
2012年12月2日に発生した中央自動車道笹子トンネルの崩落事故から12年
トンネルの天井板が崩落し9名の尊い命が失われたあの日も、今日の様な天気の良い日曜日でした。
事故から12年が経過し、NEXCO中日本は同様の構造を持つトンネルの緊急点検を実施し再発防止策を講じ、天井版のあるトンネルは見かけなくなりました。
事故の原因となったアンカーボルトの脱落についても、設計や施工の見直しが行われ新たなトンネル建設や既存のトンネルの補修において、より安全な構造が採用されるようになり、同様の事故が再び起こることを防ぐための取り組みが進められています。
事故で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、彼らの犠牲が無駄にならないよう意識していきたいものです。
慰霊碑は初狩パーキング(下り)と笹子トンネル東坑口付近に設置されています。
時間のある時には、是非お立ち寄りください。

中央自動車道の初狩パーキング(下り)

笹子トンネル東坑口付近

高速道路からアプローチは出来ませんが、R20から側道を上がってスグです。
※関連ブログ
事故当日のブログ 以下一部抜粋
≪毎日新聞 12月2日(日)15時25分配信≫
2日午前8時ごろ、山梨県大月市笹子町の中央自動車道・笹子トンネル(全長4455メートル)の中で、コンクリート製の天井板が50~60メートルにわたり崩落する事故があった。県警によると、2台が下敷きになったほか、別の車1台で火災も発生。県警によると、現場に取り残されたレンタカーから複数の焼死体らしきものを確認した。自力で脱出した女性が乗っていたレンタカーには、5人が同乗していたといい、他の2台の運転手を合わせ、少なくとも7人がトンネル内に取り残された可能性があり、県警や消防が救出作業を急いでいる。

≪tv-asahi.co.jp 12月2日(日)20時54分配信≫
事故から約13時間が経過し、現場では雪が降り始めてきました。2日午後4時すぎから救急隊員がトンネルの中に入り、救出活動が行われていましたが、さきほど、さらに10人ほどの救急隊員がトンネルの中に入っていきました。消防によりますと、トンネル内からは3人の遺体が見つかり、現在、身元の確認が進められています。午後5時半ごろには、トンネル内の崩落現場で、エンジンのかかったままのトラックが発見されたということです。運転席部分は押しつぶされていて、救急隊員が車内に声をかけるなどしましたが、一切、応答がなかったということです。また、山梨県によりますと、トンネル内には1人重体者がいるという情報も入ってきています。総務省消防庁によりますと、軽自動車1台のほか、6人乗りの乗用車1台が焼け、中には5人が乗っていて、警察によりますと、複数の遺体があったということです。トンネルの入り口付近には救急車が待機していますが、現在までに救出された方の姿は確認できていません。
映像にあるWRXの後日談
笹子トンネル崩落事故から蘇った インプレッサWRX
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Posted at
2024/12/01 16:46:48