スバル、欧州市場に投入する水平対向ディーゼルを日本にも導入
富士重工業は、来年にスバル誕生50周年を迎えるにあたって、今後のスバルの環境対応技術、安全技術に関する取り組みなどを発表した。
これによれば、同社が今後行なっていく取り組みで優先順位が高いのは「環境対応」。今後も、より燃費のよい、CO2排出量の少ない、排出ガスがクリーンな、自動車を開発することが自動車メーカーに課された責務との考えを明らかにした。
同社独自の水平対向エンジンは、現在、全車種で国内2010年燃費基準を達成しているが、2010年には小型車に最適な性能とコストを両立させた新世代の水平対向エンジンを実現。小型車のトランスミッションにおいては、水平対向エンジンと組み合わせられる、燃費と快適性を大幅に改善する新たなCVTを開発し、2009年から順次搭載する計画。
水平対向ディーゼルエンジンについては、来年、乗用車用の水平対向ディーゼルエンジンを、レガシィへの搭載を皮切りに欧州市場に投入。同ディーゼルエンジンのCO2排出量は同じ排気量のガソリン車と比較し約25%削減させるという。
また、市場で機が熟せば、2010年代前半には米国や日本にも導入を図る考え。
なお、スバルの提案するもう一つの次世代カーである電気自動車(EV)については、現在40台のR1eが実際の交通環境の中で実用試験中とのこと。導入計画としては、2009年に年間100台程度の規模で販売をスタート。
3~4年のうちに200万円レベルの価格を実現させ、年間数万台以上の販売を確保できれば、二次電池の価格が大量生産で大幅に下がり、販売価格は、早ければ2010年代の半ばに150万円を切ると見込んでいる。
安全技術では、横滑り防止装置(VDC)の拡大展開、標準搭載化を進めていくほか、独自のステレオカメラ技術でクルマの前方環境を広範囲に認識し、事故を回避ないし被害低減を図る「次世代ADA(アクティブ・ドライビング・アシスト)」を普及させるために、従来の商品に比べ原価でおおよそ半額を実現。来年のレガシィに搭載する予定。そして遠くない将来に軽自動車にも設定する考えを示した。
ほう…、2010年ということはレガシィのフルモデルチェンジ(又はそれ以降の車種追加)で搭載されるということか…。インプレッサには…、流石にないかな?新型フォレスターにはもしかしたら後期型当たりで出てくるかもしれない。後は…可能性有りと言えばエクシーガか?
電気自動車の方も魅力はあるけど…軽がベースになっちゃうのか…。
今のスバルには660CC 以上1490CC以下の車ってないからね。欧州出てているジャスティ(某パッソ&ブーン)が日本でも出れば違うんだろうけど…。
某社の小型車が売れなくなる
ということであえて出せないのかねぇ・・・。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2007/12/26 20:17:07