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ホワイトコウキのブログ一覧

2016年01月10日 イイね!

核の脅威に安全保障の基本を考える

核の脅威に安全保障の基本を考える
北朝鮮の水爆実験のニュースには、改めて核の脅威にふるえました!

今後、更に北朝鮮が核爆弾で日本を脅してくるのは火を見るよりも明らか

そしていつかは、潜水艦から、いつでも水爆ミサイルを発射するぞ!


もし、発射されれば日本、日本国民の未来が閉ざされる


アメリカに対抗してなんて口実もいいところだよね(⌒-⌒; )
実際の攻撃対象は日本

アメリカは離れ過ぎていて

もし、そのような行動をとったら、逆に打ち込まれる


チャイナに対しても、もし核を発射したら、この世から北朝鮮は消滅するね
凄まじい反撃を受けるだろね

ロシアも同じだよね


でも、日本なら核爆弾を打ち込んでも
北朝鮮の国体は消滅しない

賠償な何やらも、ない袖は振れない
今より悪くならないと国民も思っているだろうね

韓国も脅威だろね隣接してるから
感情的に発射される恐怖

今も戦闘状態でリアル

でも、韓国はいつか合併して、そうすると核保有国の仲間入りニダと夢見てるし

北朝鮮とは、今は経済格差があるけど国家が破綻するのも時間の問題だから

感情的な国民で、どう展開するか

今回もすぐに韓国も核保有しなければと韓国の政党が言ってるね( ̄▽ ̄)


北と南が合併しても、核をちらつかせる脅威はなくならない

もし、合併して核廃棄までいくとなると、いくら日本に代償を求めてくるか?

核の脅威が北朝鮮からなくなれば、それもありな気もするが

どっちにしても、安全保障にはお金がかかると言う事だね!

もし、核廃棄しても、また作るニダで、あまり意味ないかも(^_^;)


そこで、北朝鮮からの核のリアル脅威を受ける韓国と日本はどう防衛するか

韓国は、状況を見て流動的な受身かな

そして、日本は


短絡的には、核施設を爆破してしまえだけど

日本には、その力、軍備もないし
憲法上も攻撃出来ない

そう言う事は、国際上も出来ないけども


じゃあ、頭の上で核爆弾が爆発する脅威をどう抑え込むか?

世界の平安を希求する日本国であるし

各国と連携して、北朝鮮の暴走を止めるしかないよね!

日本国だけでは止める事は出来ない


それが集団的自衛権なんだね

日本は、何もしませんけども、どうか守って下さいなんてありえない

あれば、いいけどね(⌒-⌒; )

そして、せめて打つ気なら打ち込むぞ位の気概を持っていなければ国防が出来ない


今回の北朝鮮の核の脅威で、改めて安保法案の必要性が身にしみて

光輝く!

最低限の国防はしないと


今は、残念ながら、アメリカに頼るしかない?

チャイナもロシアも非難表明はしたけど、制裁には結局消極的だよね

自分達の脅威ではないし、アメリカと対立する立場でもあるからね


集団的自衛権反対、安保法案反対の個人、団体はなぜか、北朝鮮との繋がりもあるから


核廃棄と拉致被害者の返還を今こそ要請する見せ場だね!期待してるww


この核の脅威と拉致問題の解決にはどうするかが、日本がどう行動するべきかの答えになるんでないかな?

安保法案の必要性と更なる憲法改革

日本国憲法は占領国時代のアメリカの押しつけだし


いずれにしても、集団的自衛権で北朝鮮には対抗するしかない

だから、安保理決議や経済制裁の徹底、そして安保法案
Posted at 2016/01/10 20:40:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 特定アジア | 日記
2016年01月07日 イイね!

現実に目を背けないのは今年のテーマで

現実に目を背けないのは今年のテーマで
日中に上空を、軍事ヘリコプター、その後、戦闘機が轟音をたてて千歳方面から日本海、北朝鮮方面へ飛んで行った


上空を軍用機が飛んで行くのは気分が悪い

しかし、これは状況により一変する!

東日本大震災の時、ロシアの戦闘機が自衛隊、米軍が震災に尽力して防衛が手薄になった隙に、日本の領海に近づく行為を繰り返した

この事を知った後は、千歳空港を轟音で飛び出す戦闘機が、なんと心強く思った事か

轟音なんて気にならない、意外な程よく見えるパイロットを見つめて


しかし、やはり戦闘機が頭上を飛び交うのは気分が良いとは思えないが

核兵器を積んだ潜水艦が、日本海でいつでもスタンバイしているとしたらどうだろうか?

これは、空想ではなく現実

人は小さい事にはこだわるが、大きな事にはこだわらなくなる?

例えば、先日知った179円のチョコクロワッサンが281円に102円高くなったのは、とても買いたくなくなるほど気になるのに

しかし、5000万の家を建てている時に外壁をタイルにしたりして70万とか高くなっても、あまり気にならない( ̄▽ ̄)

福島原発災害で放射能を、あれだけ騒いで、水爆実験では冷静?


北朝鮮は近い将来、水爆を確かなものにして、確実に潜水艦に搭載する

それまで、何があろうと核開発を止めない!


そして、敗れかぶれに、いつ核兵器を発射してもおかしくない国家なのだ

特に日本にとっては、もう危機のピークになった


南朝鮮の反応は、水爆実験は成功していない!
北朝鮮とは、戦闘状態にもあるので非難している

在日朝鮮人も、北朝鮮の行動に非難?



中国、ロシアも非難

でも、腹の底ではどうなんだろうね!

シールズなどは、安倍首相が軍拡の為に北朝鮮とグルになって仕組んだとか

アメリカが仕組んだとか( ̄▽ ̄)

これが、情報撹乱か?


国連安保理で、新たな制裁協議をするようだけど

日本としては、断交レベルの制裁、経済制裁を徹底してとにかく行う

奇しくも強固な経済制裁のきっかけが出来た、それから交渉

友好な行動では、何もならない事が証明された

しかし、最後は徳の高い朝鮮人だから拉致被害者を解放してくれるんでないかな

それは、在日の徹底した経済制裁の中でどっちが徳かで(; ̄ェ ̄)


どうすればいいのかの答えは、とても出せないけれど

日本の安全と、世界の平安を本気で日本国民が考えれば自ずと見えて来る

「人は気づくまで、気づかない!」と北大の真野教授は言っていたけど

この水爆実験で、より多くの人が気づくきっかけになるだろうか?

しかし、確実に日本が本来の姿に向かうべく安倍首相のもと進んでいるのを感じる!
Posted at 2016/01/08 01:18:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | 特定アジア | 日記
2016年01月06日 イイね!

ここに祖国あり

ここに祖国あり今から2000年近く前の紀元発祥の前後にイタリア半島を中心として繁栄したローマ帝国

当時のラテン語の詩述が、その後格言として残り、今の格言の殆どが、このローマ人の詩述であると言う

渡部昇一先生が、雑誌「PLAYBOY」に同タイトルで連載していたものを冊子にまとめた本で、先日の2015年大晦日に目を通し終わった!

私は、この手の格言や詩述が好きで、噛みしめるように少しづつ楽しむ。結局この本も、空白時期も長かったりして1年半もかかった(⌒-⌒; )

自分の考えが、わからなくなった時に、この本読む

不思議と順番に読んでいるのに、その時どきの問題解決に結びつくのに、何かの導きすら感じた

みんカラのブログでも、何度も紹介した。

一応これが、この本からは最後に



似た日本の諺で、「郷に入りては、郷に従え!」

この英訳は、when in Rome,do as the Romans do
そのまま日本語に再度一応訳すと(⌒-⌒; )
(ローマの中では、ローマ人がするようにせよ!)

この英文からも。格言に対するローマがいかに世界の基礎となっているかがわかる

日本のことわざは、『入郷随俗』(中国禅宗の歴史書『五灯会元』中に、さらには、『荘子外篇・山木』中の句『入其俗従其令』に遡ると考える説もあるが、これも、もっと遡ればラテン語のことわざに、たどり着くかも

いや、たどり着くだろう



そのように世界共通とも言えるこのポピュラーなことわざも

あの隣国、朝鮮の人々は持っていないようであるし


主題の言葉、「人がうまくやっていけるところ、そこがどこであれ、それが故国(祖国、母国)だ」

も、コリア人は全く意に関していない



ちなみに、朝鮮には「契約」と言う言葉がないーェー

「徳の高い人(正しい人)が勝手に決めていい社会

世界の基礎は契約主義ですから、朝鮮では日本語をそのまま使って

契約(けいやく)をケヤク契約書をヤケクソケヤクソと言う

全く朝鮮人らしい(⌒-⌒; )


世界三大提督の中に日本人が入っているらしい



東郷平八郎

出典の確認はできなかったが、日米開戦時、移民として多くの日本人がハワイやアメリカ本土に住んでいた。

東郷平八郎は、日米開戦になって、迷える日本人移民へこのような事を言ったそうである

「アメリカ人として戦え」


まさに、「人がうまくやっていけるところ、そこがどこであれ、それが祖国だ」




生活の基盤を置いている国を祖国としない行為は、スパイ行為であり排除されるは当然と言うことである
Posted at 2016/01/06 21:36:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | 特定アジア | 日記
2016年01月03日 イイね!

やっと初詣!

やっと初詣!故郷にいた時は、12時を回って歩いて神社へ行ったりもしたものですが、札幌に住んでからは、元日は凄い人混みなので、人出が少し収まった時期に車で行って参拝しています


北海道神宮は通勤路ですし、たまに各地の神社も散策していますが

今日は、近頃神社に寄付もしていないので、ちょっと奮発(⌒-⌒; )

初めてお札で、奥に飛ばせるようにと紙飛行機風にして御賽銭



紙飛行機作りは好きなのですが、あまり折るのは失礼かと簡単に

遠くへ、エィ!


なんと、自分へ戻ってきてキャッチ( ̄ェ ̄)

やはり、硬貨にしようかと思いましたが(⌒-⌒; )
すぐ下へ置いてきましたf^_^;)


紙飛行機はバチあたりだったかと、戻って来たのはショックで、おみくじは凶かも〜!?



大吉でした(・_・;

お祈りは「日本と世界の平安」で無私なのがよかったのかなσ(^_^;)


大吉だったから言うんですけどσ(^_^;)

大吉だからと言って、良い事ばかり書いてあるわけでないですよね

願い事 「思い通りですが 油断するな」(・_・;
旅行 「計画を十分にたてよ」(・_・;

恋愛「思い通り 大吉」( ̄ェ ̄;)今更、そう言われてもね〜


初詣の後は、息子のスキーを買いに

今のスキーは、先端に金具が付いていたり



ビンディングを付けるベースプレートが装備されていたり
ビスを打ち込む必要はないので、自分で取り付けサイズ調整も簡単に出来そう



そして、ロッカースキーと言うのが、今や主流のようです。



スキーの世界の進化変化も激しいようです

ビンディング取付などを待っている間に、私にも新しい冬靴を買ってもらえました。



近年冬靴は、ノースフェイスのヌプシシリーズを愛用していて以前も紹介したのですが

通勤事情が、車メインから公共交通機関での通勤の機会が増えて歩くことが多くなりました
そこで不満になったのが、ノースフェイスの持っているヌプシでは軽すぎ!

しかも、土禁なので履いたり脱ぐのが便利な方がいいと
足のサイズは26.5なのですが27センチのヌプシにしています

長い時間歩いていると、脱ぎやすいのが妙に歩き難い

多分、同じ意見があったのでしょう
ヌプシは紐で全体を締めないのが本来なのですが



ワンマイルシューズと歩行重視のチェッカタイプの締め付けも重視するタイプが発売されてます。

残念ながら、このヌプシはありませんでしたがコロンビアで似たのがあったので購入

サイズも26センチと小さめにしました
このての靴はサイズが1センチ刻みで、更に作りが元々ルーズなので、歩きを重視するなら小さめがいいと思います。

これからの歩きでの通勤も楽しみです♪

ちなみの初めて買ったヌプシは、ハシリの頃で中綿は羽毛!
今は冬季間に、車がスタックした時とか履くようにリアに積んでいます



冬場でも、つっかけのような靴で出かけることが多いので


その後、昨年の暮れに近くにロイズが出来ていて初めて行ってきました!

一番のお気に入りのチョコクロワッサンが281円( ̄ェ ̄;)高くなってない?



調べると、税込179円から102円も高くなっている( ̄ェ ̄)
ケーキ感覚になってしまいました


最後に、肝心な今年のやるべきこと!

1、まず、祝日等に国旗を掲揚する!
釘など打てない外壁なのでどうしよう?

2、日々、物事を安易に判断したり目を背けず本気に取り組む
おみくじで学問は、「安心して勉学せよ」 日々精進したいと思います!

3、仕事、車、バイクなど現状維持に努めるf^^;

この一年、大きな故障や事故がなく乗り切ることが、最優先事項と心得

皆様共々、この一年を無事で過ごしたいと願います。
Posted at 2016/01/03 23:06:17 | コメント(4) | トラックバック(0) | 購入品 | 日記
2016年01月01日 イイね!

ひのえさるの新年を迎え

ひのえさるの新年を迎え皆さま、あけましておめでとうございますm(_ _)m

新年を迎えるにあたり、宮内庁より天皇陛下のご感想が発表になりました。

「昨年は戦後70年という年に当たり,多くの人々が先の戦争に思いを致した1年でした。新年を迎え,改めて国と人々の平安を祈念します。」

で始まり、5年前の震災、自然災害への配慮を述べられ

最後は、「本年が日本と世界の人々にとって幸せな年になることを祈ります。」

日本のみならず、世界の平安を祈り結びます。


これが、世界最古のエンペラー 日本の天皇


戦後70年にあたり、昨年は安倍総理から70年談話も発表されました。


70年談話の中でも語られているのは、世界情勢のなか戦争に巻き込まれていった事

世界の列強が戦争していたのです。

むしろ日本は、したくない戦争に引きづり込まれた

これは、マッカーサーが認めている事であります。


にもかかわらず、日本は戦争を反省し、天皇陛下も、2015年は「さきの大戦に対する深い反省」
「先の戦争の事を十分に知り、考えを深めていく事が日本の将来にとって極めて大切なこと」と述べてます。


私が言いたいのは、本来は、被害者の方が大きい日本が

反省し、更に世界の平安を望む民族であると言うことです。


これは、他の国の人々には普通理解されないと思います。

日本に造詣の深い方しか


人は自分を基準に判断します

日本は敗戦国で悪役にされていますし、自分達と同じ悪い心で戦争を仕掛けた国と考えていると思います。

全くありもしない南京大虐殺30万人!
支那人は、占領すると言うことは皆殺しすると言うこと、だから嘘を教えられても
そうとしか考えられない!

世界の大体はそんなもの
中には、日本人と同じ考えの人も、もちろんいますよ

しかし、日本以外ではかなり非人道的な他国からの侵略の過去を持っています
そしてそれが、刷り込まれている

女はレイプ、男、子供は惨殺


日本国内でも、奈良時代とか昔、そのような非道があった

しかし、だんだん浄化されてきた?

例えば、おとぎ話の桃太郎

そんな、鬼みたいな事をすると桃太郎に懲らしめられると
子供の時におとぎ話で、鬼のような事をしてはいけないと教えられた

そのようにして、世界の国でも極めて非道が少ない国になったのではないでしょうか?

朝鮮の有名民話では、人が人を食べる話があると北海道新聞の社説で売春婦合意の時に書いてありましたが民族性を表していると思います



先の大戦などでも、戦争はしましたが日本軍は一般市民には全くと言うほど危害を加えていません

逆に、日本は原爆しかり、引き上げ者へのレイプなどかなりの非道を受けていますが、国民性からあまり話題にせず

また、その与えられた非道に直視ししないようにしていると思います


これは、そんな暗い話は見たくない

それよりも、世界の平安を望む国民だからなのではないでしょうか

日本人は、今でも特亜以外の外国人、特に欧米人に会うと

皆、いい人だと思ってしまう

これは、日本人が同じように、いい人だからだと思う


改めて思うのは、日本、日本国民は世界の平安を自然と望む国民であり、それを求める事しかできない

なので、すべての議論は日本が平安である事が第一にマスゴミも各政党も真剣に考えるべき
それを求めるにはどうすべきか


ところが元旦から北海道新聞では、天皇陛下の記事よりも大きく、若者へ反抗を促していますーェー;)



そして、反抗とはSEALDsに共感することとアンケートをとっているーェー
これが、アカ、共産革命新聞なのか!

目指すのは、日本の平和と繁栄、世界の平安ではないのか?
それに向かっての、若者などの抵抗、反抗ならそれは大事だろう

道新には、全くよくよく憤りを超え呆れさせられます


先の大戦から学ぶことは、日本だけが平安であっても、世界情勢が不安定になるとその中に巻き込まれると言うことでは?

例えば、チャイナの南シナ海を支配しようとする行動は、周辺国や世界秩序を乱す
紛争の引き金になるのは明らか!


戦後70年の節目は戦後が終わりを告げたと思える年であり、新たな年は、そんな日本人が世界の平安を望み、それが日本の平安となり、それは自然と思っている和の心でもって本気に行動する

最後に安倍総理の70年談話を今一度

 終戦七十年を迎えるにあたり、先の大戦への道のり、戦後の歩み、二十世紀という時代を、私たちは、心静かに振り返り、その歴史の教訓の中から、未来への知恵を学ばなければならないと考えます。

 百年以上前の世界には、西洋諸国を中心とした国々の広大な植民地が、広がっていました。圧倒的な技術優位を背景に、植民地支配の波は、十九世紀、アジアにも押し寄せました。その危機感が、日本にとって、近代化の原動力となったことは、間違いありません。アジアで最初に立憲政治を打ち立て、独立を守り抜きました。日露戦争は、植民地支配のもとにあった、多くのアジアやアフリカの人々を勇気づけました。

 世界を巻き込んだ第一次世界大戦を経て、民族自決の動きが広がり、それまでの植民地化にブレーキがかかりました。この戦争は、一千万人もの戦死者を出す、悲惨な戦争でありました。人々は「平和」を強く願い、国際連盟を創設し、不戦条約を生み出しました。戦争自体を違法化する、新たな国際社会の潮流が生まれました。

 当初は、日本も足並みを揃えました。しかし、世界恐慌が発生し、欧米諸国が、植民地経済を巻き込んだ、経済のブロック化を進めると、日本経済は大きな打撃を受けました。その中で日本は、孤立感を深め、外交的、経済的な行き詰まりを、力の行使によって解決しようと試みました。国内の政治システムは、その歯止めたりえなかった。こうして、日本は、世界の大勢を見失っていきました。

 満州事変、そして国際連盟からの脱退。日本は、次第に、国際社会が壮絶な犠牲の上に築こうとした「新しい国際秩序」への「挑戦者」となっていった。進むべき針路を誤り、戦争への道を進んで行きました。

 そして七十年前。日本は、敗戦しました。

 戦後七十年にあたり、国内外に斃れたすべての人々の命の前に、深く頭を垂れ、痛惜の念を表すとともに、永劫の、哀悼の誠を捧げます。

 先の大戦では、三百万余の同胞の命が失われました。祖国の行く末を案じ、家族の幸せを願いながら、戦陣に散った方々。終戦後、酷寒の、あるいは灼熱の、遠い異郷の地にあって、飢えや病に苦しみ、亡くなられた方々。広島や長崎での原爆投下、東京をはじめ各都市での爆撃、沖縄における地上戦などによって、たくさんの市井の人々が、無残にも犠牲となりました。

 戦火を交えた国々でも、将来ある若者たちの命が、数知れず失われました。中国、東南アジア、太平洋の島々など、戦場となった地域では、戦闘のみならず、食糧難などにより、多くの無辜の民が苦しみ、犠牲となりました。戦場の陰には、深く名誉と尊厳を傷つけられた女性たちがいたことも、忘れてはなりません。

 何の罪もない人々に、計り知れない損害と苦痛を、我が国が与えた事実。歴史とは実に取り返しのつかない、苛烈なものです。一人ひとりに、それぞれの人生があり、夢があり、愛する家族があった。この当然の事実をかみしめる時、今なお、言葉を失い、ただただ、断腸の念を禁じ得ません。

 これほどまでの尊い犠牲の上に、現在の平和がある。これが、戦後日本の原点であります。

 二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。

 事変、侵略、戦争。いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としては、もう二度と用いてはならない。植民地支配から永遠に訣別し、すべての民族の自決の権利が尊重される世界にしなければならない。

 先の大戦への深い悔悟の念と共に、我が国は、そう誓いました。自由で民主的な国を創り上げ、法の支配を重んじ、ひたすら不戦の誓いを堅持してまいりました。七十年間に及ぶ平和国家としての歩みに、私たちは、静かな誇りを抱きながら、この不動の方針を、これからも貫いてまいります。

 我が国は、先の大戦における行いについて、繰り返し、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明してきました。その思いを実際の行動で示すため、インドネシア、フィリピンはじめ東南アジアの国々、台湾、韓国、中国など、隣人であるアジアの人々が歩んできた苦難の歴史を胸に刻み、戦後一貫して、その平和と繁栄のために力を尽くしてきました。

 こうした歴代内閣の立場は、今後も、揺るぎないものであります。

 ただ、私たちがいかなる努力を尽くそうとも、家族を失った方々の悲しみ、戦禍によって塗炭の苦しみを味わった人々の辛い記憶は、これからも、決して癒えることはないでしょう。

 ですから、私たちは、心に留めなければなりません。

 戦後、六百万人を超える引揚者が、アジア太平洋の各地から無事帰還でき、日本再建の原動力となった事実を。中国に置き去りにされた三千人近い日本人の子どもたちが、無事成長し、再び祖国の土を踏むことができた事実を。米国や英国、オランダ、豪州などの元捕虜の皆さんが、長年にわたり、日本を訪れ、互いの戦死者のために慰霊を続けてくれている事実を。

 戦争の苦痛を嘗め尽くした中国人の皆さんや、日本軍によって耐え難い苦痛を受けた元捕虜の皆さんが、それほど寛容であるためには、どれほどの心の葛藤があり、いかほどの努力が必要であったか。

 そのことに、私たちは、思いを致さなければなりません。

 寛容の心によって、日本は、戦後、国際社会に復帰することができました。戦後七十年のこの機にあたり、我が国は、和解のために力を尽くしてくださった、すべての国々、すべての方々に、心からの感謝の気持ちを表したいと思います。

 日本では、戦後生まれの世代が、今や、人口の八割を超えています。あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。しかし、それでもなお、私たち日本人は、世代を超えて、過去の歴史に真正面から向き合わなければなりません。謙虚な気持ちで、過去を受け継ぎ、未来へと引き渡す責任があります。

 私たちの親、そのまた親の世代が、戦後の焼け野原、貧しさのどん底の中で、命をつなぐことができた。そして、現在の私たちの世代、さらに次の世代へと、未来をつないでいくことができる。それは、先人たちのたゆまぬ努力と共に、敵として熾烈に戦った、米国、豪州、欧州諸国をはじめ、本当にたくさんの国々から、恩讐を越えて、善意と支援の手が差しのべられたおかげであります。

 そのことを、私たちは、未来へと語り継いでいかなければならない。歴史の教訓を深く胸に刻み、より良い未来を切り拓いていく、アジア、そして世界の平和と繁栄に力を尽くす。その大きな責任があります。

 私たちは、自らの行き詰まりを力によって打開しようとした過去を、この胸に刻み続けます。だからこそ、我が国は、いかなる紛争も、法の支配を尊重し、力の行使ではなく、平和的・外交的に解決すべきである。この原則を、これからも堅く守り、世界の国々にも働きかけてまいります。唯一の戦争被爆国として、核兵器の不拡散と究極の廃絶を目指し、国際社会でその責任を果たしてまいります。

 私たちは、二十世紀において、戦時下、多くの女性たちの尊厳や名誉が深く傷つけられた過去を、この胸に刻み続けます。だからこそ、我が国は、そうした女性たちの心に、常に寄り添う国でありたい。二十一世紀こそ、女性の人権が傷つけられることのない世紀とするため、世界をリードしてまいります。

 私たちは、経済のブロック化が紛争の芽を育てた過去を、この胸に刻み続けます。だからこそ、我が国は、いかなる国の恣意にも左右されない、自由で、公正で、開かれた国際経済システムを発展させ、途上国支援を強化し、世界の更なる繁栄を牽引してまいります。繁栄こそ、平和の礎です。暴力の温床ともなる貧困に立ち向かい、世界のあらゆる人々に、医療と教育、自立の機会を提供するため、一層、力を尽くしてまいります。

 私たちは、国際秩序への挑戦者となってしまった過去を、この胸に刻み続けます。だからこそ、我が国は、自由、民主主義、人権といった基本的価値を揺るぎないものとして堅持し、その価値を共有する国々と手を携えて、「積極的平和主義」の旗を高く掲げ、世界の平和と繁栄にこれまで以上に貢献してまいります。

 終戦八十年、九十年、さらには百年に向けて、そのような日本を、国民の皆様と共に創り上げていく。その決意であります。

平成二十七年八月十四日
内閣総理大臣  安倍 晋三
Posted at 2016/01/02 01:27:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | 新日本 | 日記

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何シテル?   05/30 12:27
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