
レクサスではありません。去年末レストアなった1970年のマツダRX500のお披露目走行会@ヌマジ交通ミュージアム(広島市交通科学館)
これはマツダから寄贈されミュージアム所有です

駐車場には歴代のマツダロータリー車が

顔が似てないか?

ベンツの1969年ロータリースポーツカーに対抗して、万博のあった1970東京モーターショー用に製作

車内コンペで空力も良くカッコも良いとして選ばれた。4輪ダブルウィッシュボーンサスペンションに4輪ベンチディスク、4輪4ポッドキャリパーと当時の最先端。ドアはバタフライウイングにエンジンカバーはサイド開け

サイドビューは往年のフォードJカーを思わせるコーダトロンカスタイル

ずっと調子悪かったエンジンのハウジングも新品に交換
10Aのレーシングエンジンですフェリペラルポート、ファンネルが2本出てます。250馬力最高速度225km/h。スペアタイヤでかい

でっかいマフラー、右はダミーです

ミュージアム内ですからゆっくり走ります
エンジンは高音質でアイドルはラフだが回すと弾ける感じ
サーキット走行も可能だそうです
RX500走行イベント午前中

こちら中央がデザイナーの方。RX3サバンナの開発中に残業で手掛けたそうです。当時以来久しぶりに完調なったマシンを見て感激されてました。当時は車体剛性が無いから200km/h以上は不安定だったそうです

こちらはアイデアのあったレーシングバージョンのモックアップ。絵もデザイナーさん、2008年に製作された

こちらは手前グランツーリスモ(実車)とロードバージョン(絵)のリヤ載せ替えカウル

同時にお披露目された3マツダ輪トラック1955年製、こちらもレストアされてナンバーも取得。レストア会社クロマさんが所有、販売予定

デザイナーは有名な工業デザイナー小杉二郎、全モデルが同じデザインで統一されてブランドイメージを作ったそう。今とも重なりますね

空冷単気筒700ccバーハンドル。セル付きですがクランク棒でも始動できます。お醤油屋さんの倉庫で長く眠っていた。クランク棒はシート右後半、ミッションサイドに差込口ありますね

フロントはカンチレバー、リヤは板バネのサスペンション、リヤのみのドラムブレーキ、3輪は小回りが効き材木屋さんでも人気だった。このマツダロゴも素敵
タンタンという排気音ですが意外に静かです。子供の頃走ってるのを見た気がする。折り畳み助手席に荷台にもシートが有ります
製造から68年マツダ三輪トラック、バタンコ令和を走る
このミュージアム地下はアストラムラインの車両基地です。見学は出来ません
アストラムライン車両基地
Posted at 2024/02/06 22:24:58 | |
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