2014シーズンも残りわずかとなりました。
あと1ヶ月もするとボクのすむ秋田は年によっては雪が降ってしまいバイクには乗れないシーズンにはいります。
今年は少なければいいけどな。。。
そんな時期ですが時はさかのぼり8月はお盆の話から・・・・。
自分が乗っているNS50R(通称らくだ)はタイヤのサイズが90/80の17インチです。
その辺をたくさん走っているカブと同じサイズ。
本来チューブ仕様なんですがバルブを変えてチューブレスで乗るのが定番です。
タイヤはダンロップのTT900とブリヂストンのBT39SSという2種類がレースに向いていて
ほとんどのライダーがグリップ力の高いBT39SSを選んでます。
このBT39SSですが・・・ボクの記憶では震災後の2011年頃からロットによって製品のバラつきが激しくなりやけに減るタイヤとなっておりました。
お盆に新協和カートランドで午後だけ使用したRrタイヤがこんな感じ・・・。
まぁオレ、ミニバイク界では体重重いですが・・・。
そんななか今年、ダンロップから密かにデビューしたレース用タイヤがありました。
東南アジア方面を中心にものすごく盛り上がっているアンダーボーンクラスというレースカテゴリー。
おおざっぱな言い方をすればスゲー速いカブみたいなバイクでホンダ・ヤマハそしてカワサキがしのぎを削っている選手権で使用するためにダンロップが本腰をいれて開発したKR410というタイヤです。
そのFr用タイヤがなんと我々のNS50Rと同じサイズなのでした。
シーズン終盤に試そうと思ってましたが、お盆の外れタイヤでBSに嫌気が差していたのと
最近成績が低迷していたので何か刺激が欲しかったので思い切って購入です!
ちょうどその頃、国内にはKR410の在庫がほぼ無くなってきており
たまたまAmazonで在庫があったので購入。
がははは☆ Amazonでタイヤを買うと、こんなクソみたいなムダ梱包できました。
普通むき出しで来るんだけどね・・・・。
もし合わなかったらイヤなのでBT39SSも1セット購入(タイトル写真)
これでテスト開始です!!!!
先にこのタイヤを実戦投入してSUGO西コースでSP17クラスのコースレコードを書き換えた先輩(通称:変態ライディングおぢさん)からアドバイスをもらっていた空気圧でコースインです。
ちなみに空気圧はBT39SSよりRrで0.4ぐらい多くしてます!
軽く皮ムキをして1周目でグリップの違いに驚きました。
とにかくグリップする!
でもタイヤの形状なのかグリップの強さ故なのか・・・アクセルオフでバイクが進むというか
タイヤが転がる感じはBTより全くないです。
そんなデメリットもありながらも自分のライディングスタイルにあっているのか
それほど乗れていなかったその日のタイムを2周目にして更新しました。
そんなこんなで先の新協和のレースとソレイユのレースは前後ともKR410で参戦しました。
ソレイユは自己ベストもだしたので結果的には良かったのではないでしょうか。
二つのタイヤのラウンド形状を比べてみると
こころなしかBT39SSのほうがとんがって見えます。
新協和のテスト、レース、ソレイユでのレースで使用したKR410
BT39SSにくらべ減りが穏やかです。つまり長持ちします!
ここまで書いてるとKR410が良いと思いますがひとつだけ欠点が・・
KR410を1セット買う値段で、BT39SSが3本買えてしまうという現実・・・・。
さぁ・・・あなたならどっちを選びますか?(笑)
ちなみに私のまわりの17インチ乗りは
自分のライディングスタイルとそれぞれの考え方でわかれるみたいですね。
関東の速いライダーたちFrにKR410、RrにBT39SSを選ぶライダーもいるとか。
そんな情報を耳にいれ自分も試してみたのですが
その話はまた後日ということで。
おしまい。
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Posted at
2014/10/18 00:07:12