
約50年前に第一回モデルカーショーコンテストへ出品したオリジナルのスクラッチモデルです。二次実機審査までいきましたが、サスペンション破損したまま長年押入れに・・イギリスの友人から見たいと言われたので先ず修理します。1/12スケールのオリジナルスクラッチモデル50年振りにレストア、フェラーリ312B3初期型
312B3どんなマシン?
映画RUSHから

モノコックは実車のようにプラ板1mmを張り合わせてありかなり剛性あります。運転席は腕の逃げを立体的に作ってあります。サイドのNACAインテークはプラ板0.3mmから造形大変でした。エンジンはタミヤの1971フェラーリ葉巻型部品を利用してストレスマウント。フロントサスペンションの取付バルクヘッドも再現。ステアリングラック取付も大変でした。このマシンは1973年の初期型312B3です。ゼッケン以外のスポンサーシールは手書きです。ストライプもかな

サスペンションアームはプラ板1mmを重ねたりして切り出してます。繊細な仕事ですね

破損したサスペンションの残骸。しかもハブは右側を紛失してます。葉巻型マトラの黒い部品が残ってるので代用して取付ます

折れたサスペンションアームにコンロで熱した針金を差し込んで接合します。注意しないと台無しに。この針金は0.7ミリの廃物利用

貫通させたらマトラのハブ(黒い色)を取り付けられる

針金部のガタはOHP荷造りテープを巻き付けブッシュにして圧入する量産車みたいな感じ

折れたアームは接合部を針金で補強してあります。丈夫です。熱した針金を芯に入れてある

マトラのハブとフェラーリの右サスペンションが合体。因みにホィールもマトラです。フェラーリのホィールは無くしたから

タイヤはボロボロ固形化だからラジコンカー用を利用して内部にスポンジ入れてサイズ合わせました、リヤスリックタイヤ
左ハブはフェラーリがありますから簡単ですが、ホィールがマトラ用だからオフセットが合わないのでハブを改造する予定です。フェラーリのハブにマトラのディスクを取付ける

先ずマトラの残骸からディスクを取り外す

外れたディスクにホィール固定ナットを取付ける改造

左サスペンション組み付け。壊れたアームも修理、スタビもバラバラを修理しました。ディスク取付はこれからだ。ミッションを抱き抱えるオイルキャッチタンクはバルサ接合から切り出してある大力作です

フェラーリ用のハブ(シルバー色)の爪をカットし、マトラ用のディスク取付けます。ホィール干渉対策で間にプラ板1mmのスペーサー白い部分を挟んでます。センター出しのピンは昨晩食べた焼鳥の串(^。^)を削る

左サスペンションも完成。接着剤乾燥したらホィール取付ます。良く見たらマトラのアウトボードディスクとフェラーリのインボードディスクが両方あるハイブリッド仕様に(^。^)まぁいいか。バラバラだったドライブシャフトも修理してなんとか取付
以下は次回へ(いつだ?10年後くらいかな・・)フロントサスペンションを直し、ボディワークも補修
Posted at 2022/06/24 00:08:21 | |
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