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タッチ_のブログ一覧

2019年01月24日 イイね!

マツダの2019年の動向を考える(3)EV

マツダの2019年の動向を考える(3)EV※割り込みがあったのでスッカリ、間が空いてしまいましたA^_^;)

今回のマツダの中期経営計画期間は内燃機関だけではありません(笑)。

昨年の10月くらいに発表になったマツダのEV計画で、ロータリーのレンジエクステンダーと、様々なサイズのジェネレータ、バッテリーを組み合わせた、マルチxEVというソリューションが紹介されました。
今まで内燃機関に集中すると云うマツダに対してダメと決めつけてきた連中は、この発表をどう受け止めたのか個人的にはとっても興味があります。

ボクが別にマツダファンという点を横に置いても、一連の技術開発って極めて地に足が着いた実現性が高く効果的な取り組みで、マツダはもっと評価されてもイイと思うのですが、、、(苦笑)

さて最新の計画ではマツダのEV、つまりこのマルチxEVユニットが搭載された市販車は2020年から市場に投入されることになっています。

まぁ現実的に予想すると北米にバッテリーEVとレンジエクステンダーEVを投入して罰金を回避(笑)、なのですが、疑問点がいくつかあります。

疑問①このマツダのxEV車って、既存車種にこのユニットを載せたモノ?それとも全くの新規車種?

疑問②このxEV車の投入市場は北米だけ?日本国内に投入する可能性は?

ボクとしては珍しく、あまり根拠無くテキトーな予想wで云うと、このユニットを次期デミオクラスのクルマに載せて北米と欧州、もしかしたら日本にも展開するかも?と、この場では言っておきましょう(笑)。

説得力のある根拠はホントに無いのですが、最初から数が出ないと解っているEVに対して、専用の車体を起こすのはやっぱり厳しいんじゃないかなー、というのがひとつ。かといって次期デミオをxEV対応というある種の非効率な構造にするのも考え難いのですが、、、

発表を見るとロータリーユニットはモーターと一体化されてボンネットに収められる構造になっているので、とするとエンジン車のボディを使い回せるメリットはありそう。後は燃料タンクの搭載位置にバッテリーを積んで、レンジエクステンダー用の燃料タンクとスペース的に折り合いを付けて、という形で先ずは出すんじゃないかなー、と(^_^;)

というワケで、ボクのあまり根拠のない予想wでは、マツダが2020年に発売するxEVは次期デミオベースと予想。d(^_^)

そしてコレが日本市場に投入されるか?ですが、、、(^_^;)

恐らく半年前、或いは現時点もそうかもしれませんが、xEV版のデミオの日本市場投入はまだ何も決まっていないと思います(苦笑)。

しかしながら、市場環境は急速に変化していて、昨年度のノート e-POWERの成功もあります。これはモーター駆動のコンパクトカー需要が日本市場では見込めることを示していますから、次期デミオのxEV、恐らくパラレルハイブリッド、レンジエクステンダーEV、は一定の需要が見込める可能性があります。発電エンジンとは言え、マツダの魂と言えるロータリーエンジンの復活と併せて、話題性は十分です。

もしこれが出てノートe-POWERと販売台数TOPを争うような事態になったら、、、

内燃機関に注力を謳うマツダに対して、電動化開発の遅れを理由にバッシングして来た連中を見返してやるには、これ以上には無いネタになります(^m^)。

ということで妄想満載ですが、マツダのマルチxEVソリューションも楽しみです♪
Posted at 2019/03/03 23:54:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | マツダ | 日記
2019年01月23日 イイね!

マツダの2019年の動向を考える(3)新型CX

マツダの2019年の動向を考える(3)新型CXさて続いて、恐らくマツダにとっては或る意味Mazda3と同等以上に重要な新型SUVです。
日本経済新聞に拠れば(笑)、どうもこれはCX-3の新型らしいのですが、最初は敢えて「新型CX」と表記して書き進めます。

理由は、読み進めれば解ります(^_^;)。

この新型CXがMazda3と同等か、それ以上にマツダにとって重要な理由は以下の通り。
今回の中期経営計画ではFFベースのSMALLモデルで120万台を目標として掲げています。
他方これは一昨年のデータですが、現行ラインナップからSMALLモデルに分類されるであろうデミオ、CX-3、アクセラ、CX-4を足すと82万台くらいにしかなりません。
LARGEモデルの80万台は大体見えているのですが、SMALLモデルはこのラインナップだと40万台レベルで足りないワケで、だから新型CXを追加するとマツダは言っています。しかし40万台レベルってマツダのラインナップでは基幹車種(現状ではアクセラとCX-5のみ)で、云わば2本柱。つまり3本目の柱を立てる必要があるワケです。そんなに簡単に40万台も売れる車種なんて作れるの?という話(^_^;)

では3本目の柱たり得る新型CXとは果たしてどんなクルマか?

今年量産開始ということはボクがこれから書く商品企画は数年前に検討が終わっている筈wですが、ボクなりにどんなクルマか考察してみたら、マツダの皆さんも相当にご苦労をされたというか、悩まれたのだろうと思い至りました。えぇボクもこれは相当に悩ましいと思いましたから(^_^;)。

抽象的な言い方ですが、新型CXが目指すべきは次世代スタンダードw。

このキーワードは現行のCX-3で掲げたモノですが、改めてマツダにとっての次世代スタンダードを再構築することになります。それはつまりSUV人気を背景とした、云い方はアレですが「SUV版Mazda3」です。ただそうはいっても単に新型Mazda3をSUV風にモディファイするという意味では無くて、位置付けとしてラインナップ上、乗用車系のMazda3に対して、CX系としてMazda3に並び立つ存在という意味です。

じゃぁ具体的にどうあれば良いか?

エンジンなどは基本的にMazda3に準拠でしょう。市場によりますがG1.5、G2.0、G2.5、D1.8、X2.0が搭載候補。ビークルアーキテクチャもMazda3に適用したのと基本同じモノ。

そうすると全長4.5m前後、全幅1.8m前後というサイズ感になります。全高はどうするか?実はSUVの全高ってクルマのキャラを決める非常に重要なポイントで、日本の立体駐車場に入る1,550mm前後に境目があります。これより低ければクーペSUV、高ければ王道のSUVという具合に、です。

ここでMazda3級に売れること、という命題を突き付けると、全高が高いのと低いの、どっちにした方が売れると思います?(笑)。あんまり低いとMazda3と差別化が出来ませんしね(^_^;)

そして価格。これもMazda3に完全にオーバーラップする価格帯が狙い処になるでしょう。同エンジン同グレードで比較すれば新型CXの方が若干高め?になると思いますが、イメージとして例えば「Mazda3 + ン十万円で新型CX」みたいな感じでしょうか。

大筋、こんな感じのクルマであれば新型CXとしてMazda3と並び立つ基幹車種に育つのではないかと思うのですが、これを読んだ皆さんはどう思うでしょうか?

実はこんな感じに仕立てればかなりの確率で3本目の柱になるだろうと半ば確信、というかかなり自信を持って言えるのですが、逆にそれ故に凄く悩ましい話もあって、故にマツダは悩んだ末に違う選択をした可能性もあるかもしれません(^_^;)。

さてボクの案、ここまで新型CX-3と書かずに敢えて新型CXと書いたのはなぜか?
先ずは上記の内容を踏まえつつ、現行ラインナップのCXと比較してみます。先ず現行CX-3
CX-3:
スリーサイズ(mm):4275-1765-1550
価格(万円):20S:212.8 - 279.2
価格(万円)XD: 243.6 - 306.2

現行CX-3は明らかに小さいですよね?これは現行がデミオのSKYACTIVボディ・シャシをベースに作られてたからです。これをMazda3と同じビークルアーキテクチャでボクの予想するサイズ感で作れば自然と一回り大きくなります。搭載エンジンがどうなるか?はありますが、価格はほぼ現行CX-3を「据え置き」とすれば良ことになります。

ここまで読めばなんとなく「なるほど」と思う人は居るかも知れませんが、実は悩ましいのはココからです。この新型CXをCX-3と命名するとして、全長4.5m前後、全高1.55m超の背の高いSUVと言えば、実は非常に良く似たクルマが既にあります。











現行CX-5(爆)
現行CX-5のサイズと価格は以下の通り。
スリーサイズ(mm):4545-1840-1690
価格(万円):20S:257.0 - 280.2
価格(万円):25S:279.7 - 324.5
価格(万円):25T:332.6 - 355.3
価格(万円):XD :288.3 - 355.8


つまりボクがつらつらと書き連ねた新型CX像って、乱暴に言ってしまえば現行CX-5をSMALLモデルのFFアーキテクチャで作り直し、現行CX-3の値付けをしたクルマ、ということになるのです(爆)。

現行CX-5より微妙(全長、全幅、共に5cm前後)に小さく、エンジンも小さくはなりますが価格が一段下がったクルマですから、現行CX-5と同等か、それ以上に売れる可能性は大いにありますよね(笑)。なにしろ現行CX-5で実績があるんだから(^_^;)

しかしそんなのをもし出しちゃったら、間違いなく現行CX-5は売れなくなるでしょう。ボクが悩ましいと思ったのがコレで、新型CX-3と現行CX-5は完璧にカニばってしまいます。大体一回り小さいと云っても全長・全幅それぞれ5cm程度では、顧客はパッと見の印象はほぼ同じで、何が違うのか判らないでしょうから。

この状態はCX-5が第7世代のFRアーキテクチャの新型に代替わりすれば終わるのですが、現行CX-5のデビューが2017年初旬ですから、5年のモデルライフであれば2022年まで後3年もあります。2年以上も現行CX-5と新型CX-3がカニばった状態で顧客を食い合っていたら、双方それぞれ40万台レベルで売れることはありません(^_^;)。

なーんて考えると、LARGEモデルの一発目がCX-5という話が俄然、信憑性を帯びてくると共に、現行CX-5は短命に終わらせてでも、早くフルチェンジさせなければならない事情が見えてきます。

因みにこの前提で、現行CX-3と同様にデミオと同一のビークルアーキテクチャを採用する新型CXも別途作って、それにはCX-2の名前を与えることも十分に考えられます。実質、現行CX-3の後継ですが、車名がCX-2になるなら価格をガッツリ下げることが出来ます。今のCX-3だってデミオ+ン十万円の値付けなら、もっと売れた可能性がありますよね?(^_^;)

以上の話を、現行ラインナップと対比させると

現行CX-3 ⇒ 新型CX-2
現行CX-5 ⇒ 新型CX-3
現行CX-4 ⇒ 新型CX-4

という風にしようとしているのではないか?

つまり現行のCXシリーズをクルマ造り(アーキテクチャ)とナンバリングを含めて再整理するのではないか?という結論に至ったので、敢えて現行モデルと対比させないために単に新型CXと書いたワケ(^_^;)。
要は現行のCX-5はSMALLモデルとLARGEモデルでそれぞれ、2種類の後継モデルを作るイメージでしょうか。

今年量産が開始される新型CXは、実質的には現行CX-5のFFベースで作る後継車種で、しかし車名はCX-3。

一方でCX-5の車名を引き継ぐLARGEモデルとしてFRベースの全くの新型車もあって、こちらは直6エンジン搭載を含め、車格も価格もw、上級に移行する、というのがボクの予想です。
Posted at 2019/01/23 00:05:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | マツダ | 日記
2019年01月21日 イイね!

マツダの2019年の動向を考える(2)Mazda3

マツダの2019年の動向を考える(2)Mazda3トピックの一発目はやっぱりコレでしょう。昨年11月にLAでお披露目された、次世代商品のトップバッターです。
Mazda3はマツダのラインナップで現在、最量販車種であり期待も大きく、責任も大きいです。

ただ、、、(^_^;)

ちょっと手こずっている、というか意外に難産となっているように見受けられます。

ボクはLAでの発表の後、12月中に国内発表して年明けの1月か、遅くても2月には国内で発売するものと最初は思っていました。ところが12月の末を待つまでもなく、なんとな~く12月中に発表される雰囲気じゃないように感じて、年明け1月か2月に発表して3月下旬に発売かな?と予想し直しました。

なぜ3月下旬か?と言えば、前の中期計画でSKYACTIV-Xを2018年度中(つまり2019年3月末まで)に市場投入すると謳っていたから。

ところが年が明けて海外向けの生産・輸出が急ピッチで進む一方で、LAで発表した北米仕様をオートサロンでお披露目するに至り、今は3月末までの国内発売は無いな、と思っています。

こうなると、3月末から4月に発表して、6月か7月に発売というのが今の予想(苦笑)で、目玉エンジンのSKYACTIV-X搭載車は更に遅れるような気がしています。

以上の話はマツダ関係者から一切何も聞いていない、ボクの勝手な予想なので念のためA^_^;)。

昨年の暮れにマツダ本社でイベントを行って複数の社員の方々と連絡が取れるようになったもんで、もしボクが書いている事が見事に当たっていると、ボクを知るマツダ社員の方々が「誰かがタッチ_さんに情報をリークした?」なんて疑心暗鬼になられても困るのでねA^_^;)。

一応ボクもそれなりの社会的な経験もあり立場にある大人の社会人なので、もしマツダの誰かから社外秘の情報をコッソリリークして貰ったら、逆にその話題には一切触れないのでどーぞご安心下さい(苦笑)。

さて話をMazda3に戻して、少なくとも前の経営計画では18年度中の市販を目標として掲げていた筈なので、現場は目標達成に向けて全力で突っ走って来た筈です。勿論、超高難易度の圧縮着火ガソリンエンジンですから「頑張ったんだけど一歩及ばず」という可能性だってあります。昨年の技術発表後の試作車試乗会の場でも「もの凄く手強いエンジン」と人見さんはじめ関係者は口を揃えていたくらいですからね。一筋縄で行かなかったとしても、ボクは責めるつもりにはなれません(^_^;)

ただボクは実は遅れた原因は別のところにあるのではないか?と想像してたりします。

それはズバリ「マイルドハイブリッド」にしたこと。

一昨年のSKYACTIV-XのカットモデルにはISGがビルドインされていたものの、試作車では機能していなくって、マツダ関係者も当時は「マイルドハイブリッドにして出すかは検討中」とコメントしていました。つまり一年半前の時点ではSKYACTIV-X単体で市販される可能性がまだあった筈です。
ところが現時点で発表されているSKYACTIV-XはM-Hybridが標準となっているようです。

この判断は2017年から今までの約2年間の市場(世界)情勢などが恐らく影響していて、マツダの次世代エンジンの象徴的な存在であるSKYACTIV-Xは「電動化車両」として市場に出すべき、という結論になったのでしょう。

その判断は支持しますが、開発している方は大変です(苦笑)。

何しろ「手強い」とエンジニアが口を揃える全くの新型エンジンです。それが約1年半前に突然「モーターと組み合わせて出すから」と決まったとすると、制御は全部やり直しというか、そこから構築していかなければなりません。ボクは専門家ではないのでその大変さは正確には解りませんが、モーターのアシストがある前提ならばリーンCI領域を上手く拡大させたいしドライバビリティも大切だしで、その辺に手こずったのではないか?と想像しました。

という感じでSKYACTIV-X搭載車の登場はきっと今年の後半、もしかしたら東京モーターショー前までズレ込むかもしれないと今は考えてして、そうなるとX以外のGやDなら直ぐに発売はできるけど、Xの発売まであんまり間が空くのは商売上、上手くない(苦笑).。

という感じで、X搭載車の市場投入のタイミングにあまり頓着する必要の無い米国などの海外は先行して発売できるものの、Xがトップグレードとして存在感が重要な市場、具体的には日本ですが(笑)、国内販売はGやDの3ヶ月遅れぐらいに収めたい、だから遅れているのかな~、なんて思っています(^_^;)。

それからもう一点、注目しているのが価格です。d(^_^)

現行のアクセラの価格設定は
15C:182.6
15S:195.5~/ 15S PROAC:~237.1
15XD:233.8/ 15XD L-Pkg:268.9
22XD:279.2~ 22XD L-Pkg:331.0

という具合にかなり幅があります。裸仕様の15Cと何でもアリ22XD L-Pkgで実に150万弱w

新型のMazda3の価格をどう値付けするか?マツダは実は価格を上げたいと思っているwのですが、これは「高い値付けでも買って貰えるブランドになりたい」という願望から来ている話なので、むやみに上げて「割高!」と思われて買って貰えなくなるのはダメです。海外で公表された価格表では30万前後の値上げらしい、なんて情報もあるようですが、日本国内向けにはどうか?

先ずラインナップですが、G1.5、D1.8、そしてX2.0の3グレードは固いです。G2.0とG2.5は用意しても売れる可能性は極めて低いので、多分無いんじゃないかな(^_^;)

で、ボクの予想ですが、ボトムグレードで10万円、中間グレードで15万、トップグレードで20~25万くらいの値上げかなぁ~と読んでます。具体的には
15C(G1.5):190万強
15S(G1.5):210~270万
XD(D1.8):250~290万
20X(X2.0);300~350万

なんて感じと予想。

昨年11月に15SのL-Packageが追加になっていて、これが261.9万円と結構割高wな値付けです。これはもしかして、新型の15Sにこのくらいの値付けをしても売れそうか?のリサーチの意味があるような気がします(^_^;)。

ボクは新型の実車をまだ見ていませんが、スタイリングは好評だし内装も凄く良くなったという評判で、恐らくこのくらい値段上昇であれば「まぁそうだよね」「仕方がないよね」と思って貰える可能性が高い印象です。

個人的にはこの価格差に更に5万上乗せしちゃうと「ちょっと高過ぎじゃね?」と言い出す人たちが結構増えそうな気がします。

以上の感想はあくまで"実車を見ずに"感じていることなので、もしかしたら実車を見たらもう5万くらい上乗せしても大丈夫かも?と思うかもしれませんが、それは見てみないと何とも言えません(^_^;)。

最後に車名の件ですが、どーも今回からアクセラの名称が廃止になって、世界的にMazda3に統一されるのでは?という噂があるようです。ボクはクルマの名前も伝統の一部だと思うのでむやみやたらと変更するのは反対の立場ですが、マツダに関して言えば海外でMazda3と名付けていたのに、どうして国内向けにだけ「アクセラ」と命名したのか?歴史を振り返れば、そもそもソコが上手くなかったんじゃないの?という気がします。だから全世界統一でMazda3にするのは良い機会だとは思います。まぁ正直な事を言えば、そんなのどっちでも良いょ、なのですが(爆)。
Posted at 2019/01/22 11:08:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | マツダ | 日記
2019年01月21日 イイね!

マツダの2019年の動向を考える(1)

マツダの2019年の動向を考える(1)やっぱりボクはマツダ(やホンダ)ネタを書かないとウケないのかな?(^_^;)と思いつつ、今年のマツダの動向についてちょっと書いておこうと思います。

マツダは昨年、次の中期経営計画について明らかにしているので、当然その内容を踏まえた上で、の今年です。

参考:
マツダの次の5年 (2018年05月09日)
マツダ、2023年に200万台の皮算用 (2018年05月10日)

先ず大きなところでは、商品が次の世代に進化していきます。SKYACTIV第二世代、であり彼らの言うところの第7世代商品ですね。これまでの経営計画では具体的な車種名には言及が無かったもの、計画期間中に何車種の新型車をリリースするか、商品戦略に関する情報が含まれていました。

しかし今回はそれが無い代わりに、SKYACTIV第一世代で構築したコモン・アーキテクチャを進化させつつ、SMALLとLARGEの二種類に分離すると発表しました。既に公然の秘密と化していますが、FFベースのSMALLと、FRベースのLARGEですね。

以上から推察するに、この中期経営計画期間中に現在のマツダのラインナップは全て第2世代に進化させる(つまりフルモデルチェンジする)と見るのが妥当です。

じゃぁ、どの車種がいつ?という話ですが、、、

SMALLはFFベースという事もあって第一世代の正常進化と捉えられますが、LARGEが噂通りFRレイアウトとなると、エンジン搭載方式が横置きから縦置きに変わり、前輪駆動から後輪駆動に変わるので、全く新規にイチから構築することになります。そう考えると、第7世代商品は先ずSMALLが先行し、LARGEはその後を追うと考えるのが自然でしょう。

この新世代商品のトップバッターは既に発表されているMazda3(日本名:アクセラ)ですが、実は二番手についても丸本CEOが年頭の挨拶で明言していて、SMALLアーキテクチャのSUVが今年中に生産開始になるようです。

マツダ丸本社長「近く新型SUVを量産」…マツダ3 の海外生産も(response.jp)

日本経済新聞に拠れば(笑)、どうもこれはCX-3の新型らしい。

それから、忘れてはイケないマツダのEV計画。

参考:明らかにされたマツダのEV計画(ITmedia)

とまぁ、ここまでの情報は既出というか、知っている人は知っている話だと思うのですが、ボク個人の印象としては、1-2年前のマツダの目論見に対して全体的に、微妙に遅れ気味に推移しているのが気になるところではあります(^_^;)。
EV投入は2019年と言っていた(2016~2017)のが一年、後ろに倒れたり、SKYACTIV-Xの市場投入は2019年3月末までには、なんか厳しそうです(^_^;)。

その辺りの事情なんかに妄想を膨らませつつ、いくつかの話題についてちょこっと書いてみようと思います。

あ、因みに書く内容に関してはマツダの関係者から情報は一切頂いていないので念のためA^_^;)

参考:【トップインタビュー】「2019年は新世代商品元年として牽引」マツダ代表取締役社長兼CEO 丸本明(response.jp)
Posted at 2019/01/21 12:24:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | マツダ | 日記
2019年01月17日 イイね!

新型スープラ発表に想う

新型スープラ発表に想う本当は2019年の一発目のブログがコレのつもりだったのですが、、、(苦笑)

しかしアンチ・トヨタを公言してはばからないボクが新年の一発目に上げる話題がトヨタのスポーツカーってのもどうよ!?と思いつつ、結果的に二発目になったから、まぁイイか(笑)。

トヨタのリリースをはじめ、各メディアの紹介記事を読むと、実に17年ぶりの復活なんですね。

豊田章男社長がマスタードライバーだそうで、それだけでも相当に気合の入ったモデルであることが伺えますが、偽装が取れた新型スープラの外観を一目見たボクの正直な感想は、、、

うわぁー、カッコ悪ぅ~(爆)

個人の感想なのでね(^_^;)
仔細を聞けばホイールベースとトレッドの比率といったディメンションに拘り、直6搭載のFRというスープラのアイデンティティを継承し、更には伝説の名車トヨタ2000GTのデザインエッセンスを各所に取り入れた、、、な~んて聞けば、さぞかしカッコイイデザインで登場するだろうと期待は高まるワケですょ。

どーしてこうなっちゃうのかしら、、、A^_^;)

ボクがアンチ・トヨタであるが故に取り敢えず新型車はディスッとけ!みたいなブログと思われたくは無いのですが、アンチ・トヨタのボクをして、実は密かに期待していた新型スープラ、パッと見でいきなり出鼻を挫かれた格好です(苦笑)。

良い点を挙げると、直6縦置きのFRという古典的なレイアウトで凡庸になりがち、、、というか「XXに似ている」と言われ勝ちなデザインで、確かに過去の何にも似ていない個性的なデザインである点は認めます(^_^;)。ただ現行プリウスのデザインでもそうだったように、個性的とか保守的でない進歩的なデザインを指向するのは良いとして、出来上がったモンを多数の人が見て「変」と感じるデザインというのはどーなのよ!?と思わずにはいられませんでした。
どーもトヨタ・デザインの弱点というか、課題はこの辺りにありそうですね。

デザイン以外wでは見所、というか注目点は多くて、細かなスペックやら実際のパフォーマンスの前に、マスタードライバーの豊田章男社長が語ったこのプレゼン

スポーツカーというか、後に名車と呼ばれるクルマってやっぱり開発にまつわるこういったストーリーがとても重要で、後は高まった期待を大きく裏切らないパフォーマンスさえあれば、一定の支持は得られるものです。

このクルマがBMWとの共同開発というのは有名な話で、BMWではオープンモデルのZ4がソレに当たります。これはスバルと共同開発した86/BRZとは次元が違うコラボレーションで、86/BRZが一卵性双生児だとすると、スープラ/Z4は二卵性双生児です。中身は一緒かもしれませんが、外見は全く別物で、当然チューニングもキャラクターも、更に言えばマーケットも全然違う筈です。ボクが「次元が違う」とはそういう意味で、86/BRZはデザインの違いは細部のみ、チューニングはトヨタ/スバルでそれぞれ行ったようですが、マーケット(対象顧客)は基本的一緒だったでしょうから。

トヨタとしてこのスキームで少量販売しか見込めないスポーツカー等のビジネスを成立させられれば、今後様々な可能性が広がります。マツダとコラボして次期ロードスター(NE型?)をベースに現代版ヨタハチ復活とかw

スペックとパフォーマンスについては今後を見守っていくしかありませんが「絶対的なパフォーマンスもさることながら、感覚性能を磨くことに注力した」そうで、その辺りの仕上がりは注目です。

3Lのターボなので、最高出力340psはそんなにハイチューンというワケではありません。引き合いに出されるであろうライバルは、ポルシェだとケイマン(300ps)、ケイマンS(350ps)、911カレラ(370ps)という感じです。2Lの四発もラインナップされるようなので、ポルシェでバッティングするのは718ボクスター/ケイマンでしょうかね(^_^;)。2.5L四発の718とは微妙にポジショニングがズレて見えるのは偶然か、狙い通りかはわかりません。

スポーツカーって難しくって、造り手がいくら「速さだけじゃなく」と言っても遅かったら評価して貰えないし、しかし速いだけでも「個性が無い」ってダメと言われたりします。

その点ではチーフエンジニアの多田氏がこの記事で非常に興味深いことを仰っていて、このスープラの乗り味が86の乗り味の延長線上に位置して線が引けると、それがトヨタスポーツの「味付けの軸」になるかもなぁー、と思ったり。

という感じで、トヨタはあんまり好きじゃないwボクですが、スープラが市場にどんな風に受け入れられるかは注目していますよ。

むむむ、と思ったデザインも、実車を見たらまた評価が変わるかも、、、しれませんしねA^_^;)
Posted at 2019/01/18 12:13:12 | コメント(6) | トラックバック(0) | 自動車市場 | 日記

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「無事帰宅しました。
トロフィー争奪戦参加の皆様、お疲れ様でした😋」
何シテル?   12/08 20:22
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