完璧と言われる718スパイダーと718GT4ですが、内装の設計時期の古さと、718シーリーズ通してのギア比が云々と、
シビアなインプレが出ていました。
云々と言うよりは、しるく的には速すぎるマシンにも思えました。一般道では8000回転回す機会が少ないという事でしょう。
逆に一般道で80キロくらい出したいとき、アクセルを床まで踏まなくても50%のアクセル開度でフルブーストFD3S・・・・こればっかりカキコしてますが。(;^ω^)
718 GT4の、この各ギアの速度こそ、しるくの求めていた伸びでは有ります。
1速80は置いといてと思いましたが、しるくの2台は1速60だと思う。これだけでも置いていかれる。しかしターボは0.8Gで加速する。
2速136は、しるくの2台は128なのでそんなに差はない。ターボは0.5Gで加速する。
3速188。ここが重要と言うか、しるくの2台は164とか168。しるくの2台で一番の不満点。3速が伸びないと言うか、FD3S と同じである。ターボは0.3Gで加速する。
718GTS のMTギアと718 GT4&スパのギア比が同じなら、7500回転と8000回転のレブの500回転違いで、こんな20キロも差が出ますかね。なんか胡散臭い。
1速ー2速間が56キロ離れで、2-3速間が60キロ離れで差は無さそうだけど、何となく2-3ギアが離れていると感じたのは、欧州車では3速保護の為にワイド気味にしてると読んだこと有ります。
3速ホールドで、4000回転付近からの立ち上がりが鈍いと感じるのは、ターボも同じに思ってはいます。前にもカキコしたし。
それだけにブーストコントローラーでレスポンスを良くしたいのだけど、既に純正でダイナミックブースト機構で、アクセル離していても0.5キロのブーストが維持されてて、市販のブーストコントローラーではうまくいかないんじゃないかな。(^◇^;)
次に考えるのが、718 GTSのレブリミッター解除して8000まで回る様にすれば、GT4と同じ3速188まで伸びるのか、試してみたくてウズウズする。
このレビューした方の、GTSもGT4もギアは全く同じは違うんじゃないだろうか。500回転で20キロの伸びは、0.3G状態では有り得ないと思うんだけど。謎
4.0フラット6エンジンは素晴らしいとの事ですけど、MTのギア比の設定が、もともと718シリーズの2.5L4気筒ターボエンジン向けに設計されてるので、下のトルクが無いNAエンジンでは、かったるくイライラするらしい。
420馬力の718GT4と718スパイダーがそうだと考えると、400馬力の新しい718GTSは、更に顕著に下がスカスカに感じるのかもしれない。
例えて書くならば、ビッグシングルタービンが、低回転では流速が少なくてタービンが回らず、高回転までターボの立ち上がりが鈍いのと同じく、今回の718GT4と718スパイダーも、サーキット向けの高回転維持した走りが必要らしい。
この低回転と高回転の相反する弱点を克服したのが、はるか昔のポルシェ959で登場した、シーケンシャルツインターボ搭載のFD3Sになる訳なんですよね^^b。
セカンダリーターボのまま回転を落とすと、シングルに落ちるまで鈍い弱点もありますが、それでも、このしるくが恐ろしい^^;と思うほどのターボレスポンス!。嗚呼!FD3Sは素晴らしい!。
ところが、おかしなことだが、この718スパイダーを走らせる時間が長くなればなるほど、珠玉と思えたパワートレインにキズがあると確信するようになる。腹立たしいほど小さなことだが、うっとうしいことこの上ないそれは、ギア比の設定だ。
うっとおしいことこの上ない^^;は言い過ぎだと思うけど、ふむふむ、パワーバンドが高回転向きという事なんですかね。(談:しるく)
スパイダーの6速MTはGT4と同じもので、ギアボックスもファイナルもレシオに違いはない。さらにいえば、これは982系のMT車すべてで共通の仕様。つまりこれまでは、低回転域から十分なトルクを発生し、しかもきわめてよく回るターボユニットとの組み合わせだったわけだ。
低回転も高回転も、ワープする爆発的な加速が必要な状況は、峠の山道やミニサーキットの様にも思えますけど、選択したギアで加速が鈍ければシフトダウンすれば良い。
それでも、速度域と言う絶対領域はあるので、これまた難しそうなんだけど、内燃機関エンジンでそれらを克服したのが、FD3Sシーケンシャルツインターボだとは思うのです。(今のスーパーカーに比べると、レベルの低い速度域なのかも知れないけど)
更に最近は、ポルシェタイカンの様な、0スタートでいきなりマックスパワーを発揮させるEV自動車もあるけど、まだ細かな応答性が難しいらしい。
(談:しるく)
ところがスパイダーとGT4は、最大トルクを得るために5000rpm、最高出力はレブリミットの8000rpm近くまで回さねばならない。せめて出足の鋭さを叶えるためにファイナル比だけでも落とさなければ、本当に速いと感じるにはかなりエンジンに鞭を入れることが求められるのだ。
しるくが乗ったNAエンジンでは、5600CCのV8からV12まで、NAエンジンに乗ったことはあるのです。
そこで感じたのは、NAエンジンはレスポンスが命とよく耳にしますが、そんなことよりも、やはりターボのバシューン!ヒューンっという感覚がないと感じました。NAなんだからなんだけど。
逆に、大きな排気量は、高速道路とかで回さなくても余裕の走りが出来る感じがイチバンではないかと。(談:しるく)
さらに、エンジンの美味しい回転域を使おうとすると、3速でも130km/h近く出てしまう。さらに、4速なら225km/hに達する。しかも、その速度域にあってなお、あと2段もギアが残っているのだ。
3速5000回転で130キロ!素晴らしいと思うけどなぁ。そのまま8000回転までで3速189キロとか超憧れていたのだけど!。
更に4速8000回転で240~250キロ?・・・ほとんど下道では使うところが無い。逆に、今までのクルマ感覚に比べて、ワンランク上がった速度域で、凄いとおもうけどなぁ。(談:しるく)
それだけいえば十分におわかりだろう。一般的な道を高めのギアで走ると、このエンジンはややフラットに感じられる。そして、タイム面でも、日常的な条件に妥協してのドライビングでも、このエンジンは718スパイダーにあるべき速さを与えられない。8000rpmのレブリミットいっぱいまで使い切れる機会も、まずないといっていい。
このインプレの方が言いたいのは、加速感が感じられる2速5000回転では130キロ出るので、信号や遅い車との調整で、加減速の多い一般道と言うか市街地では、トロトロ加速感を感じないまま走るしか無いという例えだと思う。
今回のテストで計測されたパフォーマンスは、ポルシェの公称データどおりの数値で、立派という以上の成績だ。それでも、ギア比の設定が適切だったなら、0-97km/hで4秒を切れたに違いない。
もっとも、それを欠点だとするのは贅沢すぎる指摘かもしれない。エンジンもギアボックスも、全般的にみて間違いなく運転が楽しいパワートレインといえるものだ。
シフトのクオリティはガッチリしていながらなめらかなタッチで、欠点を補うに十分。エンジンは、6000rpm以上回すたびに味わい深さを堪能できる。それだけに、その楽しみを邪魔するギアリングだけが残念でならない。
ターボ向けのギアリングを、排気量アップさせたNAに搭載させたことで、なかなか一般道では使い切れないエンジンなのかもしれません。
これは一般常識な話で、前からしるくがカキコしてる、山道ドライブをどう楽しむかって事。
MT3速吹けきり189キロ・・・・もはやバケモノでしょう!。下道では8000回転回すと、危険が危ない。
農道とかで一般車や歩行者が居ない状況でも、190キロは何かあった時のリスクがあり過ぎる。でも逆にその分、2速高回転を維持して140前後で楽しめるんじゃないかな・・・・しるくは個人向け専用サーキットwと言う名のコースでしか試さないけど・・・・^^;。
ブログ一覧 |
718ケイマンGTS | 日記
Posted at
2020/04/12 00:08:21