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著者は沢村慎太朗さん
初めて読みました。そして長年の疑問が解けました。私の好きなフェラーリ348、ランボルギーニディアブロ、そしてMGメトロ6R4について。

1）何故フェラーリ348は日本で人気無い？
2）ディアブロはカウンタックから何が違う？
3）メトロ6R4の生い立ちはどうなってる？


では見ていきましょう。クラシカルな328横置きV8は人気で、モダンな縦置V8の348の次355はシューマッハが手掛けたハンドリングとサウンドで人気です。しかし348は危ないとの評判（これは清水草一さんのせい）があります。この風評についてです。

なるほど89〜90年の初期型の車体が問題ですか。アンダーステアを弱めたシャープなハンドリングのせいでもありますね。なお最終型93年の348GTBはシャーシはほぼ355の先行投入版です、スタイルも好きでお買い得ですねー。



ディアブロは最後のガンディーニデザインが素敵です。中身はカウンタックと同じかと思ってましたが。



パイプフレームが簡素化され軽量に、エンジンブロックが新作で排気量アップ、デフ位置が変わりエンジン重心下がった。つまりカウンタックの弱点を改良した訳。更には安心の4WD追加です、まぁ私は軽い2WDのほうがいいと思うんですが。


最後はメトロ6R4の生い立ちです。


エンジンはローバーV8を2気筒切り落としヘッドをDOHC化、フルタイム4WDはカウンタック方式でミッションが前で重量配分が良い、開発はF1エンジニア達。ただ英国人の仕事は遅すぎた （≧∇≦） やっぱりか。しかしグループBラリーが消滅した後、放出されたメトロ6R4はラリークロスで長く活躍するのでした。NAは扱い易くメンテもプライベーターに楽でした。



こんな感じで誰か、日本のスポーツカーの裏話を書かないかなぁ。えっ！ 俺がか？（≧∇≦）