
西日本では大雨、関東では突風・竜巻と、大変な天気だった。みなさん大丈夫でしたでしょうか?
我が地元では、幸いにもエライ事にはならずにすみ、なんとかふらふらにお出かけはできた。それでも強い雨が降ったかと思えば、お陽様が出たりと変なお天気・・・。
ここのところ、奥多摩・檜原・奥武蔵に名栗と、都内・埼玉方面が続いていたので、今日はなんとなく山梨へ行ってみる。
となれば、ここを通るのも久しぶり。
陣馬街道から和田峠へと我がミニを向ける。
我がブログではおなじみ、陣馬街道の道筋を示す青い標識。標識に従って左折すると、急に道が1車線から1.5車線の狭い道に姿を帰る。
でもフルサイズのバスが通るので、事故にご注意。
いや、一瞬焦った~。離合できないので、ちょっと後ろに下がって道を開ける。もちろんギリギリまで我がミニを路肩に寄せる。
我ながらイイ車幅感覚だと、自画自賛でフォトをパチリ♪
先を進み、舗装林道のような雰囲気の道を駆け上がり、和田峠を越えてお気に入りの富士山スポットへ。
さすがに富士山を望むことはできないが、山間のしっとりした緑と道、向こうに見える雲のコントラストがイイ感じ(^^♪
神奈川県道522号線を藤野に向かえば、ちょっと変わった形の隧道を抜ける。
隧道の洞門が卵型なんだな。
隧道内はやはり離合できないので、みんなタイミングを見計らいながらお互いにマナー良く譲り合う。
藤野から県道76号線-517号線と辿って、山梨県の秋山村へ。ここから今日1本目の林道を目指す。
林道への道を進む途中で、短い旧道の口が開いていることに気付いた。道に橋が架かって使われなくなったわずかな道。こういう道、大好き♪
プチ廃道の雰囲気に気分をよくして入ってみれば、なんと道のど真ん中に切り株で通せんぼ?
その向こうには、ちゃんとさっきの橋の反対側まで道が通れそう。ほんのわずかだけど、道を戻るのも何か癪だし、切り株をどけちゃえ!
などと軽く考えて取り掛かったが、雨の中で意外と時間がかかった。素直に戻れば良かったかな・・・。
でも、無事に通せんぼを排除して、先に進むことができ、元の道に出られた♪

橋の向こう側からこちらまで30分以上かかったな。このときは道の征服感でテンション上がっていたが、さっきのバスとの危うい出会いといい、今日のふらふらを暗示していたのかもしれない・・・。
ようやく林道の看板が見えてきた。
【林道 安寺沢線】
秋山村から道志村に抜ける舗装林道。ハッキリいって面白い道ではないが、途中のお気に入りの切り通しでは、我がミニの後ろ姿をパチリ♪
厳道峠から道志の山々を望む。晴れていれば真正面に富士山がデ~ンと構えて見えるんだけどね。
道志みちに抜ける劇坂は舗装でも林道らしい厳しい道の姿。
そして、ここでも気になる脇道をみっけ~。
轍もあるとなればイクでしょ!
と、いくらも進まないうちに廃は姿に・・・(--〆)
ほら、これしか来てない・・・。
ここは普通に後ろ向きで元の林道に戻る。
ホントに行きたい道は、道志の湯の向こう側。ここで遊んでる場合じゃないね。
素直に林道を下り、道志みちに出る。この辺りで結構雨が強くなってきた。急ぎつつ安全運転。
道志の湯の看板に従って脇道へ。今日は温泉には用がないので、そのまま奥に進むと、一応観光名所の立て札。
でも時間も押してるし、雨の中で【的様】見に行くのはイヤ(>_<) ここもスルーして先に進もう。
お? ようやくダートの姿だよ~ヽ(^o^)丿
ん~、【林道 三ケ瀬線】だったかな~? 看板も標識もないんだよね・・・。
でも、こんな感じでなかなかにイイ感じの道♪ 雨でちょっと道が掘られちゃっているけど、我がミニで何の心配もなく進めるね。
でも途中で、よさげな広場が地主さんに封鎖されてた・・・。
やっぱりゴミかな? いらんことする輩はこういう道に来ちゃダメ!
キャンプ場の手前に分かれ道。
右側は帰りに覗くことにして、まずはまっすぐ進んで、通せんぼのゲートまで行こうか。
たしか、ここから先が【林道 室久保線】のはず。
去年の秋に来た時には、すっごくイイ道だった。
でも、今回はちょっとどころでなく荒れた道になっていた\(◎o◎)/!
道が掘れてるどことか、うねりまくってる・・・(--〆)
ハッキリいって怖くなってきた・・・。
でもここまで来たら、せめてゲートの姿は拝んでおきたい。途中で少しだけフラットな路面もあったけど、やっぱりほとんどがガッタンゴットンな道。
↑こんな道は私の好きな姿のハズなんだけど、薄暗い中ではちょっと怖い・・・。
そして、大きな沢?崩れ?谷?のようなトコを回り込むように道が続く。
ここを抜ければゲートもすぐ。もうちょっとだ、頑張れ私!
ようやくゲートに到着。結構緊張して疲れた・・・。
ここから先は、横浜水道局が管理しているらしい道。
さて、さっきの分かれ道まで引き返そうか。
とはいえ、帰り道も同じ道を通るので、いらんスリルが満点( 一一)
分かれ道を入れば、すぐに別の林道の看板がお出迎え。
【林道 越路線】
ちょっとしたクロカンコースのような広場。みんなで来れば楽しい場所。
この広場の右奥に道が続いているけど、通せんぼだろうな~。
おぉ?通せんぼが開いてる\(◎o◎)/!
これは・・・、イッテもいいのだろうか? ここが通れるなら、R413へ完抜けしているはず。
開いているのだから、イッチャエ~!
などとイッテはイケナイ道だった・・・Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
狭いし、あちこちで崩れてるし、【室久保線】なんかよりずっと荒れている、いやガレている道・・・。
途中ちょっと開けた場所も、こんな天気だと怪しさ爆発!
その先もスリルなんて言っている場合じゃない道・・・。
オイオイ・・・、ここ、我がミニで抜けれるの?
下は砂地みたいだし、結構掘れてるトコも深いし、タイヤも車高もノーマルな我がミニ・・・。
途中でスタックしたり、カメになったりしたら万事窮す(--〆)
先を進むのも怖いが、あの道を上ろうとして失敗するかもしれないという気持ちのほうがもっと怖い私・・・。
これはもう思い切って下るしかない!
できるだけ溝をまたぐように、それでも我がミニが揺さぶられながら道を下る。
そして道が森の中に入ると、廃なクルマ・・・。ビビった~(>_<)
怖々と進んでいくと、沢を渡る道の姿。これは明るければとってもイイシチュエーションだろうな、とか思いながら沢を渡る。
沢を渡った先は、道を下ってきたことを思いっきり後悔する道のありよう・・・。
ガレた登り坂・・・。これがイヤで道を下ってきたのに・・・。
どうする? ここで引き返すか? ここでハマったらマジにシャレにならん。
でも、引き返すよりも先に進んで、一刻も早く道志みちに出たい。怖いけど、先に進もう。
と、決心しながらも、すぐにその決心が揺らぐ道が次から次へと出てくるね・・・。そんなに私と我がミニを虐めたい?
ここを抜けたら東屋があった。こんな薄暗いなかだと、めっちゃ怖いよ~。
フォトは撮りながらも、さっさと進もう。でも、フォトにある黒いシミってなんだろ?何か写っちゃった?
再び沢を渡ると、少しはまともな林道の道。

やれやれ、と多少肩の力が抜けたら、まだだと言わんばかりにトラップが出てくる。
うぉ!丸太で通せんぼ!!
これは、ワザとだよね・・・。もしかして、上の入口が開いていたのは、誰かがどけて閉めてなかったからか?
これも何とかどけて通り抜ける。
すると、いままで真っ暗な画面に寂しく自車位置を出していたナビに、待望の道の姿が映し出された♪
あぁ~、ナビにR413・道志みちの姿が出たよ~♫ もうすぐだね~。
もうすぐ普通の道に帰れる、という期待が持てたら、こんな姿もあまり気にならなくなってくる。なんと現金な私だろう(^_^;)
そして、ついに道が舗装路になった(^◇^)
いや~、助かった~ε~( ̄、 ̄;)ゞフー
これでもうハマリはないよね♪
なんて感じで、もうすっかり気が抜けてありがた~い舗装を走っていたら、今度はコーンと棒で通せんぼ・・・(--〆)
なんだ、こんなモンはこうだ!って横にずらして、ハイ失礼!
もうすぐ、もうすぐ生還できる!あと少しだ!
そしてこの道最大の難関が現れた~(@_@;)
エェエ~!ここでげーと~??? そりゃないでしょうよ~(>_<)
と思ったら、何かゲートに書いてある。
【解放厳禁】? 【開けたら閉じる】?
あぁ、これって獣除けのフェンスだ。そして、鍵はかかってなかった。よかったよ~(T_T) ここで鍵がかかっていたら、あの道をずーっとキャンプ場まで戻らにゃならんトコだった。
そして無事にフェンスを抜けて、林道の看板とともに我がミニをパチリ♪
そして、待ち焦がれた道志みちに戻ってきた~(^◇^)
もうここまでくれば安心だよね♪ あとは安全運転でお家に帰るのみ!
最後にダム橋に癒されて、コンビニで買ったお茶とオニギリに生き返った気分(^_^;)
と~っても心が疲れたが無事に生還、お家に着いた。
我がミニが、ノーマルなまんまで良く頑張ってくれたね♪ あらためてパジェロミニの実力に恐れ入りました。
いつも以上の長~いふらふらブログにお付き合い頂き、ありがとうございます(^^♪