
本日よりついにスタートしましたねぇ。
機動戦士ガンダム00(ダブルオー)
早速ではありますが第一話のレビューを書いていきたいと思います。
え!?ネタばれは拙いって??
そんなの関係ねぇ!!
そんなの関係ねぇ!!
それでは逝ってみましょう!!
*これ以降ネタばれ発言があると思わなくもありません悪しからず…
西暦2307年。
化石燃料は枯渇したが、人類はそれに代わる新たなエネルギーを手に入れていた。3本の巨大な軌道エレベーターと、
それに伴う大規模な太陽光発電システム。しかし、このシステムの恩恵を得られるのは、一部の大国とその同盟国だけだった。
3つの軌道エレベーターを所有する3つの超大国群。「プラント」、「オーブ」「地球連合」…
各超大国群は己の威信と繁栄のため、大いなるゼロサム・ゲームを続ける。そう、24世紀になっても、人類は未だ一つになりきれずにいたのだ……。
そんな終わりのない戦いの世界で、亡きラクス・クラインの遺志を継ぎ「武力による戦争の根絶」を掲げる私設武装組織が現れる。
モビルスーツ「ガンダム」を所有する彼らの名は、ラクシズ。
ガンダムによる全戦争行為への武力介入がはじまる。
───アスラン大尉、アルテミスが地球に向けて加速しました。

「このアルテミスが、地球に落ちるのを阻止できなかったとは…ちぃっ!まだ援護がいた?キラか!」
───大尉、危険です!
「かまわん、このまま出る!」

「このキラ・ヤマトが地球圏にすむラクスを否定した愚か者どもを粛正する!」

「なんでこんな物を地球に落とす? これでは、地球が寒くなって人が住めなくなる。核の冬が来るぞ」

「地球に住む者は自分達の事しか考えていない、だから抹殺すると宣言した」

「エゴだよ、それは」

「俺達と一緒に戦った男が…なんで地球つぶしを!?」

「地球に残っている連中は地球を汚染しているだけの、重力に魂を縛られている人々だ。世界は、人間のエゴ全部は飲み込めやしない!」

「人間の知恵はそんなものだって乗り越えられる」

「…ならば、今すぐ愚民どもすべてに英知を授けてみせろ!」

「お前を殺ってからそうさせてもらう!」

「うぉぉぉぉぉぉぉおお!!その首、もらったぁぁあ!!」

「やめろ!シン!!そいつには!!」

「いいか!貴様のおかげでマユは死に、おまけにオヤジとオカンも爆死!俺は貴様を追ってきてこのザマだ!貴様に笑われる筋合いはない!」

「フッフッフ… この雑魚が。ホザきよるわ」

「
俺のこの手が光ってうなる!お前を倒せと輝き叫ぶ!くらえ!愛と怒りと悲しみのォ!必っ殺ぁっ!シャーイニング・フィンガーーー!!」

「やめてよね。本気でケンカしたら、僕にかなう筈ないだろ!
糞ボケシスコンの主人公もどきが!!」


「うわぁぁっぁぁっぁぁっぁっぁあああ!!」

「シン!!!!!」
・・・幕間・・・

「…ラクス?キラと俺を、一緒くたに自分のものにできると思うなよ」

「意識が永遠に生き続けたら拷問です。私はあなた方を見ていたいだけ」

「それはエゴだ!」

「私は永遠にあなた方の間にいます」

「キラは否定しろ」

「彼は純粋よ」

「純粋だと?…くそ、まただ。また同じ夢を見た…」
一方、ラクシズ軍。

「このコロニー、ヘリオポリス2は、かつての戦争で崩壊したヘリオポリスを繋ぎ合わせて建造された、きわめて不安定な物である。それも、過去の宇宙戦争で生まれた難民の為に急遽、建造された物だからだ。しかも、地球軍政府が難民に対して行った施策はここまでで、入れ物さえ作ればよしとして、彼らは地球に引きこもり、コーディネイターに地球を解放することはしなかったのである。かつて私の義父シーゲル・クラインがコーディネイターの進むべき道を示そうとした時、父シーゲルはザラ家に暗殺された。そしてそのザラ家一統はザフト軍を騙り、地球に戦争を仕掛けたのである。その結果は諸君らが知っている通りである。
それはいい。
しかしその結果、旧ザフトは増長し、地球軍の内部は腐敗し、オーブ首長国連邦のような反地球軍国家を生み、新生ザフトを騙るギルバート・デュランダルの跳梁ともなった。これが、難民を生んだ歴史である!ここに至って私は、人類が今後、絶対に戦争を繰り返さないようにすべきだと確信したのである。それが、アーモリー1(の残骸)を地球に落とす作戦の真の目的である。これによって、地球圏の戦争の源である地球に居続ける人々を粛清する!」
───おおーっ
───大佐ーっ
───地球圏の救世主だー!
───ジーク、ジーク、ジーク、ジーク!

「諸君、みずからの道を拓く為、難民の為の政治を手に入れる為に、あと一息、諸君らの力を私に貸していただきたい。そして私は、羽クジラのもとに召されるであろう!」
───おおーっ!!
・・・幕間・・・
アーモリー1(の残骸)を廻る最後の戦い…
宇宙(そら)に散っていく数多の命…
再び相見える両雄…

「やめろ!もうやめるんだ、こんな戦い! 本当に滅ぼしたいのかキラ!!全てを!」

「アスラン!地球上に残った人類など、地上の蚤だということが何故分からない!!」

「くそ!こんなことをしても戻るものなど何も無いのに!」

「ラクスが死んだ時のあの苦しみまだ引きずってるんだ…なら存分に思い出せ!」

「情けない奴ッ」

「なに!?君こそ、その力を無駄に消耗していると、なぜ気づかない!」

「なにが!?」

「これが定めさ。知りながらも突き進んだ道だろ?それでも君には見えない この世の闇の全てはね 。正義と信じ、分からぬと逃げ、知らず!聞かず!その果ての終局だ!もはや止める術などない!そして滅ぶ、人は!滅ぶべくしてね!」

「そんな理屈!」

「それが人だよ、アスラン」

「違うっ!人は、人は、そんなものじゃない!」

「なにが違う?何故ちがう!この憎しみの目と心と、引き金を引く指しか持たぬものたちの世界で、なにを信じ、なぜ信じる!?」

「それしか知らないくせにー!」

「知らないさ!所詮人は己の知ることしか知らない!まだ苦しみたい?!いつか…いつかはきっとと!そんな甘い毒に踊らされ、いったいどれほどの時を戦い続けてきた!?人が数多もつ予言の日だ!」

「そんなこと!」

「それだけの業、重ねてきたのは誰だーッ!?」

「それでも…守りたい世界があるンだー!」

「アスラン…君さえいなければッ…!僕は、僕は君の存在を断固として拒否する!!」

「これが望みかァ、キラ!!」

「僕のじゃないさ!これが人の夢、人の望み、人の業! 他者より強く! 他者より先へ! 他者より上へ!」

「ふざけるなッ」

「競い!ねたみ!憎んで! その身を喰いあうッ!!」

「勝手な理屈だ、思い通りになどっ!」

「既に遅いさ、アスラン!僕は結果だよ。だから知る、自ら育てた闇に食われて人は滅ぶことをー!」
「月光蝶である!!」
…そして、まき散らされたナノマシーンによりすべての文明は崩壊、僅かに残された人類は永劫の闇の時代を生きることになる…
~FromSEED00 to∀~
というわけで…、これにて…
機動戦士ガンダムSEED
00は終了です。
次週からは新番組
「それいけ!ぼくらのガンダム種死!!」がスタートします。
お楽しみにね!!