レガを新車として購入した時から装着していたナビゲーションシステム。
レガが17年目ですから、使用した年数も同じ17年目に突入しています。
運が良いのか、当時のPanasonicの品質が素晴らしいのか、基本的に近所や地元・通勤などナビを必要としないような道を運転する際にも電源は入れっぱなしで使っていますが、機器本体システムに大きな故障や不具合はありません。
数年に一度、地図DVDの読み込みが悪くなってエラーが出ましたが、DVD表面の汚れをキレイにするだけで治っていました。
この地図データDVDだけは(みんカラで振り返るともうそんなに前だったなぁという感覚ですが)ちょうど10年前に更新購入して使用していますが、年数回程度、遠出して不慣れな道を走るような時にも、特に不便を感じていた訳ではありませんでした。
しかし、17年間(365日24時間フル稼働ではありませんが)使い続けて不具合が出ない家電機器というとかなり奇跡的ですし、今年1月からは通勤で毎日(往復90分程度ですが)稼働していて、今後はいつ不具合・故障が出てもおかしくない状態のはず。
利便性の観点でこのまま使い続けることに大きな不満や抵抗がない一方、レガはもともと軽自動車に比べてロングドライブする目的で購入して、これまでもそうした使い方をして来ましたが、諸事情で昨年から延期している結婚30周年として夫婦での長距離ドライブ旅行も今年は計画していますし、来年以降も長距離ドライブ旅行をいろいろと計画してているという背景があります。
ナビがない時代に紙の地図を見ながらクルマ・バイクであちこち出掛けた実績と経験はそれなりに豊富なので特別大きな不安はないのですが、やはり遠出して不慣れな道を走る際にナビシステムに不具合が起きてしまったら旅行の快適性が大きく低下してしまいますし、新しい便利な道があるのに地図データが古くてわざわざ遠回りすることがあるのも事実。
今後高い確率で起こり得るリスクを避け、本来享受できる利便性を受けるだめに、ナビゲーションシステムをリニューアルすることにしました。
まず、2014年にアルパインのBIG Xシリーズから10インチモデルがリリースされた際に『大画面ナビいいな~』と妄想が止まらず、当然BP5は取り付け可能車種になっていませんでしたが、得意の?ワンオフ取り付けを考えてショップさんをいろいろ探して取り付けを見積もってもらったことがありました。
この頃、徐々に妄想がバイク復帰に傾き始めていたので大画面ナビの取り付け妄想は見積もりを取るという、実現の一歩手前の段階まで行って止まっていました。
その後、Panasonicからフローティングナビ(9インチ)が開発リリースされたことで大画面ナビの取り付けハードルが格段に低くなったことがあり、再び妄想が再燃。2~3年前からカー用品店で触って試したりしてDIYで導入しようと密かに狙っていた経緯にあります。
まぁ、今回のナビ更新は単に思い付きではなく、8年越しの妄想実現ということです・・・。
ちなみに、フローティングナビの発想は目から鱗な感じですが、ナビが普及する前のクルマはモニターをアームで支える方式でしたから、いわばモニターの大きさは7インチに縛られることはなかった訳で、ヒントは昔のクルマにあったということかもしれません。
で、いざ、どのナビを選ぼうかと調べて知ったのですが、Panasonicの後を追ってアルパインやケンウッドからもフローティングナビはリリースされていたのですね。
まず、妄想スタート時からの譲れない条件として『画面大きさは10インチ以上』があったので、最大9インチのケンウッドは脱落。Panasonicは10インチ・アルパインは11インチですが、画質なら有機ELのPanasonicが上。
最安値的にアルパインは19~23万台・Panasonicは15~16万台。10インチ前後の画面における1インチの差はそれなりに大きいですが、これまでの7インチ画面に比べれば10インチでも十分満足のレベルですし、1インチの差に4万円を支払うことは、コスパ的には???と感じました。リアビューカメラ=ドラレコ連動でリアビューカメラ兼用・ETCも2.0に更新したかったので、1インチ分のコストと+αはこちらに投入することにしました・・・。
★
3/24~4/4
で選んだのは
Panasonic ストラーダ CN-F1X10BHD
フローティングナビの取り付け車種が大幅に拡大されているといっても、CN-F1X10BHDの取り付け対象に車種に旧車に近いBP5は含まれていません。
ナビゲーションシステムを購入する際、普通は車種設定のあるものを選び車屋さんで取り付けてもらうと思いますし、車種設定がないものは選ばないでしょう。
ただ、フローティングナビは基本的に2DINナビが装着できるスペースがあれば、物理的に取り付け可能。BP5も普通に2DINスペースが確保されているはず・・・取り付けに問題はない…とこの時は思っていました。
まぁ、メーカーも15年以上前の古い車種でのニーズは殆どないででしょうし、取り付け適合を確認することはコスト的にも見合わないので、データがないのは仕方ないですね。みんカラ見ても、BP5に10インチナビを付けている情報は自分が探した限りありませんでした・・・。
もちろん、装着車種のメーカー確認がないと車屋さんに装着を頼んでも、まず断られますし、装着してくれるという店を探し出しても、リスクがあるのでそれなりのコストを要求されるはず。
ですので、ここは得意の?DIYですね(笑。
ネットで調べると、ナビ取り付けはメーカー説明書も充実していますし、それほど高度な配線知識やテクニックも不要です。もちろん内外関係なくレガ弄りをDIYで色々と挑戦して来ているので、ナビ取り付けは自分にとってハードルが低いですし、ネットで最安値ショップから購入することで、コストも低く抑えることが出来ます。
ちなみに、ブルーレイディスク再生機能が付いたBHDかDVDモデルのHDか、また前年モデルのCN-F1X10BLDも候補に挙げて比較検討しました。前年モデルに比べて最新モデルはナビ検索や地図表示切替の機能が格段に速くなっていること、BHDとHDの差額が1万円と大きくなく現在リリースされているブルーレイディスク再生可能ナビはPanasonicシリーズだけということ、この先もレガを維持り(長距離も)乗り続けるので購入時点で最上位機種にしておきたいこと、DIYで取り付けるので工賃が数万浮くこと、などからCN-F1X10BHDに決めました。
コロナやロシアのウクライナ侵攻などの世界的な出来事で半導体をはじめとするナビを構成する関係機器の生産・在庫・流通も不透明な状況が続きますし、7月に計画している上記の長距離ドライブには活用することを想定して遅くともGWには取り付けを完了したいと思っていたので、3/24にポチリ。
価格ドットコムで最安値推移も数日間気にしましたが、当たり前のことでリリースされてから2年間くらいは経過すればするほど価格は下がります。で、秋頃に機能改善された次年度モデルが出て、スタート価格が上がり、徐々に値段が下がるという同じことの繰り返し。
欲しいものが決まって購入できる資金はあるのに、数千円安くするために購入する時期を先送りしても、その時間は望むものを手に入れずに楽しめない時間で出来る。これは、すなわち人生の貴重な時間を無駄に過ごすことにも等しい・・・。
特にこの歳になると残された時間だってたっぷりある訳ではありません(80歳台までレガに乗れたとして30年弱)。つまり、買いたいものを買うと決めてポチッた時がベストな時期なんですよね。
ちなみに、3日間最安値をチェックして横這いとなり、最安値ショップの1つで発注しようとした直前に、おそらくそのショップの在庫がなくなってショップ情報が削除されたので、慌てて同じ最安値の別ショップで3/24に発注・入金を済ませたのですが、翌日には最安値・発注したショップの価格(最安値+1円)が一挙に約3700円もアップし、4/7にチェックしたら購入価格より下がってました・・・。
実はこのナビ自体をカー用品で見たり触ったりしないでポチってます(汗。
15万円以上の品を現物見ないで買うのはどうかとも思いましたが、これまでレガで16年以上ストラーダ、軽で10年以上ストラーダ、バイクで2年半ゴリラを使っていてPanasonicのナビに慣れ切っているのと、メーカーとしての信頼があったので、最新最上位機種であれば問題はないと判断しました。
それと、ネット購入する慣れというのでしょうか。最近買っている多くの品物は現物を見る機会が少なく、ネットで画像や動画を見るだけで判断していたことも多く、その延長線であったため、あまり抵抗がなかったのも事実です・・・。
さて、レガに装着していたドラレコはフロントだけを撮影するタイプで、これも確認すると7年も前の2015年導入だったかぁ~という感じ。運転している時間は当然稼働している訳で7年不具合なく来ていますが、7年経過しているとそろそろ不具合が出ても可笑しくありません。万が一の時にドラレコが稼働していないと意味がないので、ナビ更新に合わせて前後を撮影できるナビ連動型のドラレコCA-DR03HTDを導入することにしました。
レガはリアの見切りが悪い方ではないですが、以前からリアカメラは欲しいと思っていましたし、このドラレコはリアカメラをバック時のモニターカメラとしても使えるのでバックカメラを別に取り付ける必要がなく、ナビ画面でドラレコの設定やデータ動画をチェックすることも可能です。
ちなみに、レガに装着していたドラレコは、取り敢えず稼働に不具合がないので軽(既にフロントは装着している)のリアに装着することにします。
さらに、ETCもこの際なので連動型のCY-ET2505VDを導入しました。装着自体はこれも取説がしっかりしているのでDIYで問題ありませんが、セットアップだけは自分で出来ないので、セットアップ込みの最安値サイトを探してセットアップ手続きを経て入手しました。
取り付け機器一式が4/2までに揃い、4/4にもアップしましたが、誕生日間近だったので自分への誕生日プレゼント、という感じにもなっています(笑。
ナビの同梱パーツ一式
★
4/5~4/6
さて、取り付け本作業を4/9と4/10に計画し、その間に少しずつ取り付け準備を進めました。
作業の最大課題は多数ある配線の接続になりますので、これは購入する前から進めていましたが、ネットでナビ・ドラレコ・ETCの配線図や取説を調べ、配線接続の段取りを考えておきました。
で、車速を含めてナビ用の15PINハーネスを接続できるコネクターがBP5の場合ステアリング下のカバー内にあるとのことで、開けて調べるとマイレガには既にDrfiサブメーターのコネクターが接続されていました。
この場合、SUBARU純正のナビ接続用のれん分けハーネス(H0077AL000)↓を挟むと各信号線を簡単に分岐出来るので、Amazonで購入しました。
ちなみに純正のれん分けハーネスは古い順から末尾がAG021、AJ001、AL000の少なくとも3種あるようで、購入したAL000は最新のようですが、調べたところいずれもハーネスのコネクター形・PIN位置・コード色は変わらず、ナビには関係ないルームランプ・バックアップ電源の2つの信号線の有無(AG021だけが無)だけなので、どれでも問題なしのようです。
さらにETCやドラレコの配線(BATT・ACC・GND)も接続するのに、エーモンの分岐コード3セット入を2つ合計6セット購入しました。分岐コードは自作も出来ますが、安価だし自作するのも面倒なので・・・。
ただ、1セットだけはギボシのオスメスが合わないので、メス1オス2の1セットだけ4/6に自作しました。↓
また、ナビ・ドラレコ・ETCのGNDコード端部をギボシに変更しておきました。
のれん分けハーネスのBATT・ACC・GNDに分岐ハーネスを接続した統合ハーネス↓
ナビ用ハーネス2セット・ETC用ハーネス・ドラレコ用ハーネスをギボシで仮接続するとこんな蜘蛛の巣状態です(汗。↓
これ以外の配線として、音楽等を再生するための純正USB接続コードCA-LUB200D↓を購入。
また、ナビのアナログ映像出力コードは標準で付属してますが、ナビにHDMI出力端子もあるのでコードを繋げてグローブボックス内に控えておこうと思い、HDMIコードも購入しました。ちなみに、ナビ側の接続部が狭く太いタイプだど挿せないので、端部が細身のタイプにしました。
他に付属で、ナビには地デジアンテナコード・GPSコード・スピーカーコード、ETCにはセンサーコード・ナビ接続コード、ドラレコには前後カメラコード・ナビ接続コードがあり、接続配線の嵐です(汗。
★
4/7
取り付けるレガ側の準備を少し進めました。
まずステアリング下カバーを開けて
ナビ用コネクターとDefiサブメーター用コネクターの間に↓
用意したのれん分けハーネスを接続し、Defiメーターも正常に機能することを確認しておきました。
また、同日地デジアンテナをフロントウインドウの指定位置にに貼付しました。
また、ETCのセンサー取り付け位置を調整し、ダッシュボード横までコードの取り回しをしておきました。
本体取り付け、4/9・4/10に実施しましたので、別途アップします。