。

つまるところ日本の自動車メーカーが「セダン復権」というところの真意って

ドイツ車を中心としたセダン需要に対して、日本メーカー製セダンの復権

なんじゃないの?と思うのです。d(^_^;)

ボクもそうですが、ちゃんと理由というか自分なりの主張があってセダンを選んでいるだろう日本の顧客の相当数が、多少の割高にも関わらずメルセデス、BMW、アウディといったドイツメーカーのセダンに行っちゃっているワケです。

多少割高でもドイツ車のDセグメント、場合によってはEセグメントに金を出しているお客さんたちには、価格が安いなんてのはもう全くウケないワケです。逆に言えば、価格が安いにも関わらず買って貰えないって「魅力が無い!」とダメ出しされているに等しい話で、それが少なくともここ10年の国産セダンの実情だったってことですよ(^_^;)。

新型カムリは随分と力が入っているようで、メカニズムやスペックを眺めた限りでは隙が無いように見えます。しかし何よりも重要なのは、セダンを求める顧客に魅力的に映ることで、勝又チーフエンジニアが

「理屈抜きに格好良いと言って頂けるクルマを目指した」

というそのクルマ造りの姿勢は正解です。全く正しい。

た・だ・し、、、(^_^;)

実車を見てみないとなんとも言えませんが、写真を見た限りでは理屈抜きに格好良いと言って貰えるかはなんとも、、、(苦笑)

何かに似ていない・個性的・最新トヨタ車のアイデンティティを外していない、という点は十分に評価に値すると思いますが、ボクは愛車のアテンザの方が断然カッコイイと思います(爆)。
Posted at 2017/07/13 20:14:23 | コメント(6) | トラックバック(0) | 自動車市場 | 日記

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