
現行の5代目インプレッサ(GT型)もデビューして6年
次期型も発表され、来春にはモデルチェンジとなることから12月で新規受注の停止が公表されています
そんなインプレッサの最終型に、代車で乗る機会があったので印象を残したいと思います
なお、比較対象は愛車の先代XV(2.0)と以前お借りしたXV(1.6)を交えての印象となります
※XV(1.6)は点検時の代車以外にリコールの長期代車を含みます
【第一印象】
基本デザインが一緒のXVと売ってかわって、見た目の第一印象はハッキリ言って地味

ただし、見方によっては、この地味さも良い意味で個性
我の強いマツダや流行を追って変化を繰り返すトヨタより、安心感はある

歳を重ねると、この点もクルマ選びのポイントとなるもの
乗り込みは、車高が低いXV、いや逆か(^^;)

運転席からの景色は、XVとなんら変わらず
年次改良を重ねて、ダッシュボードの質感も向上

代車はオプションの黒革シート仕様、この車格に?と思うが悪くない(そりゃ高級車の革とは違うが)
意外に中古車で見かけるので、需要はあるのでしょう
【走り出しての印象】
これまでの地味な印象から、走り出しての印象は一気に変わる
ハンドリングはキビキビ、レヴォーグか!?と思えるほど

2.0のスポーツグレードならまだしも、1.6としては機敏すぎる気もするが、スバルを選ぶユーザーならこれ位で良いのか
(ステアリングギア比13:1は歴代WRXと同一、実はBRZよりクイック!)
スペックは114ps/15.1 kgf⋅mしかないが、軽い車重と絶妙なCVTにより市街地/郊外では機敏に走る

2.0が2000回転以下のトルクでグリグリ走るのに対して、1.6は3000回転までシュンシュン廻り軽快に走る印象
AWDでこの走りの良さなので、60kg軽量なFFモデルならもっと気持ち良く走ることでしょう
※高速道路も同様、追越車線を走るにはビュンビュン回す必要がありますが、アイサイトでクルージングするなら1.6でも良いかな
乗り心地は、嵩上げされたXVよりも良好で、自然な感じで好印象

ブレーキはハイブリッドの普及したイマドキのON/OFFスイッチ風
慣れれば少しの力で効くが、コントロール性はイマイチ
ガツン!と効かせてABSにお任せ・・・が今風なのでしょう
スバル自慢のアイサイトに加え、安全装備もてんこ盛り

ライトだけでも、LEDハイ&ロービームランプ+ステアリング連動ヘッドランプ+アダプティブドライビングビーム
それにしても、スバルの最終型はホント良いです
総じて、地味だが運転の楽しいクルマ、いぶし銀のクルマ・・・って感じ
税制面や燃費のアドバンテージがあれば、これ買っちゃう!?って位
逆に言うと、これらのアドバンテージがなく購入価格の差だけなら、少し考えちゃうかな・・・ってのが正直なところ
現行のFFモデルなら200万+α、買い!かもです。✌
ちなみに、現行型の注文は12/11で終了され、次期モデルに1.6は設定されないことがスバルのHPに明記されています
出来が良いだけに、選択肢が減ることは残念です
Posted at 2022/11/26 20:53:40 | |
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