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とざっきーのブログ一覧

2020年03月22日 イイね!

試乗:トヨタ カローラツーリング 1.8L NA(2019年の新モデル)

驚きの乗り味!これはぜひ乗ってみて欲しい。

ボディの剛性感が非常に高い。接合部の強さ、シャーシの防振が良いようで、かつてこれほどまでに金属の塊に乗ったような剛性感は味わったことがない。リアフロアからのドラミング音など、まったくしない。
乗り心地の良さはクラウンよりも良いのでは、と思うものだった。大きなギャップを乗り越えたときのショックもない。タイヤの扁平率が抑えめなのもよいと思う。

とにかくボディの剛性感は恐ろしく高い感じがある。それがこの車の乗り味の大きな特徴で、その強さは安心感にもつながり、曖昧な部分が極端に少ない操縦性の高さに繋がる。

一方で、その恐ろしいまでのソリッドな感覚とは違和感がある部分が、逆に目立ってしまう。


まず、街中を普通に走っているときは、剛性の塊のようで足の動きもよい。極上な感じ。
だが少し速度を上げると、ちょっと直進性が曖昧になってくる。ステアリングの手ごたえが、速度に応じてボケてくる感じ。

また、競合と比べてちょっと周りの騒音が入ってくる。なにか他の周波数帯域はカットしているのに、耳障りなザワザワした帯域の騒音が入ってくるのが気になった。

速度が上がるとソリッド感が薄れ、曖昧さが出てくる。ということは、高速道路では速度感が増して頼りなく感じるかもしれない。
重厚感があるのに騒音は意外なほど入ってくるので、高速域で運転感覚と合わないかもしれない。
この剛性感たるや、どこまでも踏める!ってのとは逆な予感がする。高速は試乗していないのでわからないけど。飛ばすと楽しくなくなりそう。


エンジン、ミッションは素晴らしく出来が良く、トルク、加速はこれで何の不満も出ない。必要以上の余裕もある。

とっても出来がよい車だが、速度を上げた時のハンドリングの変化が大変残念。街中がとても良いだけに、たぶん高速道路ではちょっと物足りなさを感じそう。
そのギャップが気になるので、使用用途に応じてご判断ください、って車かな。

・・・と思いました。
Posted at 2020/06/11 12:57:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗記 | 日記
2020年02月12日 イイね!

試乗:ホンダ インサイト EX(2019年モデル、ハイブリッド)

近所のホンダにて。

インサイトは国産車で一番気になっていた車。
昨今のホンダ車、特にハイブリッドなどの、普通のエンジン車じゃない車の仕上がりがとてもいい。そんなホンダの普通のセダンスタイルの車として、もっともお手頃価格と思われるインサイト。その出来栄えが気になるところ。

以下、箇条書き。

殊更に燃費スペシャルにしていないのが、各部の設計を見ていると汲み取れる。
フロントホイールハウスはエアロカーテンになっていないし、CR-Zのようなホイールアーチの後方側開口部の、気流を抜けやすくするような丸みを帯びた形状もない。
エンジンルーム内の空気は、アンダーカバーを長めにすることで、バルクヘッド側から下に流す構造。ボンネット側やフロントフェンダーには、特にコストを掛けてまでの空力的工夫は見られない。
リアスポイラーはダウンフォース向上ではなく、ドラッグ低減を狙ってトランクリッドを延長するような形状になっている。リアの絞り込みもスムース。
全体として、お金の掛からない範囲で、賢く手堅く空気抵抗低減を目指しているようだ。

走りについて。
エンジンは、モーターのトルクとレスポンスを上乗せして、ツキのいいターボのような加速をする。モーター音、回生音が静かで、よくできたターボ車みたい。
モーターだけの走行範囲は狭く、ほとんどエンジンが回ってる感じのセッティングだが、たぶんそういうフィーリングになるようにしてるだけで、うまくモーターを制御しているのだと思う。
総じてエンジンのトルク感、加速、レスポンスは、とても良い。素晴らしい。文句ない。

ハンドリングは、低速では舵角多め、速度が上がってくると少なめになる、バリアブルレシオステアリングな構造。だが、それに違和感はない。だから普通の速度域では結構スポーティな感じ。

シートがセダンにしては低く、路面が近い。ハンドリングとエンジンレスポンスと合わせて、非常にスポーティな印象を受ける。
シート自体は乗っていて何も違和感がなかった。ホールド性はまあまあ、座り心地も悪い感じはしない。
しかしリアシートに座ると、天井が低く、シートも低く、サイドも倒れ込んでいるから、頭のまわりと視界はあんまり気持ち良くない。足元は問題ないが、リアの居住性は犠牲になっている。
この車、セダンが欲しい人はSUVに流れたので、スポーツカーが欲しい人向けに作られている気がする。

トランクは、クッソ広い。何を乗せるんだ?ってくらい広い。


気になったところ。

終始気になったのが、案外うるさいこと。エンジン音ではなく、周りの音が結構入ってくること。「あれ?こんなに外の音が聞こえる車、久しぶりでは?」って思ったくらい。
アイドリングストップするから、信号で停車中に余計に外の車の走行音、喧噪が入ってきて、うっとおしく感じた。多分ガラスが薄いのと、室内の吸音材が少ないと思う。
後で自分のSVXに乗ったが、こっちのほうが全然静かで安らげた。

もう1つ気になったのが、サス。
タイヤは215/50-16という良心的なサイズだったのに、街中の路面のうねりやギャップで、結構上物が揺さぶられる。この感じも今どきの車としては珍しい。


疑問に思ったところ。というより、致命的に思ったところ。

ブレーキアシストが30km/h以下は効かないらしい。だから渋滞での徐行中は、ぶつかるそうだ。
ただしクルーズコントロールをONにすれば止まるらしい。クルーズONのときだけ、オプションでレーンキープボタンと、車間キープボタンがONにできるらしい。なんで同時にONにならないのかっていうと、それがお客様要望らしい。
何キロだろうが、特に渋滞で徐行中などは停止すべきだし、レーンキープと車間キープを分けなくてもいいと思う。
むしろ、クルコン関係なく、車間キープはONにしたら効いて欲しい。
どうも制御系が、あって欲しいもの、実用的なものとは異なる印象を受けた。
こちらの期待している効果と、システムの仕様が異なる感じ。それも、誤解と危険性を伴う感じで、よくないと思う。

総じて、エンジンとハンドリングは良いが、意外とうるさく、セダンらしいくつろげる感じが薄くて、リアシートの居住性が悪くて、スポーティを狙いすぎているのではないかと思った。
このご時世、セダンがスポーツカーのジャンルというのは解るが、ちょっと大きいボディサイズも含めて、もう少ししっかりとセダンであって欲しいと思った。

点数をつけるならば、ホンダならクラリティPHV、アコードハイブリッドの下になる。75点、ってところかな。残念だ。
Posted at 2020/06/11 12:56:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗記 | 日記
2019年07月06日 イイね!

試乗:スバル レヴォーグ1.6GT EyeSight SmartEdition (2019年モデル)

車検見積を待ってる間に試乗。これが現行レヴォーグの最終型らしい。

以前の試乗記。
2017年06月13日 試乗:スバル レヴォーグ2.0 STI Sport

2014年06月26日 試乗:スバル レヴォーグ



すっかりよくなった。

バラバラでチグハグに動いていた足は、しなやかで乗り心地がよくなった。タイヤノイズ、駆動系ノイズなど、足回りから来るノイズはよく抑えられていた。あとにアウトバックに乗ったが、質は違うけどもかなりNVHとしてはいいところまで近づいている。

エンジンも静かで、ターボだけど低域からトルクがあり、乗りやすい。もちろん踏めば加速する。
エンジンの仕上がりは、あとに乗ったアウトバック2.5NAよりもいいと思った。
これで十分だ。1.6ターボでもう満足。

CVTもだいぶフィーリングがよくなってきた。ブレーキ時にエンジンが回転数が下がってくると、相対的にCVTのメカニカルノイズが目立つ。だが、これもアウトバックより静かで下品ではない。

買って間違いないクルマだと思います。キャラクター性もあるし、便利だし、このクラスでワゴンが欲しかったら、これですね。


モデルチェンジするとでかくなるらしい。買うならば今ですよ。スバル買うなら最終型ですね。
Posted at 2019/07/07 01:25:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗記 | 日記
2019年06月30日 イイね!

試乗:マツダ マツダ3(セダン1.8ディーゼルXD Lパッケージ)

試乗車はセダンの1.8ディーゼル。最上級グレードのXD L パッケージ。
フル電動のレザーシートで、「このグレードだけランバーサポートが付いてます。電動です。」だそうだ。
タイヤは215/45-18のBSトランザ。カラーはネイビー。天候は雨。
室内にはハッチバックのレッドがあったので、そちらとの比較もあり。書きなぐりインプレ。

先に結論。
・値段なり。このクラスの価格帯に抑えるために、志は高いが原価は低そう。
・シートと室内遮音性はとてもいい。
・走る、曲がる、止まる、乗り心地は、正直普通。
・質感は思ったより高くない。
・総合的にいうと、特にトキメキを与えてくれず、極めて普通のクルマだった。


■エクステリア
●プレスはいいが塗装が残念。
プレスラインをなくして面の印影で魅せるのは、狙い通りいい感じ。展示車のファーストバックのレッドも、Cピラーまわりの形状がいい。
いいのだけどもね、塗装が良くない!塗料の粒状感というか、ゆず肌というか。鏡面仕上げではないので、映りこんだ蛍光灯がボケていて、シャープで深い印影が出ない。光沢感が希薄なので、シャドウが入るボディ下のほうは、艶消し塗装かと思ったくらいにマットに見える。昔のZ32のような、下半分梨地塗装みたいな仕上げなのかと、思わず触って確認したぐらい。非常に残念。塗り直したくなるくらい。

”下半分のシャドウの入り具合が、ちょっとマットなの。艶消しか、ワックス塗って拭いてないで乾いちゃったのかと思ったくらい。”


”蛍光灯の映り込みが、ボケボケ。さっきスバルでレヴォーグを見てきたんだけど、そっちはもっとシャープに映りこんでいた。マツダ3は全塗装して、塗装面を平滑にしなおしたくなる。”


"蛍光灯の映り込みが、ボンネットフードとバンパーで繋がっていない。もちろんこのクラスだと普通のことで、レクサスなどはしっかり管理されている。高品質感を出すために頑張ってるような気がしていたが、クラスなりのそれ、としか言いようがない。興ざめ。”


プレスも、ドアとフロントフェンダーのパーティングのところなんか、妙にふくらんでて、ハイライトが出来てしまってる。トヨタだったらNGかもしれない。
この画像はボンネットフードとフロントフェンダー。パーティングのところで、プレスのエッジの返りがあり、そこにハイライトが出てしまう。フードからフェンダーへの映り込みのラインを、パーティングのところが光って分断してしまう。


競合の同クラスのクルマよりも、塗装とプレスの仕上げが甘いと思う。原価が高くて苦しいマツダの、コストダウン努力がこういうところに出てしまってる感じ。


●空力
フロントタイヤが純正と思えないくらいのツライチ。ホイールアーチ開口も狭く、フロントタイヤまわりの空力と見え方に、設計のこだわりが漲ってる感じ。
こんな攻めてる国産車、ないと思う。



しかもセダンだけ、バンパー開口部からのエアをホイールハウスのダクトから出して、空気がホイール表面を流れるように誘導している。
ハッチバックと比べてややバンパーサイドの面が短いので、空力的に不利だったんだろう。その改善だと思う。



■インテリア
●インターフェース
相変わらず、マツダのコックピット。すべての機能に関わるインターフェースが、ほどよく適切な位置にあり、その操作力、操作方法も違和感がない。つまり、慣れというものを必要としない。


面白かったのはヘッドアップディスプレイの調整機能。輝度、表示位置(高さ)を変えられるのは良いとして、左右の回転角度も変えられる。営業マンは「これはあんまり必要がないと思うんですけどー。」と言っていたが、そんなことはない。クルマは人の人数次第で、左右に傾く。傾いた車体で、路面に平行じゃない文字投影をすると、平衡感覚的におかしく見える。常にディスプレイの表示が路面と平行に見えるように調整できたほうがいいと思う。だからこの機能には設計側も必要性を感じて採用していると思う。

●オーディオ
オーディオの音質が自慢とのことだったが、試聴してみると・・・。まあ良いと思う。十分合格点。このクラスのこのクルマのコストで、よくやったと思う。雰囲気は悪くないです。ステージング、定位感、まあまあ。どうしてもS/N、解像度としてはアレだけど、不満ないと思います。

●シート
このクルマで大注目はシート。虫谷さんによる骨盤を立てるコンセプトのもの。
私はマンマシンインターフェースとして、調整機構がたくさんあるものは望ましくないと思ってます。たくさんのパラメータを渡すことで、ユーザーにはベストが何かわからなくしてると思うから。だから、優れた製品ほど調整機構は少ないと思ってます。
このモデルのシートはフル電動。ランバーサポートまで電動。やりすぎ。ステアリングも含めて、走行中も何度も位置を調整しました。しかし、ぴったりくるととてもいいw レザーなので布よりも滑りやすいはず。だから私はレザーが嫌いなのですが、このクルマはレザーも気にならない。確かに骨盤、腰が安定してます。安定しているというか、ふらつく感じがしない。自由度はあるのに、バケットのようにホールドされてるわけじゃないのに、ふらつかない。これはいいかも。

●気になった点2つ。
1つはルームミラーの位置が不自然に低い。

これはブレーキアシストのカメラを避けるため。結果、ダッシュボード上面とミラーの下までの距離が狭く、前方視界が狭いように感じる。もっとも、SVXがメチャクチャ視界が良すぎるので、そう思っただけかもしれないけど。
もう1つは、アテンザ、CX-5と同様にサラサラのステアリングホイールの表皮。
手に擦れるとシャラシャラうるさい。止めて欲しい。

■走行
●走りは普通。
アイドリングでディーゼル音が結構聞こえる。今どきのディーゼル、アテンザやCX-5は全然気にならないレベルで消音されている印象だったが、このクルマはそれなりに聞こえてくる。加速中もそれなりに。
エンジンのトルク、加速、ブレーキのタッチ、ステアの入り具合、なにもかも過不足ない。もっと欲しいかっていうと、そうでもない。まあ、これでいっか、って感じ。そこにはドラマもエンターテインメントもない。道具としての「普通」しかない。つまり、面白みはない。
リアサスにトーションビームアクスルを採用したのも話題になったが、走ってみると何か気になることも気づくこともなく。普通だった。
タイヤの銘柄のせいだろうか、ギャップを乗り越えたときのコツコツ感、ドタバタした感じは気になった。もう少し柔らかくていいと思う。

●静か。
防音性、静寂性能を上げたとのことだったが、雨なのでいろいろよくわかった。
まず、左右ドアからの音の侵入が、極端に少ない。横を走るクルマの走行音は、ほとんど入ってこない。これはクラスを超えてる。新感覚体験。
雨によるフロントウインドウを叩く音も、よく抑えられている。私のクルマでは気になる音が、もっと鈍い音で聞こえる。
だけど惜しいのがルーフ。バタバタと雨が叩く音がするのが残念。ルーフをデッドニングしたら、相当いいと思う。
ドアのウエザーストリップも形状が凝っていて、音の侵入を防ぐ工夫が感じられた。


ボディ自体もよくダンピングされており、振動の回り込みもほとんど感じられない。NVHはほんとによく頑張ってる。
営業マンいわく、室内の換気ダクトの密閉性、気密性をアクティブに制御しているとのこと。何言ってんの?と聞き流したけど、なにか電気じかけが入ってるのかな。
ディーゼル音と、ルーフを経由して来る音。それだけが逆に目立つ感じだった。


■その他
ワイパーアームにウォッシャーノズルがあった。いいな、これ。試さなかったけど、雨だったんだから使ってみればよかった。残念。



■■結論■■
ということで、冒頭の結論にいたる。
走ってみると普通すぎて、「あ、はい。」って感じしかない。嫌なところはないが、クセもなく、いいところもなく、普通としかいいようがない。
初めて乗って、今までずっと乗っていたように馴染むのが特徴であるが、それが良く出来すぎていて、普通という印象になってしまう。
エンジンもハンドリングも、ほんとに普通。これが基準、原点と思って、他のクルマと比較したらいいと思う。それぐらい何も残さない、普通のクルマだった。
歩くように、何も意識せずに運転できることを目指したのだから、クセがなく普通というのは開発側の狙い通りだと思う。そういう意味でも非常に良くできた秀作。だけど、何か運転していての楽しさ、わくわくが足りないと思う。そこにマツダのクルマ作りの弱点というか、危機感を感じる。
特徴を持たせるために、強馬力のエンジンとか、めっちゃくちゃクイックなハンドリングのモデルだとか、イメージリーダー的なトップモデルが必要だと思う。
あざとさは必要だ。



<参考記事>
Mazda3国内仕様試乗で判明した「ちょっと待った!」 (1/5)


20190707追記:
速度標識認識して、メーターに表示する仕組みが入っていた。どっかのサプライヤーのカメラ式ブレーキサポートについてくる、あれ。
それが一般道を走行中に、誤認識して120kmって表示されていた。幹線道路じゃない、細い道で。
あれ、必要なのかな。標識見てないけどメーターに表示されたら見る、って必要?誤認識もするし、認識しないときもあるのに。やるならば、ナビ側に速度データを持たせるべきだと思うんだけど。

ディーラーにSVXで乗り付けたら「いらっしゃいませー。増車ですか?」って。別の営業がやってきて「2台目ですか?」って。買い替えとは思わないのなw
Posted at 2019/07/06 20:56:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗記 | 日記
2019年06月02日 イイね!

試乗:ホンダ クラリティFCV

運転してないです(笑)

実はタクシーのクラリティFCVに乗りました。

代々木を散歩していたらエコライフフェアというものが開催されていて、FCVのクラリティの後席に乗って試乗できる、という企画をやってました。
後ろかよ!って思いましたが、まあ話のネタに。PHEVに試乗したことがあるので、その感覚での比較を。

2018年08月01日 試乗:ホンダ クラリティPHEV

こちらでもクラリティの話があります。
2019年05月23日 人とクルマのテクノロジー展に行ってきた

初めて乗ったクラリティの後席、広い!足元がめっちゃ広い!ミニバンの足元のように広くてびっくり。
フロアの起伏がなく、センタートンネルも小さいので、さらに足元が広く感じます。これ、絶対レジェンドより広い。ドアも大きく、ルーフもそんなに低くないので乗り降りしやすい。

走り出すとリアシート後ろから「シュパァァァァアー」と噴出音のような音。加速時に噴出音がします。これが水素タンクからの音らしいのですが、エンジン音ともEVのモーター音とも違う、エンタテインメント性抜群の音がします。後にエンジンがあって、ジェット噴射して加速している感じ。
こんな音、MIRAIでは鳴ってなかった、もしくは聞こえてこなかった。少なくともリアから聞こえるようなことはなかったように思います。

それ以外は乗り心地、ボディの剛性感などはPHEVと同じ。フロア剛性が高いので乗り心地、乗り味がとてもよい。


以上の話をタクシーの運転手にしたところ、PHEVとMIRAIとの違いに興味津々でした。
以前はクラウンに乗っていたそうです。加速感、トルクではクラウンだけど、乗り味と乗り心地、静かさ、ハンドリング、広さ、快適性ではクラリティFCVのほうが良い。気に入っている。
航続距離は430kmくらい。都内に何店舗もあるので不便ない。1km当たりの燃料代は、クラウンとあんまり変わらないらしい。
MIRAIも考えたけど、欠点は4人乗り。タクシーとしては使えない。
クラリティのPHEVは気になっているとのことで、FCVの良いところはそのままで、噴出音がしなくてもっと静かですと伝えた。
アコードHVはドライバーの間では評判がいいらしい。タイヤがガラガラうるさいよ、というといい話を聞けたと喜んでいた。


それにしてもFCV、燃料代が安くなるわけじゃないってのが、ちょっと意外でした。


Posted at 2019/06/02 19:32:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗記 | 日記

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