
フォードのエコブーストエンジンは、GMのエコテックエンジンと並んで、ここのところのトレンドであるダウンサイジング過給エンジンのなかでも高い評価を獲得している。
フォードはこのエンジンをグループ内で占有するのではなく、元グループのよしみでジャガー&ランドローバーやボルボにも供給している。
それを積んで登場したのがイヴォークで、フリーランダーも先日このエンジンに切り替わった。
高まる一方の燃費要求に苦戦していたジャガー&ランドローバーだが、ようやく高効率のパワートレーンを得た。
そうなると、あとはこのエンジンと、得意の4WDシステム及び軽量化技術を組み合わせ、次々に魅力的なモデルを増やしている。
今回はナじサイズながら性格の異なるミドルクラスSUV2モデルを比較した。
ランドローバー レンジローバーイヴォーク
ピュア_RHD_4WD(AT_2.0)
8点
ランドローバー フリーランダー2
フリーランダー2_RHD_4WD(AT_2.0)
8点
元々どちらもボルボXC60の骨格をベースに開発された。でありながら、ドライブトレーンも共通なので、走りにそう差はないはずだが、スタイリングの妙でイヴォークはよりオンロード志向、フリーランダーはよりオフロード志向の性格をもつように見える。イヴォークはレンジローバーを名乗るだけあって、内装の仕立てが高級で一番ベーシックなこのグレードでもフリーランダーより約50万円高い。ただ、イヴォークのスタイリングはエクストラコストを払うにふさわしい出来ではないだろうか。エンジンがそろったことで、予算と相談しながら純粋に好きな方を買えばよいと思う。
この文章は
100万人のクルマ選びについて書かれています
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Posted at
2013/01/15 17:50:01