■2015年9月22日(火・祝)
青い森TRGの最終日(4日目)ですが、すでに青い森ではなく岩手県に戻ってきてしまっているので「番外編」ということになります。
できさんが、帰り道の渋滞を心配して朝4時前に出発してしまったので、ここからは2台での行動となります。

8:15 宿を出発。岩手山を見ながら下道を進み、目指すは小岩井農場です。
小岩井農場に「トロ馬車」という鉄道馬車があることは、前から知っていて『いつか乗りたいリスト』にもしっかり登載してあるのですが、じつは当日の朝になってスマホで、営業時間を確認したら、「馬の体調不良により8月23日より休業中です。」というトンデモ情報が!
止めますかと相談したところ、まささんはご家族へのお土産に小岩井農場の乳製品を買って帰りたいとのことなので、ダメもとで言ってみることにしたのでした。

小岩井農場までの道はナビに指示された道でしたが、これまたドライブの楽しい良い道でした。

8:50 小岩井農場まきば園の駐車場に到着。
我々は、結果的に裏道ルートから進入したので気がつかなかったのですが、このときすでに、盛岡ICからの表ルートは大渋滞となっていたようです。

まだ空いている正面ゲート。
ゲートで入場券(大人600円)を購入しながら「トロ馬車は動いていますか?」と尋ねたら、「動いていますよ!」とのお返事。やったあ、来てみてよかった(^^)/

急に足取りも軽く場内を進んでいくと、あれがトロ馬車か?

明治37年から半世紀の間、農場内の主要な交通機関としてトロ馬車が走っていたと言うようなことが書いてあります。
自販機で乗車券(500円)を買って、さっそく乗せて貰いました。

馬は歩き出してすぐに道草を。かと思うと、御者がタイミングよくバケツを差し出すとその中へオシッコをジャー(写真は自粛)。

カッポカッポと歩き出しました。駅を出て最初のカーブは少し登りになっていて、大変なのかなと思いましたが、馬は何事もなかったように平然と進んでいきます。

おおっ!岩手山が見えてきました。

「知られざる鉄道」シリーズはこうでなくっちゃ、という見本みたいな図柄です。

横からも。

あれっ、また道草かなと思ったら、今度は大きいほうを(写真自粛)。御者が見事なタイミングでバケツに受けます。

1周400mほどのレールを巡って、駅が近づいてきました。

「流星号」というんですね。

客車がもう1両用意されていて、トラバーサで本線上へ移動できるようになっていました。お客が増えたら2両連結にするのかな。それとも、馬をもう1頭入れて、半周ずつずらして運転するのかな。(確認していません。)

どうやら我々が乗ったのがこの日の始発だったようで、見ているとお客が次々にやってきます。
程なく2番列車が出発となりました。

登り勾配を力強く進む流星号。

さっきは道草をしてオシッコしたところを今回は素通りして行ってしまいました。

場内にはSLも静態保存されています。

これにはまささんが目ざとく気づきました。

運転台に登ってみました。ただねえ、静態保存てどこもだいたいそうなんですが、放置されていて傷みが激しいんですよね。雨ざらしの静態だから余計に。後に連結されているブルートレインの客車なんかは、哀しい遺物になっちゃっていて、見るに耐えません。

小岩井農場内の非公開地域をバスで巡るツアーに参加してみました。

一本桜という有名な観光スポットだそうです。

一般来場者が入れないように柵がしてあるところを少し見せてくれました。
12:00近くになって、駐車場へ戻り、いよいよ東京へ向け帰路につきました。
この時点では、まきば園の駐車場に入るための渋滞が延々何キロも続いており、駐車場自体も第2とか第3とかで、入場ゲートからかなり離れたところへ誘導されているようでした。
盛岡ICから東北道に乗り、シルバーウィークの渋滞に巻き込まれながら帰ってきました。
途中、菅生PAでお互い疲れて眠くなっていることもあり、解散し、個々自由に帰ることにさせてもらいました(15:15)。
20:00 佐野SAで給油。この時点で209934Km。
21:30 浦和IC付近で、ターくんのオドメータが210000Kmを達成。(
別ブログで報告します。)
22:30 芝浦に無事帰着。
これにて、2015青い森TRGは完了いたしました。
白神さんご夫妻、ポチさんご夫妻、できさん、まささんに改めて御礼を申し上げます。
この日の走行距離:582Km(西根~下道経由で小岩井農場~盛岡IC~東北道・首都高~芝浦)
青い森TRGの累積距離:1772Km
Posted at 2015/10/03 17:09:14 | |
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知られざる鉄道 | 日記