家車がそろそろ車検です。
もう17、8年近い車齢です。
距離はまだ7万後半キロであるけれど、運転が神がかって下手なオーナードライバーのせいで、外装には擦り傷ばかり。車はぶつけるものと思っている。
内装も飲食を平気でやるものだからカスやらなんやら溜まってばかり。しかもオーナーは汚しているという意識がないので、洗車も一切しないし、フケやら食べカスやらの内装で基本、私は乗らない。
サスも抜けている感じがするし、ステアしながら左折すると、バネが何かしらの音を立てる。
前回車検では片側のブーツのみ交換し、反対側ももうすでに寿命に近いけど「金がかかる」と交換せず。
フロントの左右の窓が開かない。レギュレーターが壊れているが、一年ほったらかし。
昨年冬から暖房がかからない。真冬の極寒を厚着して過ごす羽目になったが、夏にクーラーはかかったので、直していない。
タイヤはサイドウォールにヒビが入っていたので、昨年問答無用で交換。
ガソリンをほとんど入れない状態にするのが好きで、給油ランプが点灯したら1,000円分いれるなどとする。
ガソリン満タンは燃費が悪化するという無駄知識を持っていながら(それでいて少ないガソリンがフューエルポンプに負担をかけることは知らない)、タイヤの空気圧管理はやらない。サーキットにも行かないのに、空気圧2.0切っていたときはマジで殴りたかった。
不思議でならない。
減価償却上ではすでに価値がないが、売れば二桁万くらいにはなる、購入価格300万後半くらいだった車という存在を、このように無価値に一切大事にするという概念を持つことなく、所有しているということを。
まあ、理由は簡単。オーナーにとってこの車は欲しい車ではなかった。いやもともと車というものが好きではないのだ。仕事で使用していたハイエースもボロボロだったし、のちに使ったクリッパーも元がボロなのに、輪をかけてボロくした。
運転も歳を食う前から下手くそだった。内掛けをいまだにするし、右左折時は反対側にあおり、タコメーターが何か知らず、アクセルワークは一定にできない。そしてこれら全てを指摘しても、悔い改めることはない。
オートライトの使い方はわからないし、間欠ワイパーの周期を変えられず、極め付けはシートを前後にスライドさせる方法を知らない。私が清掃のためにシートを一番後ろに下げて戻し忘れたところ、スライドのしかたがわからないからシートバックを前に倒して満足していた。
老化による運転技能の低下ではなく、純粋に単純に生粋の下手くそドライバーなのだ。そして興味がないから機能も知らないし、知ろうとしない。
幸か不幸か人身事故はなかったが、返納という言葉よりも前に、取得させてもいけなかったのだ。
そんなひどい扱いを受けている家車。オーナーは微塵の興味も喜びもない哀れな車だが、オーナーの妻がデザインに惚れて、年単位でずうっと欲しがっていたものだ。しかし家計の事情で車を購入するのは憚られて、思うばかりの日々だった。
だからプレゼントしたのだ。自分の名義でない車を購入したのは、後にも先にもこの一回。
ただ、オーナーの妻はデザイン愛に塗れたノーカーライセンス。必然的に所有者はオーナーだった。しかし、オーナーはもともと車は嫌いだし、足だとしか思っていないし、興味もない。家車の納車にも喜びを見せることはなかった。
そして私がもっとも嫌悪するのは、オーナーが誰かに車のことを聞かれると、
「息子が妻に買ったんです。」
と紹介すること。
つまりオーナーにはとってはプレゼントではなく、押し付けられたという感覚なのだ。一度たりとも「わたしたちに」という言葉を使ったことがない。
そんなオーナーは車検のために、今回はディーラーに頼まないやり方にするということになったので、私がいくつかの店を回るように候補をオーナー妻を介して伝え、それぞれに見積もりだしてもらえといったが、一日中掛けて帰宅したら候補に入れていなかったコ○ックのチラシを持って、「ここにしたい」と。
見積もりは?と聞くと、
「一件もとってない。」
一時が億事、期待を裏切ることしかしてこない。
Posted at 2026/09/15 21:53:32 | |
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