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2018年09月26日 イイね!

近年のマツダのクルマ造りに潜むリスク

近年のマツダのクルマ造りに潜むリスクSKYACTIV世代のマツダ好調の理由を考えたとき、その真因は煎じ詰めれば

「自分たちが理想と信じるクルマをひたすら追求するクルマ造り」

にあるのではないかと思います。それをボクは100%支持するものですが、そんな彼らの姿勢には彼ら自身も、そしてもしかしたら我々ファンも気付いていないリスクが潜んでいるのでは?というのが今日のお話。

もしマツダの関係者が読んだら、なんらかの気付きがあるかしら?(^_^;)

マツダが近年の開発に於いて、他車の後追いをするのを止めたという話は色々なメディアで紹介されています。
マツダ「目標を追わず理想をめざす」理由 PRESIDENT Online

またデザインの話ですが、一般の人に見せて意見を求める「クリニック」というプロセスを廃止したそうです。

【マツダ・前田育男常務執行役員デザイン・ブランドスタイル担当インタビュー】デザインはブランド価値そのもの 経済産業省

競合他車をベンチマークに定めず、また一般消費者の声(ニーズ)も聞かないということは、逆に言えば彼らがかなり明確な理想の自動車像をイメージ出来ているという話です。

そしてそれが市場で然るべく評価されているからこそ、今の好調があるワケですねd(^_^)。

と、こ、ろ、が、、、

開発に当たって競合他車をベンチマークにしなくても、或る程度出来上がったところで比較、つまり評価はしているようですし、市場の声だって全く聞かないワケにはイキません。

例えばボクも度々話題に上げているCX-3

競合となるヴェゼルやC-HRがバカ売れwしているのに比べたら、サイズも価格も大差はない筈のCX-3はライバル比どころか、マツダの目論見にも全く届かないくらい売れなかったのです。もうこうなると、CX-3を買って頂けない理由は市場の声を聞かなければ解らないです(^_^;)。

ただこれはCX-3を買わないと意思決定した人から率直な意見を聞かなければなりません。これはかなり難しい話で、ディーラーで商談してくれてれば聞くことは出来るでしょうが、商談に至らず試乗だけ、或いは来店してクルマを見ただけの人からは意見を求めようがありませんし、ディーラーに足を運ぶまでも無くダメ出しした人からは絶対に理由は聞けません。
逆に実際に買ってくれた顧客から不満点を聞いても、それが「買わない理由」と一致するとは限りません。

話題を変えて、、、(^_^;)

ボクはGJ型アテンザの初代と、今の愛車の中期(?)の二台を乗り継いでいるのですが、マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)の制御に関しては明らかな退化を感じています。乗り換えた直後は退化と断定するのが結構微妙に思っていた時期もありましたが。

具体的にどういうことかを説明すると、、、

前走車に付いてレーダークルーズしていると、前走車が車線変更をして前方からどいてくれるとき、完全にとなりの車線に移らないと前が空いたと認識してくれない。

というのがひとつ。言葉で書くと当たり前の制御と思うかもしれませんが、ボクの感覚だと「前が空いたのになかなか加速を開始しない」と感じます。現実には前走車が車線変更を完了しなくても、右側のタイヤが車線を跨ごうとする辺りでもう前方は空いています。しかし今のMRCCは、前走車の右側のタイヤが車線を跨いで完全に隣の車線に移り、ウインカーを消して車線変更を完了するまで待っている感覚です。非常にじれったいと感じますが、まぁこれは百歩譲りましょう。

問題は逆のパターン。

自分の前に隣の車線からクルマが割って入ってくる場合、前走車が自車と完全にオーバーラップして、そのままに進行したら追突する位置関係にならない限り減速を開始しない

要するに、前からどいてくれる場合は完全にどくまでどいたと認めてくれないくせに、前に割って入ってくる車も完全に目の前までやって来ない限り、前に入ったと認めない制御に変わってしまいました。

初期型のMRCCはそんなことはなくて、前からクルマがどいてくれるときは、自分ならここで加速を開始したい、そのタイミングに大差なく反応してくれていました。逆に前に割り込まれる時も結構早期に反応して減速を開始してくれました。それ故か緩やかな右カーブで左側車線を走る前走車を誤検知して減速することも稀にありましたが、まぁ不満を覚えるほどでは無かったです。

しかし今は前走車がどく度に加速開始のタイミングがツーテンポ遅くてイラッとすることもありますし、前に割り込まれる時は自分でブレーキを踏まないと危険を感じる場面が非常に多いです。

もう2年半以上乗ってますが、これは明らかにスペックダウンと評価せざるを得ません。

で、(^_^;)

たまたまとあるマツダのイベントでi-ACTIVSENSE関係のエンジニアに会う機会があったので、上記の感想をブツけてみたのですが、

加速開始のタイミングが遅くなったのは「『前走車が完全に前から居なくならない内に加速を開始して恐い』というお客様の声があったからです。」という回答でした。

じゃぁ、割り込んでくるクルマを中々認識しなくて恐いというオレの声はどーしてくれるんだ?には明確な回答が得られませんで、、、(^_^;)

ここで思うワケです。d(^_^;)

冒頭で述べた通り、マツダの人たちが自ら信じるクルマ造りが結果的に一定の支持を得て今がある以上、そのクルマ造りの姿勢は基本的には間違ってはいません。

しかしだからと言って競合他車を全く見ないワケにも、市場の声に耳を傾けないワケにもいかない事情や事態は皆無にはなりません。

そのとき問題になるのは誰の声を聞いているのか?です。

前回ブログで触れましたが、マツダの顧客戦略が狙いを定めている10%の人たちが居ます。
しかし実際にマツダ車を買ってくれる顧客は、その10%の人たちだけではないでしょう。全く逆にその10%の中にあってもマツダ車を選ばない人たちも居ます。

それは良いのです。

重要な点は、マツダが信じる理想のクルマは顧客戦略で述べた10%の人たちにウケることを目指していて、そんな商品が結果的にその10%の一部と、10%以外の人たちの一部に支持されて今の成果に繋がっているとするならば、顧客の中には10%側の人と90%側の人が混ざっていることになるという点。

そして、マツダが本来狙っている10%に属する人の声を聞き、クルマ造りに反映させるならば何の問題もありませんが、もしマツダの本来の狙いとは異なる90%側の顧客の声を聞いたら、本来目指すべきクルマ造りの方向をブラす危険が潜んでいます。

とはいえ、、、ですょ(^_^;)。

その人が10%側の人か90%側の人か、なんてどーやったら判るのでしょうか?(苦笑)

また、マツダを買う前は90%側の「クルマなんて動きゃイイんだ」と思っていた人が、何かの間違いwでいざマツダ車を買ったら「運転が楽しくて仕方がない」なんてケースもあります。つまりBefore 90%側だったのがAfter 10%側に鞍替えwなんて人も居るハズです。

ってな具合に、ひと言で「顧客の声を聞く」と云っても中々難しいワケですが、誰の声に耳を傾けるべきか?というのはとても重要なことだと思うんですけどね(^_^;)。
Posted at 2018/09/27 01:34:59 | コメント(4) | トラックバック(0) | マツダ | 日記
2018年09月18日 イイね!

マツダの顧客戦略が非常に解り易く書かれた記事

マツダの顧客戦略が非常に解り易く書かれた記事ちょっと物書きwのために色々と調べていたら、とても面白い記事を見付けました。

破壊が進む自動車業界でマツダがとった驚異の生存戦略DIAMOND online

マツダの2%戦略はもう結構有名な話だと思うのですが、この「2%」という数字の出処wであったり、妥当性であったり、という点まで含めて理解している人は、世間では意外に少ないかなー、なんて勝手に思っています(^_^;)。

まぁ外野の理解が曖昧でも、当事者であるマツダがちゃんと理解していれば別に問題はないのですが、、、(苦笑)

因みにボクの理解ですが、

10%の熱狂的なファンを作ることによって、世界の2%のシェアを取る」

なのですが、過去(3年前)にブログで書いたように、ちょっと解せないというか、腑に落ちない点がありました。

世界市場の2%というのは現状のマツダのシェアと生産能力から出てきた数字という理解で、これを増やしていく(=つまり数を追う)のではなく、あくまで質を高めていこうという考えであること。

それはイイのですが、もし世界市場で熱狂的なファンが10%作れれば、市場シェアが2%じゃ済まない(笑)という疑問。

ボク的には「シェア10%の中で熱狂的なファンが2%」ならまだ理解がし易かったのですが、、、(^_^;)。

そんなモヤモヤっとしたものが、今回紹介した記事を読んで理解が出来ました。記載されているのは3頁目。20年近く前に全世界視野で消費者の自動車に対するニーズ(=価値観)をかなりキッチリ調査したようです。そして、マツダを支持する層に共通する自動車に対する価値意識として

「決してクルマはステータスではないが、単なる移動手段でもない。と言ってもレースなどで大パワーで競い合うというよりは、むしろ街中を日常的に運転すること自体が楽しく、自分自身が思うままに操れることが何よりの歓び。」

「クルマで走った後も、駐車場に駐めたクルマを何度も振り返っては見惚れ、運転の余韻に浸るといった経験が少なくない。」

「このような価値意識を持つ人たちが世の中の自動車購買層に10%前後存在していたのである。」

なるほど(笑)。

この記事の下線部分に今のマツダのクルマ造りを当て嵌めれば、前者が「人馬一体」であり後者が「魂動デザイン」という話で、この10%の人たちをマツダのファンにするクルマ造りというワケです。

で、その中の2%、つまり10人のクルマ好きの中の2人(記事では4%だから4人)が実際にマツダ車を買ってくれりゃイイ、と狙いを定めている、という事のようです。

この記事で4%と言っている話と、従前からマツダが掲げている2%との乖離がなんなのかは取り敢えず横に置くとして、、、(苦笑)。

マツダが顧客戦略としてそう定めて、現状それなりに上手く行っているとは思うモノの、次なる問題はやはり目指すべきところと現実(実態)とのギャップ、、、でしょうねぇ。

ボク個人としては、この記事で云っているクルマ好きが10%というのは些か懐疑的にならないでもないですが、まぁそれもちょっと横に置くとして、、、(苦笑)。

現在、マツダ車を買ってくれている顧客が全員、その10%の人たちなのか?

ボクにはそうは思えないので、マツダが狙いを定めている10%以外の人たちも今のマツダのクルマ造りに魅力を感じて買ってくれている気がします(^_^;)。

だとしたらどうなんだ?どうなんでしょう?(笑)
Posted at 2018/09/18 15:25:49 | コメント(3) | トラックバック(0) | マツダ | 日記
2018年09月13日 イイね!

昔の写真

昔の写真先日、メインで使っているPC用にメモリーとSSDを買って、メモリー増設やHDD→SSD換装なんかをやっていたときのこと。

HDDから主たるデータは当然、バックアップ用の外付けHDDに一旦退避したのですが、古いデータは別に全て新しいPCのサラのSSDにわざわざ戻さなくてもイイよな~

なんて思いつつ、画像フォルダの中をパラパラ見ていたら、思わぬ画像を発見(^_^;)。

2001年12月撮影だから、実に17年近くも前(苦笑)


どこだか、、、わかりますかね?A^_^;)


当時はまだ携帯電話も普及を始めた頃でカメラなど付いておらず、デジカメもそこそこ高価で持っていた人は多くはなかったと思います。

かく言うボクも確か買ったばかりで、写真を撮る習慣もなかったためデジカメは買ったもののあまりパシパシ撮っていた記憶はありませんでした。だからこの頃のはロクな画像が無いと思い込んでいて、フォルダの中をもう何年も覗いてませんでした(^_^;)。

まさかこんな画像が残っていたとは、、、


撮影場所が何処かはこの画像を見ればわかるでしょうd(^_^o)



結局、鈴鹿のフルコースを走ったのは5回。
それぞれのベストタイムは確か

2分51秒台
2分48秒台
2分46秒台
2分45秒台
2分44秒台

だったと思います。

地元の連中は2分40秒を切っていて、この頃一番速かったヤツは2分36秒台だったから全く自慢にならないタイムでしたが、連中に言わせると当時は

・初めて走る人には3分切りの壁がある
・2分50秒を切れるかどうかが最初の壁
・2分40秒を切るのは結構走り込まないとキツい

なんて言っていて、初走行で2分50秒が切れなかったのはちょっと悔しかったものの、2回目で切れたときはちょっと嬉しかったかな。そのときは地元の連中のベストタイムもまだ42~43秒台だったし。

ただ、F1ドライバーも絶賛する日本を代表する国際サーキットですからね。高々5回走ったくらいでシロートが攻略出来るハズもありませんが、いかんせん三重県は通うには遠かった(^_^;)。

な~んて、ちょっと懐かしい写真を見つけたので、つらつら書いてみましたw。
Posted at 2018/09/13 20:40:49 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2018年09月08日 イイね!

終了報告:【i-DMs関東】Be a driver.なオフミ2018 第3戦

終了報告:【i-DMs関東】Be a driver.なオフミ2018 第3戦
※この記事は【i-DMs関東】Be a driver.なオフミ2018 第3戦 について書いています。

本日、栃木県w某所で開催しましたBe a driverなオフミ 2018の関東地区の最終戦、無事に終了しました。

参加された皆さん、お疲れ様でしたm(_"_)m

競技は「ドライバーの上手さを競う」という趣旨で、マツダのSKYACTIVに塔載されているi-DMと、iPhoneアプリのG-Bowlアプリを組み合わせて使用します。

SKYACTIVのオーナーになれば、i-DMのスコア5.0点を取る事はそう難しい話ではないのですが、ドライバーは自然と「5点を取る走り」をするようになります。しかし走る道も走り方もドライバーの自由に任せてしまっては、i-DMスコアでドライバーの優劣は判りません。仮に走る道を定めたとしても、そこを自由なペースで走られては、やはりi-DMスコアでドライバーの優劣は判りません。

そこで、G-Bowlアプリの「Gリミット」という機能を利用してコースの走り方に縛りを掛けてやります。

第1戦、第2戦は単調な碁盤の目で基本的なドライビングテクニックとドライビングスキルが試されましたが、最終戦は会場を某ワィンディングに設定。速度は65km/hまで、Gリミットは0.3Gとして、参加者は全員同じペースで走ってi-DMのスコアで上手さを競います。i-DMスコアが同点の場合は、G-Bowlアプリの機能を利用して優劣を決めるというルールです。

今回は関東メンバーに加えて、山形からぷらむ☆さん、つーさん。。が遠征してくれました。
加えてw、当日都合がつかなかったカネゴン(V)o\o(V)busakuクンが不在者投票w、、、ならぬ不在者出場して、総勢9名が白熱のバトルを繰り広げました( *´艸`)。


で、結果ですが、、、
下りはレジェンドクイーンwのみんこりーさんがTOP(爆)。

下りはスッパノーバさんがスーパーラップでトップスコアでしたが、なんと!山形の二人が2位、3位に入る快挙。つーさん。。は今日、初めて走ったコースですょA^_^;)

上りは関東地区ランキングトップのこもすけさんが貫録を見せてトップスコアでした。

そして総合成績は、、、
関東地区ランキング2位のスッパノーバさんが初優勝♪

関東地区ランキングトップのこもすけさんが準優勝♪♪

デミオを購入してi-DMsに復帰したばかりのJOUSUIさんが復帰後の初戦で3位表彰台を獲得しました♪♪♪

そして山形から遠征の二人が4位、5位と大健闘~♪


結果、関東地区の年間ランキングもこんな感じになりました♪

今シーズンの一年間、参加してくれた皆さん、ありがとうございました(^_^)ノ
Posted at 2018/09/08 15:58:56 | コメント(7) | トラックバック(0) | i-DM:オフミ情報 | 日記

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「無事帰宅しました。
トロフィー争奪戦参加の皆様、お疲れ様でした😋」
何シテル?   12/08 20:22
意のままに、思い通りにクルマを操ることに興味があります。 ドライバーの意のままに反応するクルマが好きです。 そんなクルマの技術的背景、メーカーのクル...

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