ノスタルジック2Daysの楽しい思い出振り返り。
マツダRX500。
この車に会えるとは思ってなかった。今回文句なしのベスト1。
小さい頃、まだ車については乗り物以上の興味がなかったころだと思う。ミニカーを買ってもらった。それは街で見かける車とは全然違う、黄色のリトラクタブルライトのスポーツカーだった。でも見たことがないので、名前がわからない。
それをロボットのおもちゃにぶつけたり、手で押して滑らせたりして遊んでいた。ちびっこがミニカーで遊ぶ、それだ。
塗装もボロボロになり、やがてミニカーに飽きた頃に捨てられたと思う。
その特徴的な形は覚えていて、でも10代の頃はインターネットなどはなく、クルマ雑誌他のメディアには載っておらず、あの車はなんだったんだろう??という想いはどこかにあった。
漫画に出てくる、架空の車なのかなと思ったりもしていた。
大人になってから、たぶんインターネットで見かけて、やっとそれが何かわかった。
それがマツダRX500だ。
WEBCG
マイナビニュース
MZracing
ノスタルジックに展示されていたRX500。
説明文によると、
・1台しか存在しない。
・最初はグリーンだった。
・モーターショーに出品時に、黄色に塗り替えてお披露目された。
たぶんミニカーはこのときのがモデル。
・SA22 RX7発表時に、シルバーに塗り替えられた。
ということだ。
リトラクタブルライトが固定式になったは、モーターショーの後のようだ。
マツダRX500が、モーターショーのコンセプトカー、スポーツカー、リトラクタブルライド、ワンオフ希少車の原体験なのかもしれない。
持っていたミニカーは、上がイエロー、下がブルーだった。トミカが販売してものだ。
懐かしいなあ。
ところでRX500で検索すると、レクサスが出てくる。名前変えて欲しいぞ、レクサス。
人気エンジン、スターなエンジンのモデルを制作販売。
マニアが作ってマニアに売る。よくあるビジネスモデル。
一連のラインナップにEG33がある意味が、よくわからん。狂ってる。
日下エンジニアリングさんのブース。
自動車系YouTuberで大人気の、トミタクさん。
トミタクさんと燃焼理論の話ができてよかった。表面積が小さい、平べったいピストンヘッドと狭角バルブ。燃焼室の基本なのだ。楽しい会話ができた。神様だ。尊敬。
ベビーシットイエロー(とは言わないんだっけ?)のボディと、私のセーターがナイスコーディネート。
TC24、綺麗だったなあ。美しい。
これも面白かった。GazooブースにあったBEV版AE86。
リア駆動なんだけど、荷室にはバッテリーしかない。モーターが見当たらなかった。
なんと駆動タイヤ側ではなく、エンジンルームにモーターがある。センターシャフトでリアデフに繋ぎ、リア駆動している。
だからエンジンルームのモーターはこんなかんじ。

北米のタンドラのハイブリッド用ミッション内蔵モーターを使って、フロントモーター化したそうだ。だから見た目はミッションケース。
なんでこれを使ったのかというと、FRレイアウト、モーターパワーから、これにしたそうだ。
あれ?ギアはどうなってるんだろう?今書いてて気づいた。もっと見るべきだった。
この車、KINTOでレンタルできるそうだ。つまり公認取ってる。すごいな。
これ、知ってる?ピニンファリーナデザインのRR。500台ぐらいしか作られてないらしい。いかにもイタリアのカロッツェリアなディメンジョン、リアサイドガラスのデザインとシルエット。それが英国伝統のロールスロイスの佇まいと融合させた、なんともドレッシーな姿。
まるでSVXのような、かっこいいけど買わないかな、って感じが素敵である。
マツダRX500に続き、今回ベスト2。
最後に。
欲しいんだよね、ヤマハ・フォーゲル。ガレージがあって、分解したままOHがじっくりできる環境があったら、絶対買ってる。

Posted at 2024/02/23 13:08:30 | |
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