FD3S 12回目の車検

人生なんて、呆気ないね。まして若さはあっちゅう間、今宵、全員が魁。1枚目よ♪。

思えば遠くへ来たもんだ^_^。FD3S 12回目の車検です。

いつもの車検と違うのは、また、我が青春のFD3Sを通勤車にする事への車検です(^◇^;)。




10年ほど前に、走行中に強化クラッチ摩擦材が剥げて遭難したので、もうそろそろ寿命かと、小倉クラッチのライトクラッチへ交換。

路上で走行不能になったのは、FD3S のクラッチホースブローやクラッチブロー等で3回。NB8C もクラッチと燃料ポンプブローで2回。飛行機に例えると5回も墜落してる事になりますっうぇw。


このクラッチブローした時は、ケモノ道1車線を抜けて3速全開くれた瞬間だったけど、ケモノ道でブローしてたら崖下に捨てるくらいのヤバさだったかも(苦笑)。



新車から3年目にビッグシングルタービンに交換しましたが、低回転スカスカのターボラグが気に入らず、1ヶ月後にハイフローシーケンシャルツインターボに変えました。

今考えると、タービン変えたのに360馬力測定も気に入らなかったのですけど、真夏測定で仕方なかった。真冬なら420馬力行ってたでしょうね。

その後、タービンシャフトからオイル漏れが持病になり20年。もうエンジン載せ替えやタービン交換する元気がない(^◇^;)。

実際はパワーFCのセッティングをお願いした、N1耐久のメカニックの方が引退され、もう同じ事が出来そうに無いのです(^◇^;)。


FDを通勤に使い、果たして今年の夏を乗り切れるかどうか、通勤耐久FD3S として、新たな挑戦です！。





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天上天下繋ぐ花火哉
万代と刹那の出会ひ
忘るまじ我らの夏を

まるで天と地を結んだ花火のように
一瞬が永遠になった
忘れられるものか、忘れてなるものか
我らの夏を

場違ひに冷え切つた体を
人熱に放つて流し流され
思へば遠くへ来たものだ

自分への異物感を抱えたまま
祭りの人ごみに流されるように
大多数の世情に身を任せ、長いものに巻かれて
気が付けば遠くまで来ていたのだなぁ

人生なんて飽く気ないね
まして若さはあつちう間
今宵全員が魁、一枚目よ

人生なんて呆気なくて　飽きる気がしないね
ましてや若さなんてあっという間に過ぎ去っていく
それでも今夜は全員が命を燃やすのだ
先駆け　つまりは主役よ

皆銘々取り取りの衣裳
奔放な命を被ふ化粧
隠すまじ我らは夏よ

踊り子のような
十人十色の意匠の衣装や
本能のままに踊る命を覆う化粧にも
隠せるものか、隠してなるものか
我らは夏なのだから

何か知ら落ち込むだ心は
人熱彷徨つて流し流され
思へば遠くへ来たものだ

何かしらに落ち込んだ心は
人の熱を彷徨って流し流され
思えば遠くへ来たものだなぁ

永遠なんて素気ないね
ほんの仮初めが好いね
愈々宴も酣、本番です

永遠なら意味も価値も薄れてしまうね
だから、ほんの仮初めのような人生が好いね
いよいよ宴も酣、「本番です」

皆銘々選り取り全方位
獰猛な命燃やす匂ひ
臆すまじ我らは夏よ

どれも思うままの方向に咲き乱れる花火のように
みんな本能のままに選び取る
火薬を燃やすように尽きていく命の気配にも
臆してなるものか、臆せるものか
我らは夏なのだから

一寸女盛りを如何しやう
この侭ぢや行き場がない
花盛り色盛り真盛りまだ
ねぇちょっと、女盛りを持て余してる
このままだと行き場がない
若さも美しさも真っ盛り、まだ…

丁度大輪の枝垂れ柳
蘇るひと世の走馬灯
逃すまじ我らの夏を
丁度祭りは佳境
大輪の枝垂れ柳の様な花火に
一夜の思い出が蘇り、女一代の走馬灯が走る
逃してなるものか、逃せるものか
我らの夏を

一寸女盛りを如何しやう
この侭ぢやまだ終れない
花盛り色盛り真盛りまだ

ねぇちょっと、女盛りをどうすれば好い
一発打ちあがらないうちに私は終われない
私は若さも美しさも真っ盛り、まだ…



🎆🎆🎆

夏のように”熱くて短い”ものと花火のような”景気の好さと儚さ”の尊さ。

気が付けば過ぎ去りゆく若さを持て余しながらも、一発どでかい花火を打ちあげずには死ねまいという焦燥感。
最後の”まだ”のリピートがそれを煽ります。

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しるくにとって、最後のどでかい花火がこのマシンだ〜♪。