
ATF交換作業を依頼しに向かった八王子のコミヤオートさん。
八王子と言えば、私の中ではマキシマム ザ ホルモンの街。
作業内容は、オイルパン脱着清掃、ストレーナー交換、抜けたオイルをWAKO'SのP-Sで補充。
オイルはWAKO'SのATFとしては最上級モデル。通常はアイシンのAISIN AFW+、\1,296/Lだが、P-Sは\3,000。高い。でも絶対的な信頼を置いているWAKO'Sの最上級。これでダメなら他はない。
なお、SVXのATFはスバルECVTフルードが指定されている。
これは各社の互換表を見るとDEXRON2規格で問題ないようだ。
作業中は邪魔しないように工場を離れた。
1時間して戻ると、オイルパンを組んでいるところだった。オイルパン内の汚れ具合は確認できなかったが、綺麗にしてあることだろう。
メカさんに状況を聞いた。
・オイルパンを外した痕跡がある。
ガスケット交換せず、液体ガスケットを多用して組んだようだ。
・液体ガスケットがはみ出たカスと思われるものが、オイルに混じっている。
・ストレーナーのフィルタは汚れており、交換が必要なレベル。
・ストレーナーに液体ガスケットのカスらしきものが多数。金属粉が混じってることがあるが、
もっと大きく、量が多い。こんなのは見たことがない。
・何かのカプラの爪らしき樹脂の破片があった。
思い当たることがあるが、長くなるので割愛。
SVX S4のミッションはオイル量が9.5リットルだが、結局抜けたのは7.5リットルにもなったそうだ。
75%ぐらい交換できたことになる。半分交換できればP-Sの効果がわかるとのことだったが、これだけ交換できればはっきりわかるだろう。
外したストレーナーは持ち帰ることにした。
ストレーナーは金属地肌のシルバーなのだが、スラッジで全体的に黒い。
画像はストレーナーのフィルター入口。砂粒のようなものが液体ガスケットのカスだと思われるもの。
こんなに汚れとカスが繊細なATミッションのオイルラインを回っていたら、調子悪くもなるだろう。
いずれストレーナーは分解して中身を確認したい。
費用は次の通り。
オイルパン脱着清掃 \7,560
WAKO'S P-S 7.5リットル \22,500
ストレーナー \6,782
Oリング \335
ガスケット \2,657
合計 \39,634
工場長から、あれだけの異物が取りのぞけて、汚れたストレーナーを交換し、ATFをWAKO'S P-Sにこれだけの割合で交換したから、直っていると思うと言葉を頂いた。
走り出した瞬間、違いが明確に分かった。シフトのダイレクト感が全然違う。まるでATミッションを交換したときのようだ。
1700rpmのもたつきはほとんど解消された。帰路の50kmを五感を集中してフィーリングを確認したが、気にならない程度になっている。
よかった。生き返った。うちのマキシマム ザ ホルモン、ぶっ生き返した!
Posted at 2016/08/03 01:41:35 | |
オイル交換 | 日記