
以前に広島の横川駅へ、レトロバスを見に行きました。
BUY広島
日本最初の国産バス復元の本です。
復元のいきさつ、横川の町興し100年目
時代背景、明治38年2月5日開業1904年
誰が経営したか
誰が作ったか
営業運転の顛末
その後の横川の繁栄と衰退
復元バスを作ろう
バスの日
復元のいきさつ

平成16年の駅前広場再開発、横川の町興し、日本初の国産バス開業から100年目を記念しレプリカ作成。

唯一の記録は一枚の写真から。

時代背景、明治38年は日露戦争勝利の翌年、広島は大本営が置かれて一時は首都であった。バスの経営がブームになる。外車乗用車を改造したが人数が乗れない、それなら国産でバスを作ろうと。
誰が経営したか。当時流行っていた広島からアメリカへ移民し、一山当てて帰国した人が資金を出したそうだ
誰が作ったか。タクリー号で有名な吉田信太郎が製作

広島の北への玄関の横川と舟運の終点の可部を結ぶこととなった。

馬車業者の妨害にあう。

バス重量に耐えるタイヤが無かった。僅か9ヶ月で廃業へ。
その後の横川の繁栄と衰退。やがて大正時代になり、バスが運行され、鉄道も可部線がひかれ横川は繁栄。しかし昭和に入りバスセンターが街中に完成、電車も広島駅まで直行すると横川駅はターミナル駅から通過駅になり衰退。
復元バスを作ろう。開業100年記念。

500万円でええんか!

エンジンとリヤサスは床下ミッドシップのアクティ

フロントサスはボンゴのダブルウィシュボーン、リーフスプリング取付のスペースがあるから。ともに中古車。

車体製作は大工仕事だ。

まず1/3サイズが完成。

ついにレプリカ完成。公道走行では許可出ず、太田川河原まで引っ張りパレード走行。

フロントサスに注目

日除けのひさしがあります。

バスの日でバス協会と揉める。(明治36年9月20日バスの日は京都で外車に架装したバスで初開業した日らしい。)

費用は総額2720万円、内製作費は720万円。バスは今も横川駅前広場に展示されてます。かよこ可横バスの愛称です。見に行こう(^^)
BUY広島
Posted at 2019/10/05 10:00:51 | |
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自動車文化論 | 日記