レガ17年目初日のメンテ：スーパーチャージャーオイル・フィルター交換

2016年にHKSスーパーチャージャーGTS7040を追加してダブルチャージャー化した時から5年強スーパーチャージャーのオイル（トラクションフルード）は交換していません。

HKSは基本的にオイル交換を不要としていましたが、調べてみるとHKSスーパーチャージャーを後付けした場合にオイルを交換している情報がいくつか掲載されてていて、最近は。。

過去HKSスーパーチャージャー後付け後のオイル交換情報を見ると、やっぱりオイルが黒く汚れていることが示されていました。

まぁ当たり前ですが、金属部品がオイルを介しつつ接触駆動しているので、摺動部の極微細な金属片が発生してオイル内に混合して来ますので、それなりの期間が経過すれば『汚れる』訳で、交換は（正しく行われれば）不要と言われていても交換して状態が悪くなることはありません。


メーカーとしては交換不要、交換された方の情報ではオイルはかなり汚れているので交換推奨との両方を鑑み、『一度は交換しておこう』ということでHKS専用オイル(トラクションフルード）を購入しました。

もちろん交換するオイル自体が安価であれば何の抵抗もなく定期的に交換するのですが、このGTS/C専用トラクションフルードは800mLで税込定価29700円と非常に高価です。




どうせフルードを交換するならフィルターも交換しておかないと・・・と思い、後追いですが、専用オイルフィルター（コードNo.12002-AK015）も交換することにしました。
このフィルターもオイルフィルターなどと異なり、税込定価3850円と結構高価ですが、基本的に今回のみということで考えています。




11/7の9時半に作業実施。
スーパーチャージャーのオイルリザーバータンクの下にオイルフィルターがあり、まずバンパーを取り外し。



リザーバータンクの蓋兼レベルゲージでオイル容量を確認してから、リザーバータンクのオイルを抜き取り。リザーバータンクの古いオイルは少量で真っ黒でした。










リザーバータンクの底に泥っとした汚れが溜まっていたので、ブレーキクリーナーを使って薄めて吸い出しタンク内をキレイにしておきました。


次にスーパーチャージャー側に送るホースの途中をロッキングプライヤーで挟んでオイルが下に出て来るのを止めて、フィルターを外します








そして新しいフィルターを装着



新オイルをリザーバータンクに補給して、フィルター下からオイルが出てきたらホースを繋げ



リザーバータンクの戻りホース（赤丸）を外して、廃油ペットボトルへ



エンジンを掛けるとてスーパーチャージャーからリザーバータンクまでの古いオイルが出るので、リザーバータンクのオイルが無くなる前に、エンジンを停止。
また新オイルをリザーバータンクに補充してエンジンを掛けて止める、を戻りホースから出るオイルが透明になるまで繰り返します。



結局、オイルが透明になるまで700ml強は使ったのでリリースされているオイル量が800mlというのは妥当な線ということですね。

1分程度アイドリングし、たまに2000rpm強まで回してからエンジンを止め、オイルレベルとをフィルター部分の漏れがないことをチェックしてメインの作業終了。
事前に作業のシミュレーションしておきましたが、バンパーを戻して車を入れ替えで全て終了するまで2時間半掛かりました。



試走しましたが、ブーストの掛かり方が少し早くなり低回転でのトルクが増したような・・・。

まぁプラセボ効果かもしれませんが、真っ黒な廃オイルがキレイになっただけで精神衛生上よい感じです。