
今回もだらだら長いので、覚悟して欲しいのだ。
「ついてる」、「ついてない」、「ラッキー」、「アンラッキー」その境界線がわからないのである。
7月13日(土曜日):
午前4時に起床して、超早朝ツーに出かけたのである。
3連休の初日をかざるには良い出だしである。
奥様のご機嫌を初日から損ねる訳にはいかないのだ。遅くとも午前10時には帰ってこなければならない。これが朝練と呼ぶゆえんである。朝の練習ではない。朝から試練で朝練である。
いつものように、宮ヶ瀬〜道志道〜24号クネクネ〜山中湖〜三国峠〜御殿場を消化する。
三国峠からの富士山だが、朝日に照らされ、赤く染まる富士山は、この世のものとは思えない存在感だ。
雪をいただく富士山は女富士、この赤く染まった岩肌を見せる夏の富士は男富士。勝手に言ってるだけだが、そんなイメージで、いつみても飽きないのである。
10時に帰るには、御殿場から東名に乗って帰るのが大人の判断だが、走り足りない。
というのも、今日は調子がいい。自分なりに気持ちよくコーナーを走れている感が満載なのだ。
ってことで、ガソリン入れて、箱根スカイラインを目指すことにしたのである。
ガソスタで朝便をすませ、準備も完了!
あっという間に箱根スカイラインに到着。御殿場から長尾峠に向かう県道401号は、低速コーナであるが、なにげに楽しい。24号よりたっぷり楽しめる。しばらく通いそうである。そんなことはどうでもいい。
箱根スカイラインの料金所前で休憩していると、なんかすっごい身軽に感じる。
コーナーの時にアウト側の足を踏ん張って体制を安定させることに最近ご執心なので、そこ頑張ったから痩せたのかな・・・・・な、わけない!
物理的に存在する何らかの物体が体からとれたので、軽く感じるという予感がした。
ウェストバッグが無いようだ。
という事実にふと気がついてから、その事実を受け入れるまでの葛藤が約30秒。
携帯から、財布から、免許証から、デジカメやら、一切合財が入ったウェストバッグがない。
そう、途中で腰からはずれて(フックがはずれて)ずり落ちてしまったとしか考えられないのである。
やっちまった! おれやっちまった!!
みんともさんの、ポケットあけっぱなし事件や、シートバッグのふたあけっぱ事件のブログを拝見して、大変だな〜〜と思いながらも、「やっちまったなっ!」と他人事感満載でいた自分に、ついにその瞬間が訪れたのであった。
もうアンラッキーというしかない。
あの時御殿場から戻っていたら
あの時、ガススタでウン○しなかったら
などと後悔ばかりである。
御殿場警察に届け、一旦横浜の自宅に帰る。
ほどなく、警察から、箱根スカイラインの料金所のおじさんが、道の途中で拾ってくれて、警察署に届けてくれたとの連絡をもらい、また御殿場まで引き返すことに。
その瞬間、まさに叫んだ言葉は、「ラッキー」!である。おれって、とてつもなくラッキー!!という実感である。
財布を落とすという、とてつもないアンラッキーな事が起きたからこその、ラッキーに他ならない。
それでも人は最上のラッキーと感じてしまう。
なんともラッキーとアンラッキーの境目というのは、曖昧であり、相対的なものであると感じてしまうのである。
そして、実はラッキーを気づかないまま、アンラッキーだけを感じる場合もあるかもしれない。
白バイにつかまった・・・けどそのアンラッキーのお陰で、そのまま走っていたら巻き込まれた事故から救ってくれたのかもしれない
立ちゴケした・・・・けどそのアンラッキーのお陰で、バイク談義が盛り上がり、仲間がふやせたのかもしれない。
まさに物は考え様である。いろいろな角度から眺めて、ネガティブをポジティブに換えてしまう、そういう事が大事なんだなぁと・・・・たったウエストバッグを落としただけで、物思いに耽る事数日・・・・の割にはとっても普通のありきたりの結論にたどり着いたのである。
その夜、ちょくっぺさんと、yocchi708さんとナップスオフをしてとてつもなく楽しい夜を過ごしたわけなのだが、その時とった唯一の写真がこれだ。
ひどい、なにも写っていない。こんな写真しかとれなくて、アンラッキーである!
おっ、早速応用なのだ!!
もしちゃんと撮れてたら・・・・ブログに公開して、みんなで語り合えたのに・・・
もしちゃんと撮れていたら・・・ちょくっぺさんのイカリングのかっこよさを伝えられてもうひと盛り上がりできたのに・・・
むむっ、応用できない場合もあるみたいだ。
アンラッキーは、やっぱり・・・・・・・・ただのアンラッキーである!!
まだ全然終わらないのだ。
7月14日(日曜日):
今日は初の自分でオイル交換である!!
こんな感じで、自分でやるにしても、いろいろ小道具が必要なのである。
またそれも楽しいのだが。
今回は緑の冴強を入れてみた。
My 14Rにはセンスタがない。なので、オイル廃棄パックの高さがこんな感じでつかえてしまうのだった。
アンダーカウルがそのせいでオイルまみれになったりと、ちょっと今後は工夫が必要である。
オイルフィルターレンチという特殊工具も買ったのだ。
これがないと、フィルターをはずすことができないみたい。
これは各種フィルターのサイズに合わせて使うことができるタイプだが、構造上、はずすことはできても、閉めることはできない。そんなことも知らずに買ってしまったので、気をつけて欲しいのである。
14Rの場合、手レンチでは規定のトルク(17Nm)は無理のようで、閉めることができるレンチを買う方がいいみたいである。
さあ、ここからが本題である!!(笑)
7月15日(月曜日):
今日は千葉のキャンプ場(柿山田オートキャンプガーデン)にデイキャンプである。
それも妻と二人で、キャンプ道具もって・・・・果たして可能なのか?!
ギリ可能である!
シートバッグはあるが、シートには載せられない。なぜなら、そこには愛妻が乗っているからだ。
なので、トップボックス用のキャリアに載せたくなるのだが、さすがにこれだけの物量になると、キャリアが壊れるのではないかと心配である。力のかかる場所が局所的になるからだ。
なので、気休めだが、こんなキャリアアダプターを使用している。
プレート面積が若干大きく、比較的安定して大きなシートバッグを積むことができる。
しっかり固定しておけば、荷崩れするよな不安はない感じであった。
キャリアの耐久性はもうなにも保証がない。できればこんな積載はやめるべきであろう。
やめたいのだが、くどいようだが、バックシートには愛妻がいるのである!!
とりあえず、現在使用しているSW MotechのALU Rackは今の所、耐えている。
とはいえ、デイキャンプなので、荷物は極力減らした。テントやシェラフなどももっていかない。
もって行くのは、タープ、椅子2個、コンロ、バーナー、炭、鍋、食材、虫除け、飲み物、敷物・・・・
それでもこの分量である・・・椅子2個が大きく・重い。しかし寛ぐためにはどうしても欠かせないアイテムなのだ。
川沿いにあるので、冷たい水でさっぱりすることもできる。緑に囲まれ、とても心地よい。
都心からもすごい近く(海ほたるから1時間以内)、設備もよく、とっても良いキャンプ場であったのだ。
自分、妻、キャンプ道具、いったいどれだけ重いことか。これだけ積んでも、14Rは動じないのだ。
もちろんバランスをとったりするのは大変だし気をぬけないが、走りそのものは余裕である。
これだけの積載と走る楽しみを両立させてくれる数少ないバイクの1台であろう!!
さあ、まだまだ続くのである。
ブログ最長不倒距離に挑戦中だ。
というわけで、コンデジを無くしてしまったのだ。ウェストバッグは見つかったのだが、おそらく、落とした拍子にカメラだけ飛んでいってしまったようだ。
コンデジなしにバイクに乗るのはちょっと寂しい。
ということで、なにかと物入りの今日この頃であるが、頑張って新しいのを買ったのだ!
紹介しよう。
これまでのパナ製のやつから、今回は店頭で急に気が変わってキャノン製にしたのだ。
2万円ちょっとである。パナのは1万円切る価格だったので、相対的には高級機である!!
IXY610Fという機種だが、
・フルハイビジョン(1920x1080)動画撮影
・24mm広角
・ポケットにはいる薄型
・タッチパネルではなく、機械的なスイッチ操作
という自分の条件をかなり満足してくれる。
さらに、目玉機能として、無線LAN機能をもっているのだ。 出先でスマホに写真を転送してミンカラやLINEにアップしたいケースでも、このコンデジで撮った写真を簡単に無線LANでスマホに送ることができるのである。
この機能はかなり嬉しい。これまでは、家に一度戻ってからパソコン経由でアップしていたものが、その場でできることになる!
ということで、今回はこのカメラにしたのである。画像もなかなか良いのだ!!
さて、今回はこのぐらいにしておいてあげるのだ。
ここまでたどり着いてくれたみんともさん、感謝なのである。
ちなみに動画はない・・・・・汗
このうえ退屈動画みせられたんじゃ、みんともさんもさすがに黙ってないに違いないからである。