ﾏｽﾀﾝｸﾞのブログ一覧

元自衛隊の方の本です

偵察機って戦闘機とは又違ったカッコ良さがあると思います
米U2は1950年代から運用され今も使われています
他国の領空に高高度3万メートルで侵入して写真を撮ります。何機か撃墜されている。胴体はF104スターファイアー戦闘機を流用


キューバ危機のミサイル基地を発見したのもU2です


UFOもU2だった・・・


A12はU2後継機でマッハ3で駆け抜けます
摩擦熱で機内は高温になり乗組員は冷却スーツを着用する過酷さ。この機体はなんとCIAが開発した！


SR71はA12の複座化で米空軍が開発しA12は運用中止
しかしこちらも維持費がかかり過ぎ1990年に退役


RC135は輸送機の改造
データ集めだけでなく解析まで行える現代の主力機
現在はミサイル迎撃されるので領空侵犯出来無いからゆっくり飛べる。日本の自衛隊C2もこれに近い


EP3Cは対潜哨戒機オライオンの改造
ターボプロップ推進だからゆっくり飛べて燃費も良い
ちと古くなってます


P8はボーイング737旅客機ベースの対潜哨戒機の改造
EP3Cからこちらへ移行中ターボファン推進



無人機プレデターはレシプロエンジン、攻撃型もある
リーパーはターボプロップ化したもの。最近中国の戦闘機が接触して墜落させられた事件が発生


グローバルホークはターボジェット推進の大型機。日本の海上保安庁も導入予定

衛星偵察と無人機の時代になっても有人U2は重宝されている、人間の臨機応変さが重要らしい。かっては戦闘機改造の偵察機ファントムRF4Eなんかもありましたね。機首下にでかいカメラが付いてました