しるく師匠のブログ一覧

この大リーグボール1号対決の前後編。
アニメの輪郭線の切り替え時期にあったのですね。

前半の輪郭はセルに樹脂インクをペンで手描き。後編はその後主流なトレスマシンと言われるコピーで動画をセル転写させたセル画。


それにしても、今のシャーペンで描いたヘナチョコアニメと違ったこの重厚感。ラストの花形と星のやり取りは涙が止まりません。

この重厚さは、鉛筆のかすれ具合もコピーされた劇画チックな迫力の作画です。




この男っぷり。泣けます。
そう言えば初代ヤマトのドメル司令の七色星団の攻防戦。自爆装置のくだりの作画も大迫力。



こんなの子供の頃に観れて幸せだよね。興奮しないわけが無い。

カッコイイよね〜^_^。

数年後、日本アニメ界に一人の大天才が、後にガンダムをお描きになる安彦良和先生。

その安彦良和先生の勇者ライデーン第1話。とても40年前の作品には思えない神作画^_^。



当時はビデオデッキも無く、毎週テレビの前に釘付け。せめてもの救いはラジカセ録音と15分の8ミリフィルム撮影w。現像代金740円だったっけ。

それが今は、タダで何回でも観ることが出来る。(苦笑)

どんなに記録したかった事か。

成長してビデオデッキもDVD録画もハードディスク録画も出来る時代が来たけど、その時にはテレビ観なくなってるし(^^;;。


今の音楽や映画やアニメに、自分が感動出来る力が無くなったとは思いたくない。なんだかんだでフォースの覚醒は感涙しまくりだったから♪( ´θ｀)ノ。



あ、書き忘れたけど、巨人の星のストイックさ、純愛の愛と誠、空手バカ一代の原作 梶原一騎さん、私生活というか普段の傍若無人ぶりと作品の純粋さは真逆。

これってモーツアルトに似てるというか、やっぱ梶原一騎さんの二面性も天才特有なんだろうねー(o_o)