
なんでSVXにR32GT-Rグリルをつけてるんだ!?と疑問をお持ちの方へ。
説明しよう。理由は、いたってシンプル。
「ノーマルの顔は古いと思ったから。」
最初にSVXを買ったのが94年。当時はまだ見れる顔だった。
しかし、薄々感じていた「左右のライトを透明素材で結んだグリル」の古くささ。
そのテーマ自体、80年代までで終わったデザイントレンドで、なんとも古臭く感じてしまう。
買って2年もしないうちに、その古臭いデザインが気になってしょうがなかった。
オリジナルグリルの作成にも着手し、何年越しに製作したが、当時は道具も、加工技術も情報もなく、結局挫折しました。
そうこうしてる間に、思っていた形状に近いデザインでS4が発売された。
だが、メッキされたマテリアル感に愕然。ボディ同色だったらいいのに、と思ったもんでした。
ところがこれ、輸出用は同色だと聞いてびっくり。やっぱりそうだよね。同色だね。
実は今乗っているS4。グリルはボディ同色塗装して、納車してもらってます。
しかしね、2005年にもなって見ると、同色ですらシャープじゃなくてもっさりして見えるわけです。
そこで、R32GT-Rグリルを加工してつけたわけですよ。
これだったらシャープで、それでいて定番なので古さを感じさせない。新しさもないけどさ。
GT-Rに似せるつもりなどなく、ただ、これが似合うから、そして前例があって装着することが可能(ボンネット先端のRが近い)だから付けた。それだけです。
オリジナルのVL/VEグリル、S4グリルについては、私は好みじゃなかった。
それだけですな。
それを好む人がいるのは当然。それで結構かと思います。
シートにしてもエアロにしても、ツルシじゃなくて、自分の好みに変えてるだけ。
ツルシが好みならば、それでいいと思います。それぞれの趣味嗜好価値観の相違です。
ちなみに。
SVXのすべて、などにノーマルのVLグリルは空気の導入性が高くて冷却性能がいい、と書いてあったことを鵜呑みにしてる人が多いようですが、ああいうのはセールストークでしょう。自分もよく使う手ですが。
あんまり真に受けなくてもいいと思います。
エンジンの放熱量が高く、ハイパフォーマンスな車では冷却性能アップが望まれます。
GT-Rもランエボもデルタインテグラーレも穴だらけ。開口部を広く取り、通気性を上げる必要があります。SVXのGT-Rグリルも通気性は上がっていると思います。
一方で、空気抵抗が増えます。いかにグリルに風を通さないかが、空気抵抗の軽減になったりします。例えばレクサスLS460などがそういうアプローチをしてます。今時の普通の性能の車では、バンパー下部から回り込んだ空気だけでラジエーターの冷却性能は十分だそうですね。
Posted at 2006/11/20 01:29:50 | |
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